So-net無料ブログ作成
検索選択
前の10件 | -

岐阜県現代陶芸美術館「土の冒険のぼうけん」展 [美術]

9月1日(木)に行ってきた展覧会ですが、
とても素敵だったので、感想を書いておきます。

岐阜県現代陶芸美術館
「こじまひさやの
 土の冒険のぼうけん」展
MagicalMiracleCeramic.jpg

私は岐阜県美術館の後援会員なので、3,000円の年会費で、
岐阜県美術館だけでなく、岐阜県現代陶芸美術館の企画展も
1回ずつ無料で見ることができるんです!
(なんておトクなんでしょう!! 誰でも入会できます。)

前回、岐阜県現代陶芸美術館へ行ったのは、6月5日(日)
「セラミックス・ジャパン」展
「リフレクション」展を見ました。

その時に、次回の企画展として、このチラシをもらったんですけど、
夏休みの子供向けの展示かと思ったんですよね。

MagicalMiracleCeramic-2.jpg
ちゃんと、チラシ裏面に、
虚と実の狭間にある「臨界点(=クリティカルポイント)」を求めて制作を続けてきた現代美術家・小島久弥(こじまひさや/1957年名古屋市生まれ)。 本展では当館の所蔵品を中心に、小島久弥と2003年より制作をともにする江藤莅夏(えとうりか)のユニット「W.N.project」による共同演出で、やきものの新しい鑑賞スタイルを提案します。
形態や釉薬の景色を意識させる仕掛け、普段の美術館ではみられない展示方法など、観る者が驚きや発見を体感できるインスタレーションが満載です。光と影、映像や音響を駆使してつくり上げた、マジカルでミラクルなセラミックの世界を、ぜひお楽しみください。

って紹介してあるんですけど。

なので、会期末の9月4日(日)が迫ってきて、バタバタしていたこともあり、
見に行くのあきらめようかなとも思ったんですが、
ツイッターで評判が流れてきていたので、
パートが休みだったこの日、ちょっと遅くなったけど出かけました。
岐阜県現代陶芸美術館へ着いたのが3時くらいになりましたが、
ここ、6時まで開館しているので朝の遅い私にはありがたいです。

受付で岐阜県美術館の後援会員証を見せると、
出品リストと「ぼうけんパスポート」って小冊子がもらえました。
2016-9-25-(36).jpg

ロビーのこの展示のみ撮影可
2016-9-1-(11).jpg

消防士のようなスーツは、陶芸家の鯉江良二さんの耐火スーツだそう。

やきものを焼いている最中に
茶碗を窯から外に引き出し、
水につけて冷やすと
上薬に含まれる鉄分が黒くなり
引出黒茶碗ができあがります。
陶芸家の鯉江良二さんは、耐火スーツを着て
この引き出しを行います。

(「ぼうけんパスポート」より)

展示室の入口の左上には、焼き物の人形たちが取り付けられ、
上からのライトで影が長く伸びています。

最初の展示室に入って驚きました!!
清水六兵衛《CERAMIC CIRCLE'86》が中央に置かれ、
ライトがゆっくりと上下しています。
sunsetsunrise.gif
(あくまで私の印象で作ったGIFアニメ)
《Sunset Sunrise》
焼き物の隙間がまるで遺跡の影のように伸びたり縮んだりして、
太陽が昇ったり、沈んだりするように見えます。

うわー!! なんて素敵な現代アートインスタレーションなんでしょう!!
これ、8月28日(日)に行ったあいちトリエンナーレより私の好みかも!!!

2016-9-25-(37).jpg
次が《Breath of Craza(釉の囁き)》
小川待子《K-2000》が台の上に展示され、
微かな音がしています。窯からやきものを出した後、
冷える時に、ひび割れて出る音だそう。
作品のくぼみにたまった釉が氷のようにも見えました。

続く展示室の中央に、ケースにいっぱい
乾燥したシロツメクサが詰まっています。

江戸時代、オランダから
さまざまなものがやってきました。
その時、品物を守るため
すき間に詰められていたのが
シロツメクサです。


壁の展示ケースには、
三島喜美代のマンガ雑誌をやきもので作った《Comic-07》や、
八木一夫《頁1》
西村陽平の本を焼成した作品、
荒木高子《頽廃の聖書》など、
本をモチーフにした作品が並んでいました。

それから、色が分かれているような壺や皿の展示がありました。
清水卯一《青磁鉄彩壷》や、
バーナード・リーチ《抜絵巡礼文皿》が良かった。

次の展示室が素晴らしかった!!
高い吹き抜けから、フーコーの振り子のように
ゆっくりと揺れているのは、阿曽藍人の《土の玉》
玉の影が広い展示室の壁をゆっくりと動きます!!
阿曽藍人・小島久弥のインスタレーション《Gravity》
Gravity.gif
(あくまで私の印象で作ったGIFアニメ)
横に、どれもかなり大きい球体の作品――
カルロス・カルレ《球体》
阿曽藍人《土の玉》
アレッショ・タスカ《裂け目のある大きな球体B》
金子潤《UNTITLED,1995》
――が並んでいるのも素敵だった!!

小島久弥の映像(?)作品《IN⇔OUT》(この作品のみ豊田市美術館蔵)は、
私にはよくわからなかったんですが‥‥
暗い草むらの中を照らす懐中電灯の光の映像。
スクリーンの前に透明な球が置かれていて、
スクリーン側から光が照らされて、球の影ができます。
懐中電灯の光は映像=虚だけど、球を照らす光は??

展示ケースをよく見たら、水が満たされているではありませんか!!
水の中に展示されているのは、大石早矢香《秘めりんご》
体の一部のような形も見えて、エロティックな雰囲気が、
水の中でさらに妖しいです!!
時々小さな泡が出るのもいいなぁ!!!

この記事を書くために小島久弥について調べたら、私、
金沢21世紀美術館「レアンドロ・エルリッヒ―ありきたりの?」展
に行った時に、《男は海水のなかをダイビングしている》って
作品を見たことがあるって気がつきました。
ワイングラスの中の小さな人形に、たまに気泡が出てくるのが
面白かった。

それから、以前の「きになるかたち」展とかでも見た
田嶋悦子や重松あゆみなど、不思議な面白い形の作品が並んでいました。
チラシ裏面の右側ちょっと妖しい不思議な形が、田嶋悦子《ポリープ》
左側の古代の不思議な形のようなのが、ユン・ドン=ナム《無題》

そして、薄暗い中にマイセンの燭台があり、
19世紀、夜、部屋の明るさはこれくらいだったと。

最後の部屋には、オルゴールの子守歌のメロディが流れ、
マイセンの猿の楽団の人形たちが輪になって並んでいます。
真ん中に映写機(?)があってゆっくり回転しています。
猿の楽団の映像が壁に映され、反対側には映写機からの光で影が映り、
部屋の中を回っています。見ている私の影も壁に映ります。

面白かった!! この展覧会、見逃さなくてよかった!!
こんな素敵な展覧会をほぼ独り占め状態で見せてもらって、
すごく贅沢な気分でした。
(ここ、なかなか素敵な展覧会やってるんだけど、
 車がないと‥あっても?‥不便な場所なんですよねー)

そして屋外に展示されていたのが、鯉江良二《雨/陶←→土》
2016-9-1-(23).jpg
手入れがされてないプランターが置いてあるのかと思ってしまうんですが、
2016-9-1-(12).jpg
「鉄製の箱に、植物の種子を含む土を詰め、そこに岩石を乗せて
焼いています。屋外に置かれ、雨にあたるうちに、土の中の焼け残った種子が
芽を出しました。(後略)」と説明がありました。

磯崎新(いそざきあらた)設計の岐阜県現代陶芸美術館が入っている
セラミックパークMINOの中庭の滝に、
阿曽藍人《土の玉》が7点置かれています。
2016-9-1-(15).jpg

それぞれかなり大きな球体です。
2016-9-1-(16).jpg

一つずつ風合いが違います。
2016-9-1-(19).jpg
2016-9-1-(22).jpg

--オマケ--
ポケモンGOで、こんな写真が撮れちゃいました。
阿曽藍人の土の玉とコラボしている? ハハハ
2016-9-1-(13).jpg

ついでに、岐阜県現代陶芸美術館、ポケモンGOのジムに
なっているんですが、ポケモンがいないジムなんて、はじめて見ました!
(ウチの近くの、ここ一般人は入れないんじゃ?ってジムにだって、
ちゃんとポケモンいるんですよ)
2016-9-1-(14).jpg

岐阜県現代陶芸美術館: http://www.cpm-gifu.jp/museum/

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

あいちトリエンナーレ2016 (5) 名古屋市美術館・長者町 [美術]

9月15日(木)、パートが休みだったので、まだ見ていなかった
あいちトリエンナーレ2016の名古屋市美術館へ行きました。

名古屋市美術館前では、岡崎の籠田公園でもやっていた
ジョアン・モデ(Joao MODE)の《NET Project》が行われていました。
2016-9-15-(5).jpg
2016-9-15-(6).jpg
岡崎の方が盛り上がっているように感じたのは、
岡崎は日曜で、こちらは平日だったせいかな。

岡崎の籠田公園のことはこちらの記事に:
あいちトリエンナーレ2016 (3) 岡崎エリアその1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-16

前回、名古屋市美術館へ行ったのは‥‥
「藤田嗣治展」は行ってないので
「麗しきおもかげ」展、その前は「ラファエル前派展」でしたが、
その時に閉まっていた入口のチケット売り場が
ちゃんと開いてるんだけど、人はまばら。
もちろん平日ってのもありますが‥‥

チケットを見せて入ります。
最初の展示が、岡部昌生(OKABE Masao)のフロッタージュ。
愛知芸術文化センター8階で、広島や福島の木の
フロッタージュ作品を展示していたけど、名古屋市美術館では

《被弾痕のある公益質屋遺構 沖縄 伊江島1929/1945》
2016-9-15-(9).jpg

上《公益質屋遺構 貫かれた内部壁面の被弾痕-1 沖縄 伊江島》
下《公益質屋遺構 貫かれた内部壁面の被弾痕-2 沖縄 伊江島》
2016-9-15-(8).jpg

次の展示室は撮影禁止だったし、はっきり言って、
なにこれー??ってカンジだった。
展示室がすごくガランとしたカンジだし。

ジョヴァンニ・アンセルモ(Giovanni ANSELMO)の彫刻?
《星々が1スパン近づくところ》は、
文字が刻まれた四角い石が並んでいるだけ。
「触らないで」ってのは当たり前の注意だけど、
「座らないで」ってあったのには笑っちゃった。
確かに、展示室の腰掛けのようにも見える。

アブドラ・アル・サーディ(Abdullah AL SAADI)
西瓜を山に見立てた、スイカ色の山の絵。うーーん
‥‥なんか小学生が描いたような‥‥って思っちゃった。
動物の骨で作ったという、不思議な生き物の骨のような
造形もあったけど、うーーん。

マウロ・レスティフェ(Maueo RESTIFE)の写真
粒子の粗いモノクロ写真が並びます。

階段室へ出ると、ピカピカしたライトと音と。
小杉武久(KOSUGI Takehisa)の作品
《イルミネイティッド・サマーⅡ》

2階の展示室には陶の柱が4本立っています。
マリアナ・カスティーリョ・デバル(Mariana CASTILLO DEBALL)
菱形が積みあがっているようなのは《ひし型》
歯車が積みあがっているようなのは《機械の柱》
《トカゲのキス》《蛇》ってそのままのタイトルで、
4本合わせて《誰が空間を測って、時間を教えてくれるの?》って
作品なんだそう。公式ガイドによると、
長いリサーチ期間を経て実現されるプロジェクト」で、
考古学、自然科学、テクノロジーを横断しながら、場所に起因する歴史的なモノの価値の再解釈を試みる。
そうです。ふーーん。

モンゴルのノミン・ボルド(Nomin BOLD)の絵は、
ポップな仏教絵画ってカンジ。

多田友充(TADA Tomomitsu)の絵は、あまりに単純すぎて、
何が何だか‥‥

佐藤克久(SATO Katsuhisa)の絵は多田よりはカラフルだけど
良さがよくわからないなぁ‥‥

階段にも作品があった小杉武久の、
テーブルの、微かな音や振動を出すものに
シートがかぶせられた作品とか‥‥うーーん??

名古屋市美術館、1階、2階の展示はあっという間に鑑賞終わってしまいました。
私の心には全く響かなかったなぁーって。

地下1階にもトリエンナーレの作品があるとのことで行くと、
台湾の 賴志盛(ライ・ヅーシャン LAI Chih-Sheng)の展示室。

ゴミが散らばっているような部屋の壁に、
2016-9-15-(10).jpg

鑑賞者が歩くことができる足場がぐるりと作られています。
2016-9-15-(13).jpg

足場はかなり狭く、落ちそうな不安感を感じながら、
横向きで歩くことになります。一方通行です。
2016-9-15-(15).jpg

いつも部屋の中から壁の作品を鑑賞しているので、
ちょっと新鮮な体験でした。
(部屋の中も、作品に触れなければ歩いてもいいそうです)

名古屋市美術館を出て、長者町会場の喫茶クラウンへ。
喫茶クラウンは、2010年、2013年のトリエンナーレでも会場の一つ
だったんですが、日曜が休みなので、私今まで行ったことがないんです。
時間も他の長者町会場は11:00~19:00なのに、12:00~17:00なので、
行ける時に行っておこうと。

昔懐かしい雰囲気の喫茶店。「純喫茶」ってのも時代だなぁー。
2016-9-15-(19).jpg

今村文(IMAMURA Fumi)の作品が展示されています。
私、愛知県美術館の「芸術植物園」展で今村文の作品
初めて見ました。(ブログに感想が書けてないですが、
2015年9月3日(木)と13日(日)に見に行ってます。)
2016-9-15-(20).jpg

レトロな店内。
2016-9-15-(24).jpg

壁に今村文の作品が飾られています。
古代エジプトの棺の装飾にも使われた「蜜蝋画」という技法で
描かれた花を切り取ったもの。
2016-9-15-(23).jpg

ブルーの絵は2010年のトリエンナーレでの浅井祐介の作品。
その周りに今村文さんの作品が飾られています。
2016-9-15-(22).jpg

鑑賞だけでも入っていいそうだけど、せっかくなので、
アイスコーヒーを注文して一休み。
飲み物全て500円は、このあたりの喫茶店としては高いかなぁ。
(おつまみも付いてないしww)
2016-9-15-(21).jpg

喫茶クラウンを出て、近くの堀田商事株式会社のビルへ。
2016-9-15-(35).jpg

1階には、ディアンドデパートメントプロジェクト
2016-9-15-(25).jpg
愛知芸術文化センター8階に、デザインに注目した観光ガイド
『d design travel』が展示されていました。

ここでは愛知県のグッドデザインが展示されています。
蒲郡クラシックホテル
2016-9-15-(26).jpg

名鉄犬山ホテル
2016-9-15-(27).jpg

1階奥は教室のようになっていましたが?

2階はN-73コラムプロジェクト
「コレクティブ・アジア―オキュパイ/生存権/ユーモア」
アジアの地図などありました。

3階はアドリアナ・ミノリーティ(Adriana MINOLITI)の展示。
公式ガイドブックに「幾何学的エロティシズムで問題提起」
とかって説明がありましたが(それ、後から読みました)
2016-9-15-(28).jpg

私には、パネル横の猫のクッションとか、
2016-9-15-(29).jpg
壁に貼られた猫の切り抜きとか、
部屋全体や扇風機までもが薄いモスグリーン色だったりすること
しか覚えてないですねぇ‥‥
2016-9-15-(30).jpg

レトロな階段を上って4階へ入ると‥‥
2016-9-15-(34).jpg

うーーん、これはゴミ部屋??
2016-9-15-(31).jpg

だらしのない美大生がここで寝泊まりしている?
2016-9-15-(33).jpg

大木裕之(OKI Hiroyuki)の展示なんだそうですが‥‥
2016-9-15-(32).jpg

堀田商事株式会社のビルの向かいのコンビニ駐車場には、
「都市の木質化プロジェクト@長者町会場」の一つとして、
愛知県産の木材を使った休憩施設「水舟」が設置されていました。
船縁に腰掛けて、足湯ならぬ、足を水につけて涼をとれるそう。
8月の暑い時なら気持ちいいでしょうね。
2016-9-15-(36).jpg

え? 吉田商事株式会社のハッサン・ハーンの展示ってこれだけ?
オマケの絵が変わるシールの巨大版ってカンジなんですけどー。
岡崎シビコで音楽の展示やってた人と同じ人とは思えない‥‥
2016-9-15-(39).jpg

八木兵錦1号館の山田亘の展示もこれだけ??
2016-9-15-(37).jpg
「大愛知なるへそ新聞」
2016-9-15-(40).jpg

八木兵6号館の1階は、白川昌生(SHIRAKAWA Yoshio)の展示
ウィンドーに「ツルカメ商店」と、
らくだのマークに「メリヤス 莫大小下着」の垂れ幕(?)
シャチホコの作り物もインパクトあります。
2016-9-15-(71).jpg

中に入ると「月の砂漠」の童謡が流れています。
手紙などが展示されて、奥には、
ダンボールの箱が積まれ、肌着が吊るされているという、
繊維問屋街のこのあたりらしい光景です。
2016-9-15-(43).jpg
2016-9-15-(59).jpg

え!? 大杉栄の手紙?? これってホンモノ?? すごくチャチな字で、
紙など新しいみたいだけど‥‥???
隣の懐かしい雰囲気のシャツは「松坂屋で販売されてた『らくだ』」って
2016-9-15-(57).jpg

受付前のベンチに『らくだをつくった男 長者町物語』って
白川昌生さんが書いた小冊子が読めるようになっていました。
らくだの下着の成り立ち‥‥え!? そうなの?!って思っちゃったけど、
(だって、大杉栄や、台湾総督府長官の後藤新平も出てくるんですよ)
どうやらこれはフィクションなんですよね。

「らくだをつくった男」が、らくだが出てくる「月の砂漠」の歌が大好きで、
「金と銀との~」って歌詞から、シャチホコも金と銀にしたほうがいい
ってことで、銀のシャチホコを作ったとか。
2016-9-15-(42).jpg

現在の経営者はアートコレクターで、白川昌生さんの作品も
コレクションされている、ってことで展示されていたのが、
2016-9-15-(41).jpg
なんとも‥‥カップヌードルの塔の上に便器に座った考える人‥‥
インパクトはすごくあります。

2階に上がると、佐藤翠(SATO Midori)の展示。
あ、8月28日(朝)放送の日曜美術館でも取り上げていたなと。
2016-9-15-(44).jpg

鏡に描かれているので、光が床に反射してきれいです。
2016-9-15-(45).jpg

別室では、鏡の棚に作品が置かれていました。
2016-9-15-(48).jpg

3階は喫茶クラウンにも展示されていた今村文の展示。
2016-9-15-(49).jpg

私、巨大な押し花風の作品は見たことがありましたが、
蜜蝋で画面全体を埋め尽くす絵も、装飾的で私の好みです。
2016-9-15-(50).jpg
2016-9-15-(52).jpg

2階が黒を基調にした展示室だったのに比べて、
3階は白が基調で、大きな窓から外が見えるのもいい。
2016-9-15-(51).jpg

とても気持ちのいい空間になっていました。
2016-9-15-(53).jpg

まだ長者町会場の全てを見てないのですが、地図を見て、
損保ジャパン日本興亜名古屋ビルの大巻伸嗣の作品を
見に行くことにしました。

思ったより距離ありましたが(長者町の地図とは縮尺が違うww)
立派なビルです。
2016-9-15-(68).jpg

入口は正面玄関ではなく、東側。
大巻伸嗣デザインの痛車が目印です。
2016-9-15-(67).jpg
15分の入れ替え制ってことで、スタッフに注意書きをもらって
列に並びました。私、岐阜県美術館「第8回 円空大賞展」
ミケランジェロの模刻がある多目的ホールで、空気の流れで巨大な
白い布が舞う大巻伸嗣《Liminal Air Space-Time》を見て、
すごく素敵だなって思ったんですよ。
そこでパイプオルガンのコンサートがある日も見に行ってしまいました。
岐阜県美術館「円空大賞展」パイプオルガンコンサート

今回初の試みとして黒い布を使った《Liminal Air》ってことで、
期待したんですが‥‥うーーん。15分は長いんじゃないですか?
10分くらいでも十分でしょう。(あ、洒落じゃないです)
入替制だから、何か最後にクライマックス的なものがあるのかなって
思って見てたけど、「ハイ、15分になりましたので‥‥」で終わり。
正直、途中で眠くなってしまった。

その後、戻って展示を見ましたが、駆け足だったので
見落とした会場があったり‥‥学書ビル見てないし、
旧明治屋栄ビルは行ったけど1階を見落としてるし、
中央広小路ビルを見てない‥‥
やっぱりもう一度名古屋に来てゆっくり見ようと思います。

でも、今回の名古屋市美術館や長者町会場、
あんまり面白くなかったなぁーー岡崎の方がずっと良かったとか思いつつ。

ここまで見たら、全部見てブログに書かなくちゃ!
その前に豊橋も行かないと。


あいちトリエンナーレ2016のレポート記事:
あいちトリエンナーレ2016 (1) 愛知芸術文化センター10階
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-04

あいちトリエンナーレ2016 (2) 愛知芸術文化センター8階
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-05

あいちトリエンナーレ2016 (3) 岡崎エリアその1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-16

あいちトリエンナーレ2016 (4) 岡崎エリアその2
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-17

あいちトリエンナーレ公式サイト: http://aichitriennale.jp/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

あいちトリエンナーレ2016 (4) 岡崎エリアその2 [美術]

9月11日(日)、あいちトリエンナーレ2016岡崎エリアを
見に行ったことの続きです。

前記事で、東岡崎駅ビルと石原邸のことを書きました。
あいちトリエンナーレ2016 (3) 岡崎エリアその1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-16

それから、2013年のトリエンナーレでも会場になっていた
岡崎シビコへ。
2016-9-11-(84).jpg

トリエンナーレの案内所などもある入口を通って、
エスカレーターの横には、オカザえもんのパネルもありました。
2016-9-11-(117).jpg

レトロ感がものすごくいい、シビコの冊子と
(そうかー、シビコのオープン時には
ガラス張りのエレベーターなんかもあったんだ!!)
IMG_0347.jpg
オカザえもんじゃなくて「オカザえんぬ」が籠田公園の
ネットプロジェクトをやっている表紙の岡崎のフリーペーパー。
ナゼか娘がバイトしているコンビニまで紹介しちゃうご隠居さんの
みちくさツアーの記事が面白かった!
次はぜひ「喫茶 丘」へ行かなくちゃ!!

2階の休憩スペースはこんなアートな雰囲気。
2016-9-11-(85).jpg

普通(トリエンナーレではない)の写真展も行われていました。
『地球は生きている』鈴木毅写真展9月2日(金)~9月30日(金)
2016-9-11-(86).jpg

ちょっとわかりにくい場所にあるエレベーターで6階へ上がると
おお、なんか迫力です。
2016-9-11-(87).jpg

O-15コラムプロジェクト
「トランスディメンション―イメージの未来形」

デジタルの潮流の中で、大転換期を迎えている「写真」の
未来――「次元」の問題、ポスト・インターネット時代における 写真の3D化シンドローム――とかって説明はありましたが‥‥

ディレクター:後藤繁雄
参加作家:赤石隆明、ルーカス・ブラロック、勝又公仁彦、小山泰介+名和晃平、横田大輔

で、この大量の紙屑(?)の山は何??
横田大輔(YOKOTA Daisuke)の作品らしいのですが。
2016-9-11-(97).jpg
鏡に映って会場がさらに広く見えます。

ルーカス・ブラロック これも写真??
2016-9-11-(90).jpg

勝又公仁彦(KATSUMATA Kunihiko)の映像
乙川の上流で石を採取している場面。
スクリーンの前に石が置かれていて、石にも上から映写されていて、
水の中にあるように見えたのが趣があった。
2016-9-11-(91).jpg

スクリーンの反対側には、街の光が多重になっている写真。
幻想的で美しい。
2016-9-11-(93).jpg

小山泰介+名和晃平の展示
2016-9-11-(96).jpg
2016-9-11-(98).jpg
こんな彫刻??も置かれていたんですが‥‥
2016-9-11-(99).jpg

「写真家たちが、3Dとして「写真」を急速に再定義しはじめたことも注目すべきことだと思われる。」

こんな展示も。赤石隆明の作品らしいです。
2016-9-11-(103).jpg

巨大なクッション?
2016-9-11-(106).jpg

無人販売のミュージアムショップ(?) 料金箱が置いてあります。
写真集や、後ろの冷蔵ケースにはTシャツが入っていました。
2016-9-11-(104).jpg

奥の展示スペースでは、ハッサン・ハーン(Hassan KHAN)の作品
《DOM-TAK-TAK-DOM-TAK》
2016-9-11-(101).jpg
スピーカーから音楽が流されています。時々光の色も変わります。
この音楽は、エジプト、カイロのポピュラー・ミュージック
「シャービー」を分析して、6名のミュージシャンがそれぞれ個別に
レコーディングしたものをミックスしたとか。

そして、大きな廃墟のようなスペースにあったのが、
野村在(NOMURA Zai)の作品。
2016-9-11-(113).jpg

モニターが積み上げられた《それでも世界は周り続ける》
2016-9-11-(111).jpg

中で花火を爆発させた痕跡
《"Untitled"(箱に詰められた直径80mの打ち上げ花火)》
2016-9-11-(109).jpg

《"Untitled"(雨の型取り)》
雨水とポリカプロラクトンで作られているそう
2016-9-11-(108).jpg

前回2013年のトリエンナーレでは、5階、6階、屋上に
作品があったけど、今回は6階のみ。
(10月6日(木)~10日(月)に、屋上で舞台芸術が行われるそうですが)
エレベーターで降りました。
シビコ1階、岡崎アートコミュニティセンターのオカザえもん
2016-9-11-(116).jpg

シビコを出て、岡崎表屋へ向かいます。
おお、なんか面白そうなお店が。街路樹で隠れてしまいましたが、
店先の大きな手のひらがインパクト!
2016-9-11-(120).jpg

前回(2013年のトリエンナーレ)来た時に買った、
オカザえもんどら焼き、絶品だった!
いろんなスイーツも魅力だったけど、時間も気になって‥‥
2016-9-11-(122).jpg

岡崎表屋
私は岡崎公園の方から来たので、古いビルwwだとは思ったけど、
前に黄色いTシャツのボランティアの方がいなければ、
通り過ぎてしまうくらいでしたが、
2016-9-11-(123).jpg

東側から見たビルのインパクトがすごい!!
2016-9-11-(147).jpg

1階はまだ事務所になっているようです。
2016-9-11-(146).jpg

このビルの2階・3階に展示されていたのが、
シュレヤス・カルレ(Shreyas KARLE)
《帰ってきた、帰ってきた:横のドアから入って》

建物の横の非常階段を上がって、玄関に入り、
チケットを見せ、鑑賞ガイドやお土産(?)をもらって、
(お土産にもらった小冊子と岡崎表屋のマッチ)
IMG_0346.jpg

土足のまま畳の部屋にも上がり込んで鑑賞します。
最初の部屋にあったサイドボード。
2016-9-11-(124).jpg

鑑賞ガイドがないと(あってもだけど)どれが作品で、
どれが元からあったものかわかりません。

隣の台所には、水のない洗面器にこんなものが置かれています。
2016-9-11-(125).jpg

キッチンに置かれた2つのコップや2つのカップも作品‥‥
(ガイドにはいろいろ意図が書かれていたなぁ)
置かれている菜箸も作品。先がものすごく細く尖っています。
2016-9-11-(143).jpg

物置の棚に置かれた作品
2016-9-11-(128).jpg

塗りの盆が二つ組み合わさった形、面白いです。
(なかなか素敵なタイトルがついていたんですが、忘れてしまいました)
2016-9-11-(127).jpg

棚に紙の包みが置かれているのも作品なんだそうです!!
(ちゃんと中の紙を数えて梱包したんだとか)
2016-9-11-(142).jpg

窓のカーブが印象的なこの部屋、作品はどこに??って見まわしていたら、
2016-9-11-(129).jpg
ボランティアスタッフの方が説明してくれました。
このカーテンが作品なんだそう。え??フツーのカーテンに見えるけど‥‥
実は、表裏反対に取り付けられているそう。普通は外が表で、
部屋の中から見るのは裏だけど、部屋の中からカーテンの表が見えるようにと。
ハハハww

レトロな階段を上がって3階へ。
2016-9-11-(130).jpg

こんなところにも作品が(y字状の金属パイプ)
2016-9-11-(139).jpg

暗がりの中、レトロなテレビと電気スタンドが向かい合っています。
2016-9-11-(138).jpg

スタンドはテレビを照らし、テレビはスタンドを映し出しています。
2016-9-11-(137).jpg

おー、レトロな洗面所。ガラスの向こうは入れませんでした。
あれ? ガラスの向こうの絵の他に作品番号があるけど‥‥??
2016-9-11-(131).jpg

よく見たら、洗面器の排水口が塞がれて、水が張ってあるじゃないですか!!
2016-9-11-(136).jpg

3階の部屋。レトロなソファと赤いマットもも、ちろん作品!
(タイトル忘れてしまいましたが、それぞれ素敵なんですよ)
2016-9-11-(132).jpg

いやー!!なんか笑っちゃう!! 面白かった!!

そして、今回ぜひ乗らなくちゃ!!と楽しみにしていたのが、
乙川の和船。
2016-9-11-(148).jpg
あいちトリエンナーレ2016のチケットで乗ることができるんですよ!!
2016-9-11-(149).jpg

運行日は、8月11日(木・祝)~10月2日(日)の金土日
時間は(岡崎城下)10:00~18:00の毎時00分、30分発(12:00、12:30の回は運休)
2016-9-11-(154).jpg

「五万石でも岡崎さまは、お城下まで舟が着く」と言われた
昔の船着き場の碑
2016-9-11-(157).jpg

17:30発の船に乗ることができました。
レンタサイクル(東岡崎駅の受付でチケットを提示すれば無料利用できるそう)も
乗せて出航です。
2016-9-11-(163).jpg

日暮れも近いです。
2016-9-11-(165).jpg

10分もかからずに、東岡崎駅近くの岸に到着。後ろは明代橋。
2016-9-11-(168).jpg

公式ガイドブックにも載っていた、参道を電車が通るという
六所神社をちょっと見てみようと。
おぉ、なかなか面白い風景です!
2016-9-11-(172).jpg

風格のある松並木に驚きました。
2016-9-11-(175).jpg

そして、とても立派な神社だったことにも!
2016-9-11-(177).jpg

6世紀創立の古社だそう。日も暮れてきたし、境内広そうだし、
門などの建物が修理中だったこともあり、参拝は次回にして、
名鉄電車で帰りました。

あいちトリエンナーレ2016岡崎エリア、面白かったです!!
岡崎公園多目的広場の作品が、10月1日(土)~16日(日)の
期間限定で開催されるってことなので、もう一度来たいって考えてます!!


あいちトリエンナーレ2016の記事:
あいちトリエンナーレ2016 (1) 愛知芸術文化センター10階
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-04

あいちトリエンナーレ2016 (2) 愛知芸術文化センター8階
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-05

あいちトリエンナーレ2016 (3) 岡崎エリアその1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-16


前回のあいちトリエンナーレ2013岡崎エリアの記事:
あいちトリエンナーレ2013 (3) 岡崎エリア その1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-09-10

あいちトリエンナーレ2013 (4) 岡崎エリア その2
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11


あいちトリエンナーレ公式サイト: http://aichitriennale.jp/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

あいちトリエンナーレ2016 (3) 岡崎エリアその1 [美術]

9月11日(日)、あいちトリエンナーレ2016岡崎エリアを見に行きました。

私が岡崎に行くのって、前回2013年のトリエンナーレが最初で、
今回が2回目かなぁ。

前回のトリエンナーレのことはこちらに
あいちトリエンナーレ2013 (3) 岡崎エリア その1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-09-10

あいちトリエンナーレ2013 (4) 岡崎エリア その2
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11

今回も、東岡崎の駅ビル(岡ビル)が会場の一つです。
(前回、もうすぐ取り壊されるって聞いたような気がするけど‥‥)
2016-9-11-(3).jpg

2階に上がると、
ウダム・チャン・グエン(UuDam Tran NGUYEN)の映像作品が。
2016-9-11-(4).jpg
これって、愛知芸術文化センターの地下2階と同じ映像かな??

3階が 二藤建人(NITO Kento)の作品
最初に大きな写真パネル。濁った川の中で合掌する男性。
2016-9-11-(5).jpg
ふーーんって見ていたら、黄色いTシャツを着た
ボランティアスタッフの方が説明してくれました。
これはイスラエルとパレスチナの国境の川だと!!
(あくまで私が聞いたことで、聞き違い等あるかもしれませんが)
なので、写真には写っていないけど、銃を持った兵士たちに
囲まれての撮影だったそう。聞かなきゃ、それほど大きな川でもないし、
そんな危険な国境の川だなんて思えないですよね。
体の真ん中で肌の色が違うでしょ?って言われてよく見ると確かに‥‥

体の半分を覆って生活したり、日焼けサロンに行ったりして、
体の半分だけ日焼けさせている写真が隣のパネルにありました。
2016-9-11-(6).jpg

そして、滑り台のような巨大な作品が《人間、下流へと遡る川》
(スミマセン、タイトル違っているかも‥‥)
2016-9-11-(9).jpg

底のところに、人体のような形が浮かび上がっています。
(後ろのレトロなレストランのインパクトもなかなかですが)
2016-9-11-(8).jpg

これは、砂山を作って登り、それを石膏で型取りして、
反転したものだそう。
2016-9-11-(10).jpg

その奥の、暗幕の中では、寝転がってさらに暗幕で仕切られた中へ
頭を突っ込んで、死海から空を見上げる映像を見ることができます。
死海に浮かんでいるような体験ができて楽しい。

こちらの映像は《海を撫でる》
手をいろんな風景にかざしていきます。
このビルから見える風景の場面。横のパネルには、上下逆になった文章が
読めないくらいのかすかな文字で書かれています。
2016-9-11-(13).jpg

実際にここの窓から見える風景。
2016-9-11-(20).jpg

横の部屋には、山頂から景色を望む大きな写真パネルと、
2016-9-11-(15).jpg
石膏で型取った円盤のような形が吊り下がっていました。
《空に触れる》(‥‥スミマセン、これもタイトル違うかも)

下からライトで照らされて、空のようにも見える?
2016-9-11-(19).jpg

奥の部屋にも作品がありますってので行くと、
ガランとした部屋の中に椅子とテーブルが。
2016-9-11-(16).jpg
これは《手を合わせる》という体験型の作品。
お湯と水をそれぞれカップに注ぎ、左右の手で握った後、
左右の手の温度が同じに感じられるまで手のひらを合わせてください
とのこと。テーブルに1つしかポットがなかったのは準備中だったよう。

そして、この不思議な台は《誰かの重さを踏みしめる》
周囲に体験した写真がずらりと並んでいましたが、
下の椅子に寝転がり、足と足を合わせて、上の人の重さを支える。
面白そう!!
2016-9-11-(11).jpg

東岡崎駅ビル、無料で入れる会場なんですが、
二藤建人の展示、面白かった!! ボランティアスタッフの方の
熱気みたいなものも感じられていいですねぇ!


東岡崎駅から、明代橋を渡って、籠田公園に行くことにしました。
明代橋の脇にある風格のある松
2016-9-11-(24).jpg

ポケストップになっていた彫刻《親子》‥‥うーん
作者は書いてなかったですねぇ。
2016-9-11-(27).jpg

このあたり、道にたくさん彫刻(?)が設置されていました。
ポケモンもゲットです。ハハハ
2016-9-11-(P4).jpg

え? これは何?? ホームレスの小屋(失礼)にしてはハイセンスだし
トリエンナーレの期間中の「おもてなしプロジェクト」として
設置された「移動式アートリビング」とのこと。
トリエンナーレのチラシなども置いてありました。
2016-9-11-(31).jpg

オカザえもんグッズなどを売っているビルもありました。
2016-9-11-(28).jpg

おー、目玉おやじだ。タイトルは《無限》となっていました。
後ろは籠田公園地下駐車場入口
2016-9-11-(33).jpg

籠田公園には、ジョアン・モデ(Joao MODE)の《NET Project》が。
名古屋市美術館前や豊橋でもやっているそうですね。
子どもも含めて、たくさんの人が紐を結んでいました。
2016-9-11-(36).jpg
2016-9-11-(37).jpg
2016-9-11-(38).jpg

それから石原邸へ。文久2年(1862年)に建てられた風格ある建物。
2016-9-11-(41).jpg
2016-9-11-(75).jpg

石原邸入口 チケットを提示して入ります。
2016-9-11-(43).jpg

囲炉裏のある板の間。こういう雰囲気大好きです。
厨子に展示してあるのは愛知芸術文化センター8階で
東北の写真を展示していた田附勝(TATSUKI Masaru)の写真。
土器片と、それを梱包するために使われた古新聞を被写体にした新作とのこと。
2016-9-11-(44).jpg

カマドもあっていい雰囲気
2016-9-11-(45).jpg

その奥の土間に展示してあったのは、
関口涼子(SEKIGUCHI Ryoko)の作品
2016-9-11-(60).jpg
棚に並べられたガラス瓶に、いろんな香りのするものが入っています。
蓋のガラス板を取って(取り扱いの注意を最初に説明されます)
匂いを嗅いでみることができます。
中にはオエッとなる匂いもあるので注意とのこと。

部屋に上がると、襖もすごいけど、真ん中の部屋にあるのは
バースデーケーキ? 電気がピカピカしています。
よく見ると、側面に虫(もちろん作り物)らしきものが貼り付いています。
2016-9-11-(48).jpg

天井から吊るされた電球にも羽虫が貼り付いています。
電球の色が変わるのも面白い。
2016-9-11-(49).jpg

いちばん奥の部屋には、いろんなタイルが並べられています。
愛知芸術文化センターの展望回廊にも作品があった
田島秀彦(TAJIMA Hidehiko)の作品。
2016-9-11-(51).jpg

カラフルな色が四角い模様になったフィルムごしに
庭の景色を楽しむことができます。わー!! すごく素敵!!
2016-9-11-(50).jpg

床の間の写真は、マチュー・ペルノ(Mathieu PERNOT)の作品
愛知芸術文化センター8階でも写真と映像が展示されていたけど、
私はよくわからなかったなぁ。この写真も、
ふーーん、窓だけど‥‥って。
2016-9-11-(53).jpg
『LOVE』という文字は、愛知県美術館ロビーにあった
フィルムで作った馬の作品のカワヤン・デ・ギア(Kawayan DE GUIA)の
作品。人型のオモチャ(?)で、できています。

庭から見た石原邸
2016-9-11-(73).jpg

石原邸の蔵
2016-9-11-(69).jpg

柴田眞理子(SHIBATA Mariko)の陶芸も素敵だけど、
展示がすごくいい!!!
2016-9-11-(62).jpg
2016-9-11-(64).jpg
2016-9-11-(65).jpg
2016-9-11-(66).jpg
2016-9-11-(67).jpg

そして蔵の中では、なんと、
「気に入った作品を 棚から棚へ 動かしてみてください。」!!
2016-9-11-(70).jpg
もちろん入る前に、扱い方の注意を受けますが、
この繊細な陶芸作品を持ってみていいんです!!
ちょっとドキドキする体験でした。
2016-9-11-(71).jpg

岡崎エリア、駅ビルの二藤建人も良かったけど、
石原邸がすごく私の好みでした!!

スミマセン、記事が長くなりすぎたので、とりあえずここまで。
読んで下さった方、お疲れ様でした。まだ岡崎エリア続きますので。


愛知芸術文化センターのことはこちらに:
あいちトリエンナーレ2016 (1) 愛知芸術文化センター10階
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-04

あいちトリエンナーレ2016 (2) 愛知芸術文化センター8階
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-05

nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

松坂屋美術館「藤子・F・不二雄 展」 [マンガ]

8月29日(月)、松坂屋美術館の
「生誕80周年記念
 藤子・F・不二雄 展」へ行きました。
fujiko-f-fujio.jpg

日本人なら誰でも知っているであろう『ドラえもん』や、
『パーマン』『オバケのQ太郎』などの漫画を生み出した
藤子・F・不二雄先生!! もちろん私も大好きです。
fujiko-f-fujio-2.jpg

その藤子・F・不二雄の展覧会が名古屋・松坂屋美術館で
7月16日(土)から9月4日(日)まで開催とのとで、

行きたいけど、夏休みの子ども達も来て混雑するんだろうなぁ‥‥
オバさん一人では行きにくいなぁーって思ってました。

シフトで8月29日(月)が休みになったんですが、
月曜では美術館休みだし‥‥って思ってたんですよ。
(実際はこの日、月曜にもかかわらず
 あいちトリエンナーレの愛知県美術館開館してたんですが)
そうだ、松坂屋美術館なら開館してる!! それに
遅い時間までやってるから、そんな時間なら子供たちも来ないだろうと。
この目論見は見事当り、おかげで行列用のロープも設置されている
チケット売り場前もこの通り!!
2016-8-29-(48).jpg
ドラえもんと「室内旅行機」

美術館前のロビーには、ドラえもんがたくさん!!
私はドラえもんには詳しくないので、ドラえもんの道具もよく知らないのですが、
これは「ムードもりあげ楽団」だそう。
2016-8-29-(49).jpg

「取り寄せバッグ」
2016-8-29-(50).jpg

ずらりと並んだドラえもん(帰りに撮影しました)2016-8-29-(69).jpg
2016-8-29-(72).jpg

ドラえもん、最初は黄色くて、猫のような耳もあったんですって?
(スミマセン、私はドラえもんはイマイチ詳しくなくて‥‥)
2016-8-29-(70).jpg

キャラクター大集合の記念撮影パネル
2016-8-29-(51).jpg

入館料当日一般1,200円を払ってチケットを購入。
入口前にはタケコプターをつけたドラえもん
2016-8-29-(52).jpg

ここまで撮影OKのウェイティングスペースには、
藤子・F・不二雄先生の写真や愛用の品と思われる額が。
2016-8-29-(53).jpg
2016-8-29-(54).jpg

まず、プロジェクションマッピングの「SF(すこしふしぎ)シアター」へ。
おー! さすが迫力ありますね。楽しめました。

それから原画(複製原画も含む)の展示

うんうん、懐かしいww。いやー、この展覧会、子供向けかと思いましたが、
かえってリアルタイムでオバQやパーマンを読んでいた私たち世代の方が
楽しめるかな。このあたり、ドラえもん目当ての子どもたちには退屈かも。
オバQとパーマンのテレビ(モノクロだー!!)も、すごく懐かしいし!!
私はオバQやパーマンの主題歌はもちろん、「オバQ音頭」だって歌えますww

パーマンの第1話が展示されてたけど、宇宙人は自分のことを
「スーパーマン」って言ってたのに――
「パーマン」ってのは、半人前で「スー」がないスーパーマンだからって
――「バードマン」になってる!
このあたりスーパーマンの著作権とかの関係かな?
やっぱり、Wikikの「パーマン」の項に説明がありました。

さらに、Wikiでは、
パーマンの連載が最も早く始まった『小学三年生』、『小学四年生』の第1話(どちらも1966年12月号掲載)
ってことなので、私は『小学三年生』で読んだんだ!って。
あの頃、毎月近くの本屋のおじさんが届けてくれたっけ。
「学習雑誌」なんて銘打ってたけど、マンガも多くて楽しかったなぁ。

「ミノタウロスの皿」も展示してありました。このマンガは衝撃でしたね!!

そして藤子・F・不二雄が藤子不二雄(A)と少年時代に全て手描きで制作した
貴重な自作まんが冊子『小太陽』の展示!!
いろんなペンネームで、手塚治虫風のマンガはもちろん、
読み物や似顔絵などのイラストなどもあって、すごい才能だ!!と。
(複製のパネルの展示方法もなかなか洒落ていました)

そして、マンガ家はじめ、歌手や声優さん各界著名人からの
メッセージ色紙がずらりと展示されていました。

やなせたかし先生や水木しげる先生の色紙もあったのは、
この展覧会、各地を巡回してきたからで、
この名古屋・松坂屋美術館が巡回の最後だったそう。
最初が東京タワーで、2013年7月19日~10月6日に開催とのこと。
3年も前からやってるんだ!!
藤子・F・不二雄先生は1933年12月1日生まれってことなので、
生誕80周年なら2013年ですものね。

「まいっちんぐマチ子先生」のえびはら武司先生が
元アシスタントで、「ドラえもんの原稿が間に合わなくて成人式を
欠席したのが誇りです」って色紙が印象に残りました。

それで思い出しましたが、私、まだ高校生だった頃に、
マンガ同人誌の、今でいうオフ会に参加したことがあるんですが、
藤子不二雄のアシスタントをしているという方もいらして、
(まだ西新宿のビルでお二人一緒に仕事をされていた頃のことです)
藤本先生はものすごくシャイで無口で、インタビューとかの仕事は
全て安孫子先生がやっているとか、出勤の時に藤本先生と隣り合ってしまい、
なんかしゃべらないと‥‥と思っていたら、藤本先生が
「無理にしゃべらなくてもいいよ」って言われたこととか、
すごく興味深く聞きました。

それから楽しい「なりきりキャラひろば」

オバQに乗って空を飛んでいる写真が撮れます。
2016-8-29-(55).jpg

のび太の部屋の机の引き出しから出てくる写真が撮れます!!
窓の外でのび太たちと部屋を眺めている写真も撮れます。
2016-8-29-(59).jpg
2016-8-29-(56).jpg
こんな時間じゃなかったら、きっと大人気で行列なんでしょうね。
床に行列のためのラインがひかれていました。

パーマンになって重い荷物を持ち上げている写真が撮れます。
2016-8-29-(58).jpg

藤子・F・不二雄のキャラクターたち(クリックで拡大します)
2016-8-29-(60).jpg

先生の仕事机。なんと椅子に座って写真が撮れるんですよ!!
2016-8-29-(61).jpg

仕事に戻ってきた先生の気分。本棚の本も興味深いなぁ!!
2016-8-29-(64).jpg

最後に、9月3日のドラえもんの誕生日を祝うメッセージを
書いて貼るコーナーがありました。
2016-8-29-(66).jpg

ドラえもんの絵や熱いメッセージがこんなに!!
2016-8-29-(68).jpg

ドラえもんがいかに皆に愛されているかですね。

どこでもドアをくぐったら出口です。
2016-8-29-(67).jpg

お土産コーナーも充実してました。
ドラえもんの人形焼き1,080円と、ドラえもんのマグカップ842円を
買っちゃいました。
2016-8-29-(82).jpg

巨大なドラえもんのガチャガチャ
私も1回300円でやってみたんですが、ゾウだったのでがっかり‥‥
2016-8-29-(77).jpg

2016-8-29-(74).jpg
藤子・F・不二雄ミュージアムなんてあるんですね!!
http://fujiko-museum.com/

ふるさと高岡市には、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーがあるんだ!!
http://fujiko-artgallery.jp/

藤子・F・不二雄先生が亡くなられたのが1996年9月23日、62歳だったそうで。
もう20年ですか‥‥

もちろん私も子ども時代から愛読した大好きなマンガ家ですが、
今回の展覧会で、今も変わらず、いえ、受け継がれてさらに!!
国民的に愛されているんだってことがわかってあらためて驚き、
とても嬉しかったです。

私のイチオシ藤子・F・不二雄作品
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

藤子・F・不二雄「異色短編集」(1) [ 藤子・F・不二雄 ]
価格:606円(税込、送料無料) (2016/9/10時点)




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

ヤマザキマザック美術館「アイズピリ」展 [美術]

8月28日(日)、愛知芸術文化センターへ
あいちトリエンナーレを見に行ったんですが、10階を見終わって
前回、前々回と比べてなんかインパクトないなぁーって‥‥
これはお腹が空いているせいもあるかもしれないと、
10階のウルフギャングパックでランチをいただくことにしました。
(ここ、愛知県美術館友の会の会員証で割引になるんですよね)

ランチ中に、ヤマザキマザック美術館の
「パリの巨匠 アイズピリ 描きつづけた80年」展が、この日までだと
気がつきまして‥‥4月23日(土)からやっていて、ついでがあれば
見て来ようと思ってたんですが、結局行かないまま‥‥
ま、チラシ見て、うーん、大好きなヤマザキマザック美術館だけど、
今回の展覧会は私の趣味とはちょっと違うかなって思ってたこともありますが。
Aizpiri.jpg

でも、私、ヤマザキマザック美術館が開館してから、企画展は
全て行っているんですよね!
宮川香山を知った「世界に挑んだ明治の美」展も、チラシ見て
あまりに装飾過多で私の趣味じゃないかなって思ったけど、
行ってみてすごく良かったし。

ヤマザキマザック美術館は、愛知芸術文化センターから徒歩で10分程度で
行くことができるので、時間見て、うん、今からでもまだ間に合うと。

ヤマザキマザック美術館
2016-8-28-(61).jpg

入館料1,300円を払ってエレベータで5階へ。
(あ、しまった。何も割引になるのないって思ってたけど、
 JAFの会員証でも100円引になるんだって、後から気づきました)

私の大好きな赤い部屋はそのままで、優雅なオールドマスターの絵を
楽しみ、クリーム色の部屋からがアイズピリ展。(ここは撮影禁止でした)

アイズピリって画家、私は今回のヤマザキマザック美術館のチラシで
初めて知ったんですが、チラシ中面の紹介によると、
Aizpiri-2.jpg

ポール・アイズピリ(1919-2006)
1919年、パリに生まれたアイズピリは、彫刻家の父親のすすめで1933年、国立工芸学校(エコール・ブール)に入学します。しかし画家になる夢をあきらめられなかったアイズピリは1936年、パリ国立美術学校に入り直します。1943年パリで初個展、1945年サロン・ドートンヌ会員‥‥(後略)

と、パリで順調に画家として活躍された方なんですね。

初期?というか50年代の作品は重厚な印象を受けたものもありますが、
どんどん自由というか、明るく軽快な作風になっていって、
青い部屋の絵などは、なんか見てて楽しいなぁーって印象。
(ま、私の趣味とはやっぱりちょっと違いますけど)

でも、ヤマザキマザック美術館、アイズピリの作品たくさん持っているんだ!!
って驚きました。チラシには
(ヤマザキマザック美術館初代館長となった山崎)照幸はまた、現代をいきる作家たちの表現にも目を向け、アイズピリとも親交をもち、50点以上もの作品を収集しました。

今回展示されている48点って、全てヤマザキマザック美術館所蔵のもの?
ヤマザキマザック美術館所蔵のアイズピリ作品の図録ができていました。
(私の趣味とはちょっと違うので買わなかったんですが)

中でも《芸者》1988年 は、
ヤマザキマザック会長(当時社長)山崎照幸が犬山のホテルにアイズピリを招待した際のスケッチが後に絵画された作品です。
とのこと。

中日新聞にモデルになった芸者さんの記事がありました。
Aizpiri-chunichi.jpg
2016年5月25日(水)の記事

最終日のせいか、私が思っていた以上の人が鑑賞にいらしてました。
(もちろん混雑するほどではありませんが)

山崎照幸氏は2010年に亡くなられましたが、アイズピリも
 当館での展覧会を目前に控えた2016年1月22日朝、アイズピリは96年の生涯を閉じました。
本展をとても楽しみにしていらしたそうです。

4階は通常のアール・ヌーヴォーの家具やガラスの展示。

ルイ・マジョレルの食堂用家具の部屋 シャンデリアはバカラ
2016-8-28-(55).jpg

今回展示されていたガラスでは、これが気に入りました。
エミール・ガレ《花器「エジナールとカール大帝の娘」》
2016-8-28-(56).jpg

ランプの展示コーナーが素敵でした。
2016-8-28-(58).jpg

ヤマザキマザック美術館のHP: http://www.mazak-art.com

過去記事
ヤマザキマザック美術館: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-01-24
「ロココの雅」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-08-28
「エマイユの煌き」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-08-09
「フランスの美しい風景」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-05-29
「森の夢」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-07-28
「動く絵」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-02-06
「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-09-10
「名古屋ひつじ物語」: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-01-15
「世界に挑んだ明治の美: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-06-16
「聖なる風景」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-01-30
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

あいちトリエンナーレ2016 (2) 愛知芸術文化センター8階 [美術]

8月28日(日)、あいちトリエンナーレ2016へ行ったことの続き。
10階の展示のことは前記事に書きました。

なんかスカスカなカンジ‥‥なんて見て、ランチしているうちに、
今ならまだヤマザキマザック美術館「アイズピリ」展間に合う!!って、
行って見て帰ってきたんですが、そのことは別の記事で書こうと思います。

もう5時近かったですが、6時の閉館まで8階の展示を見ようと。

味岡伸太郎(AJIOKA Shintaro)の展示
2016-8-28-(62).jpg
広い展示室の壁一面に茶色い布(?)が並んでいて、よくわからないまま見ても
なんだかすごい迫力が伝わってきましたが、
これは、愛知県が隣接する各県との県境70ヶ所の断層部分から採取した土の色だそう。
うわー、それはすごい労作ではないですか!!
2016-8-28-(63).jpg
土の色って落ち着きますね。
2016-8-28-(64).jpg
いろんな土の色があるんだなぁと。
2016-8-28-(66).jpg
学術的にも貴重なのでは?
2016-8-28-(65).jpg

次の部屋へ入ると‥‥おー! ハデハデ!!
竹川宣彰(TAKEKAWA Nobuaki)の作品
2016-8-28-(68).jpg
こういうポップというかキッチュな世界、嫌いではありません。
2016-8-28-(69).jpg
ただこれは「さるかに合戦」に重ねて、
戦後という現実を忘れるように未開の夢の土地を求め宇宙へと向かう人間の様子に、お伽噺の話を重ね戯画化することで、現在の社会や政治の諸問題や、アジアの近代化の歴史を俯瞰し再考を試みる。」(無料のガイドブックより)
ってことなんだそう。
2016-8-28-(70).jpg
そんな深いことはよくわからないんですが、
なんだかユーモラスで楽しいなぁーって見てました。
2016-8-28-(71).jpg
2016-8-28-(72).jpg
2016-8-28-(73).jpg

オリンピックのセーリング選手だったという
チャールズ・リム・イー・ヨン(Charles LIM YI YONG)の
ヨットの映像はよくわかりませんでした。

高橋士郎(TAKAHASHI Shiro)の展示室、とても楽しかった!!
2016-8-28-(82).jpg

動画でないと、面白さがよく伝わらないかもしれないけど‥‥
左は、外の輪が回ると、内側の四角の線に通してある金属が
重力で動いて、ししおどしみたいに音が鳴ります。
(うーん、文字で説明するの難しい‥‥)
2016-8-28-(74).jpg

なんか原始的なロボットの顔みたいで、動きもユーモラス!
影もいいですね!!
2016-8-28-(78).jpg

空気で、カラフルなイソギンチャクみたいに(?)動きます。
2016-8-28-(79).jpg

機械仕掛けの素朴な動きがとてもいい!!
2016-8-28-(80).jpg

この屋外に設置された作品も高橋士郎の作品みたいですね。
2016-8-28-(85).jpg
2016-8-28-(86).jpg

そしてこの作品も!! いいなぁ!!
2016-8-28-(97).jpg

私、愛知芸術文化センターの作品の中では、
高橋士郎の作品と森北 伸の作品が気に入りました。

インジ・エヴィネル(Inci EVINER)の
ちょっとブラックなアニメーションを見て、

マチュー・ペルノ(Mathieu PERNOT)の映像はよくわからなかった。

ディアンドデパートメントプロジェクトの展示は、
え?! これって本屋でも売ってる各県の観光ガイドじゃないの??
デザイン的にとても美しい本だけど、あまり実用的じゃないなぁと。
熊谷守一の絵が表紙の岐阜の本は、喫茶店で読んだことがある。
これがアートの展示??

オスカー・ムリーリョ(Oscar MURILLO)の展示室
2016-8-28-(87).jpg
落書きがいっぱい並んでいるみたいに思ったけど、
この机の上に積まれた布たちは、
愛知県内の児童らにキャンヴァスを貼った学習机をつかって生活してもらう プロジェクトを展開。時を経たキャンヴァス上の痕跡が、創ることの原初を示唆する。
‥‥本当に児童らの落書きなんですね。

2016-8-28-(88).jpg
壁に立てかけてある大きなキャンヴァスがこの人の作品なんだ。
‥‥落書きのように見えるけど。

アリ・シェリ(Ali SHERRI)の展示
2016-8-28-(90).jpg
暗い部屋の中央のライトボックスの上に並べられた髑髏や、
考古遺物。美しくはあります。

キオ・グリフィス(Kio GRIFFITH)
暗い部屋に並んだスピーカーから、ささやくような声が聞こえていました。

田附 勝(TATSUKI masao)の
東北地方の鹿猟や漁業を取材した写真の展示
2016-8-28-(93).jpg
生きるために鹿を殺し、魚を獲る。生と死。生きるとは‥‥
そんなことを考えさせられる迫力ある写真が並んでいました。
正直、展示室に入った時は「写真かー」って思ったんですが、
引き込まれて、撃たれた鹿の目には、心がザワザワしました。
『その血はまだ赤いのか』って写真集のタイトルにはドキッとします。

通路側の壁に展示されていたのが
岡部昌生(OKABE Masao)のフロッタージュ作品
2016-8-28-(94).jpg
広島の原爆投下を生き延びた「被曝樹木」や、福島第一原子力発電所事故の放射能汚染で被爆した阿武隈山系の森の木、さらに除染目的のために伐採された屋敷林「イグネ」の切り株の新作フロッタージュを展示する。」とのこと。
2016-8-28-(95).jpg

最後の部屋は人の出入りもあってなんだかにぎやか。
この部屋は、トリエンナーレのチケットがあれは会期中何度でも入れるそう。
(私はフリーパスなので何度でも入れるけど、普通チケットは各会場の入場当日のみ)
西尾美也+403architecture[dajiba]
(NISHIO Yoshinari+403architecture[dajiba])

衣服を自由に借りられる公共空間(パブリック)としてのワードローブ
《パブローブ》

寄贈してもらった衣服が天井から大量にぶら下がっています。
それぞれの衣服には、衣服への思い出などが書かれたタグが付けられています。
借りて着た人もメッセージを書いたタグを付けていくのだそう。

私はそれぼとファッションに興味がないし、閉館時間も迫っていたので、
あまりしっかり見なかったけど、前に着た人の思いを受け取りながら、
いろんな服を着てみたりするの面白いかも。

私には、なんかとりすましたような芸文センター10階より、
雑多な雰囲気の8階の方が面白かったけど、私の体調?みたいなものもあるかなぁ?

それから、8階の吹き抜けの回廊側の部屋(ライブラリー)も少し覗きました。
こちらは「コラムプロジェクト」ってことで、
「異郷にて―西江雅之が歩いた世界」
「マライーニ家の鏡―民俗学者と20世紀」
「アーティストの虹―色景」
「洞窟芸術への旅」
って展示なんだそうですが、時間もなくてしっかり見ることができませんでした。
また機会があれば行きたいです。
2016-8-28-(98).jpg
本がたくさん置かれた台に穴が空いていて、そこから顔を出して
本を読むことができたりするのが面白い。照明も凝ってますね!
2016-8-28-(99).jpg
あ、照明に使われているマンガは手塚治虫「火の鳥」だ!!(そこ?)

最後に11階の展望回廊へ。
田島秀彦(TAJIMA Hidehiko)《6つの余地と交換可能な風景》
2016-8-28-(102).jpg
名古屋の街を見下ろせる窓に色のついたフィルムが貼られています。
回廊は半透明の薄い布が所々にカーテンのように下がっていて、
霧がかかったようにも見えます。

壁にはタイルのような絵もかかっています。
田島さんは産業用タイルの絵柄を使って、平面や立体作品の制作を
行ってこられたそう。

風景がブルーやグリーンに染まって見えます。
2016-8-28-(103).jpg

壁側の展示。
外からの光がもっとあると、部屋が虹色に染まるのかな?
でも、この状態でもこの場所結構暑かったから、
西日が入るとさぞ暑いだろうなぁーと。
2016-8-28-(104).jpg

名古屋のシンボル・テレビ塔もブルーに。
2016-8-28-(105).jpg

やっと芸文センターの展示をほぼ見終わったけど
(アートスペースXを見てない!!)
名古屋市美術館や長者町会場もあるし、さらに岡崎、豊橋も。
10月23日(日)までだから、がんばって見ま~す!!

友人などは「第1回目を見たけど、ゴミが置いてあるようにしか見えなかった。
現代美術はわからん。」なんて言うんですが、私も見て、うーーん??ってのも
ありますが、わからないことも含めて楽しんじゃってます。
私は見ることも楽しいけど、ブログに記事を書くのが好きみたい。
なので、ほとんどの作品の写真撮影可ってのが嬉しい。
「撮影禁止」マークのある作品を除いて撮影可です。
(芸文センターでは10階の映像作品1点が撮影禁止だったかな)
これからも、こんな調子でダラダラとブログにレポート書いていこうと
思ってますので、よろしければお付き合いくださいね。

あいちトリエンナーレ公式サイト: http://aichitriennale.jp/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

あいちトリエンナーレ2016 (1) 愛知芸術文化センター10階 [美術]

8月28日(日)、あいちトリエンナーレ2016へ行きました。
AichiTriennale2016.jpg

今回で3回目となる「あいちトリエンナーレ」
8月11日(木)から始まっていました。
私は愛知県美術館友の会の会員なので、
友の会からフリーパスが送られてきていたんですが、
今年の夏はなんかいろいろ忙しくて‥‥

8月28日(日)こそ行くぞって構えてたんですが、
日曜美術館であいちトリエンナーレを取り上げているではないですか!
思わず真剣に見てしまいました。
豊橋の小鳥の作品、面白そうです。
(でもこれ猫だったらアートになるかなぁ??)
トリエンナーレより、豊川稲荷やレトロなバーの方が
インパクトありましたが。ハハハ‥‥

なので、その後洗濯干したりして、出かけたのは、まぁ私の
いつもの時間――愛知県美術館のある愛知芸術文化センターに
着いたのが1時少し前。まず、メイン会場の
愛知芸術文化センターから見て行こうと思いまして。

オアシスパーク21からの地下連絡通路(帰りに撮影しました)
2016-8-28-(109).jpg

地下連絡通路のショーウインドーが電化(?)されてる!
2016-8-28-(5).jpg

地下2階にある 森北 伸(MORIKITA Shin)の作品
2016-8-28-(6).jpg

なんかカワイイ! 家のようにも顔のようにも見えます。
2016-8-28-(8).jpg

上のやじろべえのようなモノも、ゆっくり動いているのが、
なんかユーモラスというか癒されるというか。
2016-8-28-(9).jpg

窓から見える内部が、原始時代の壁画のようにも見えて、
あたたかな雰囲気が素敵。
2016-8-28-(10).jpg

地下2階のショップで、フリーパスを入れるパスケースと
トリエンナーレの公式ガイドブックを買っちゃいましたが、
パスケース、これで650円(+税)はちょっと高いなぁ‥‥
そして公式ガイドブック1,204円+税で1,300円、
観光やグルメ情報なども載っていて楽しいけど、
作品を見て回るにはかえって無料で置いてあるガイドブック(写真右)の方が
シンプルでわかりやすいかも(^∇^)
2016-8-29-(1).jpg

まず10階へ。愛知県美術館のロビーに展示されていたのが
チラシなどのメインビジュアルにも使われている
ジェリー・グレッツィンガー(Jerry GRETZINGER)の作品
2016-8-29-(43).jpg
この写真、翌8月29日(月)にもう一度見に行って撮りました。
日曜日は記念撮影をする人などがいっぱいいて、
とてもこんな写真は撮れません。

床から高い天井まで、壁一面を埋め尽くすパネルに描かれているのは、
想像上の都市の地図だそう。
2016-8-29-(42).jpg

フリーパスを見せて入った最初の展示室には、
刘 韡(リウ・ウェイ)《緑地》
2016-8-29-(6).jpg
‥‥うーん。大がかりな展示で不思議な空間ではありますが‥‥
2016-8-29-(7).jpg
テーブルなども使われています。
2016-8-29-(8).jpg
‥‥で、いったいこれは何?? どう見ればいいのかなぁ?
なんか雑多な印象。 それぞれの形は美しくはありますが。
2016-8-29-(10).jpg
日曜美術館で園子温さんが緑の床をほめてたけど、
《緑地》というタイトルからも、床を緑の材質で
敷き詰めたのには何かの意味があるんだろうと思いますが。
2016-8-29-(11).jpg

そんなモヤモヤした気分で次の展示室へ行くと
タロイ・ハヴィニ(Taloi HAVINI)の作品
2016-8-29-(13).jpg
紐が天井からぶら下がっているだけ?
なんかあっさりした展示だなーって、よく見たら、
2016-8-29-(14).jpg
この紐は、かつて南太平洋で使われていた石の貨幣でできていると。

次のコーナーは、ディレク・ウィンチェスター(Dilek WINCHESTER)
俳優が指示されたいろんな感情を表現している映像と
2016-8-29-(18).jpg

感情を表す言葉が壁に貼られています。
2016-8-29-(15).jpg
英語の文字はアクリル板を切り抜いたもの。隣に日本語の訳。
2016-8-29-(16).jpg

イマン・アイッサ(Iman ISSA)
単純な形の、何かのシンボルマークかと思うような彫刻作品が並んでいます。
2016-8-29-(24).jpg

壁に書かれた説明によると、これは《裁判官の頭部》だと。
2016-8-29-(20).jpg

歴史的な美術品を再解釈した彫刻作品と、もとの美術品を説明するテキストを対にして展示する、シリーズ作品「Heritage Studies(遺産研究)」(公式ガイドブックより)

これは《イアフメス1世の像》だそう。
2016-8-29-(21).jpg

2016-8-29-(22).jpg
イラク戦争の映像作品もイマン・アイッサの作品なんだそうですね。

隣の部屋の映像インスタレーションは、
アローラ&カルサディーラ(Allora & Calzadilla)の、
地球外生命体との交信と鳥類とのコミュニケーションがテーマだそうだけど、
うーーん、よくわかりません。

いつもコレクション展の入口になっている部屋では
中村祐太(NAKAMURA Yuta)の展示。
(実はこの部屋、日曜日に来た時に見落としてしまってました('◇')ゞ)
2016-8-29-(27).jpg

大森貝塚の発見で知られるアメリカ人動物学者エドワード・モースの
日本滞在記に注目して、日本陶器をコレクションしていたというモースが
訪れた各地域の陶片や、絵葉書等が展示されています。
2016-8-29-(26).jpg
2016-8-29-(28).jpg
‥‥展示方法は美しいし、興味のある人が見れば面白いんでしょうけどねぇ。

次に入った部屋は、三田村光土里(MITAMURA Midori)の展示。
細かな日用品やおもちゃなどが所せましと並んでいます。
2016-8-29-(30).jpg

ところどころに意味ありげな文章も書き込まれています。
「誰かを非難するときにだけ 自分の価値を感じているる人」
2016-8-28-(15).jpg

多くの人がカメラで撮影してましたし、見て行くのは楽しかったけど、
なんか、ありがちな印象も。美術館のホワイトキューブでなくて、
古民家なんかでやったら印象も違うかな。(そっちの方がありがち?)
2016-8-28-(12).jpg

次がマーク・マンダース(Mark MANDERS)
作りかけの彫刻が並んでいます。
2016-8-29-(31).jpg
2016-8-29-(32).jpg

彫刻家のアトリエのようでもあり‥‥
2016-8-28-(18).jpg

美しく完成されたものより、なにか精神性のような?ものを
感じさせられるような雰囲気がありました。
2016-8-28-(19).jpg

そして、靴を脱いで袋に入れてくださいって言われて、
白い通路を進むと‥‥
2016-8-29-(33).jpg

日曜美術館でも紹介されていた
大巻伸嗣(OHMAKI Shinji)《Echoes-Infinity》
2016-8-28-(20).jpg
愛知県美術館の白い大空間がカラフルな花の文様で埋め尽くされています。

日本画の顔料を型の上から振りかけて制作したのだそう。
(この後の会場で、制作の様子を記録した映像も上映されていました)
2016-8-28-(24).jpg

会期後半にはこの文様の上を人が歩くことによって作品が変化する
のが見られるそう。
2016-8-28-(21).jpg

作品制作の際に出た顔料の粉を入れたグラスの展示もありました。
2016-8-28-(26).jpg

展示室6は、クリス・ワトソン(Chris WATSON)
暗い室内に、水の音や鳥の声など、自然の音が微かに聞こえてきて、
癒されるけど、眠くなるなぁ‥‥

展示室7は、ニダル・シヤメック(Nidhal CHAMEKH)
「個人と政治、あるいは個人と時代という視点から、現代そのものを明らかにしようとする」(無料のガイドブックより)
とのこと。モノクロのドローイングが並びます(上手い)が、
なんかよくわかりません。(私が政治がよくわからないこともあるけど)
2016-8-29-(37).jpg

展示室8は、松原 慈(MATSUBARA Megumi)
愛知の盲学校の子どもたちとのワークショップで生まれた陶磁器が
展示されています。
2016-8-29-(40).jpg

ホールには、日曜美術館で園子温さんが面白い!と、熱っぽく語っていた
カワヤン・デ・ギア(Kawayan DE GUIA)の、
廃棄された35ミリフィルムで作られた馬の像。
2016-8-28-(34).jpg

この台座、映画が上映されていると、園子温さんが熱心に見ていたので、
私も覗いてみたけど、何が映っているのかよくわからなかったなぁ‥‥
2016-8-28-(35).jpg

屋外に見えるこんな不思議なモノにひかれて、屋上へ行くと
2016-8-28-(27).jpg
ヴァルサン・クールマ・コッレリ(Valsan KOORMA KOLLERI)の作品
2016-8-28-(30).jpg

縄文時代の住居みたいにも見えるけど、
瀬戸の粘土と豊田の竹など愛知県産の天然素材をつかってつくられているそう。
2016-8-28-(32).jpg

うーーん、ここまで見てきて、ちょっとがっかりというか、
なんかスカスカ~みたいな印象を持っちゃったんですよね。
作品解説をしてもらいながら見た方が良かったかなぁ?なんて。
(この後8階を見たら、私好みの作品もあって印象が良くなりましたが)
これはお腹が空いて疲れているせいもあるかもしれない! と、
ウルフギャングパックでランチをいただきました。
(ここ、愛知県美術館友の会の会員証で割引になるんです!)

ランチの途中で、ヤマザキマザック美術館の
「パリの巨匠 アイズピリ」展がこの日までだってことに気づきまして、
チラシなどではちょっと私の好みとは違うかなってカンジもしてたんですが、
まぁ、私、ヤマザキマザック美術館の企画展って今まで全て行っているんですよね。
ここから歩いて10分程なので、まだ間に合うと行ってみることにしました。

ヤマザキマザック美術館「アイズピリ」展のこと、
あいちトリエンナーレの続きも、別記事で書きたいと思ってます。
(しかし、あいちトリエンナーレ、こんな調子で書いていったら、
どれほどかかるかなぁ??)

あいちトリエンナーレ公式サイト: http://aichitriennale.jp/

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

清須市はるひ美術館「アルフォンス・ミュシャ デザインの仕事」展 [美術]

8月18日(木)、清須市はるひ美術館へ
「アルフォンス・ミュシャ デザインの仕事」展を見に行きました。
mucha-haruhi.jpg
ミュシャの絵を使った華麗なチラシが素敵です。

 アール・ヌーヴォーの代表的芸術家として知られるアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。 19世紀末から20世紀初頭にかれて、フランス・パリやアメリカ、故郷のチェコで活躍した彼の画業の多くを占めるのは、ポスターをはじめとするデザインの仕事です。当初は歴史画家を目指して画塾で学んでいたミュシャですが、生計を立てるために雑誌の挿絵を手がけるようになったことから、グラフィックデザインの領域に足を踏み入れます。ポスター画家として華々しくデビューした後には、パッケージやカレンダー、メニュー表、食器、ジュエリー、室内装飾などデザインのあらゆるジャンルに才能の幅を広げ、一世を風靡しました。
 本展では、アルフォンス・ミュシャによる商業デザインに焦点を当て、「ミュシャ・スタイル」と呼ばれる独自のモチーフ使いや画面構成、制作プロセスなどにも迫ります。ベル・エポック(良き時代)の街並みや人々の暮らし彩りを添えたミュシャの作品の数々をお楽しみください。

(チラシ裏面の文章)
mucha-haruhi-2.jpg

私は少女マンガやデザインから美術に入っているので、
ミュシャの甘美で華麗な世界はもちろん好きです。
あまりに人気がありすぎて「好き」って言うのが恥ずかしいくらいですが。

今までもミュシャの展覧会には行ったことがあります。
大学3年生だった1978年(昭和53年)、八王子のアパートにいましたが、
新宿の伊勢丹で開催された アルフォンス・ミュシャ展を見に行きました。
‥‥図録をあらためて読んだら、これが日本で初めてのミュシャの単独回顧展
だったそうですね。ミュシャの子息ジリ・ミュシャ氏(1915-1991)の協力で、
図録にはジリ・ミュシャ氏の「父・ミュシャの芸術について」という文も
載っています。(だいぶ年の離れた親子ですね)
mucha1978.jpg
1978年のミュシャ展図録と、美術手帳1978年6月号
新宿・伊勢丹で1978年6月8日(木)~17日(土)‥‥え?!会期短いww
その後、大阪・梅田近代美術館、熊本県立美術館、札幌そごうで開催とのこと。

それまでにも、ミュシャの絵は見たことがあっただろうけど、
まとまってミュシャの作品を見て、自分の趣味のルーツ(?)を
見つけたような気がしました。わー!! 私はこういう絵が描きたかったんだと
マネして描いてみたりしてましたっけ。
展覧会で、図録だけでなく、ポスターも買って、
当時のアパートの部屋に飾ってたことを思い出します。

甘美な女性像だけでなく、デザインを学んでいた私は、
ミュシャの花をモチーフにした装飾文様もすごく素敵だなと。
(アール・ヌーヴォーや、ウィリアム・モリスのデザインが
 好きだったんです)

ミュシャについての本もたくさん持ってます。
mucha-book.jpg


2013年(平成25年)9月7日(土)~10月14日(月・祝)に
松坂屋美術館で開催された
「知られざるミュシャ展
 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―」
mucha2013-1.jpg

ミュシャの祖国チェコの個人コレクション(チマル・コレクション)を
中心とした展示で、
ミュシャが1894年、サラ・ベルナールの《ジスモンダ》のポスターで
一躍脚光を浴びる前の、素描や挿絵、天井画のデザインにはじまり、
「ミュシャ様式」と呼ばれた華麗なポスターはもちろん、
チェコへ帰ってからの、《スラヴ叙事詩》のための習作や、
新生チェコのためにデザインした紙幣、切手、そして写真なども展示されて
とても興味深い展覧会でした。(ブログに感想が書けてないですが)
mucha2013-2.jpg
(チラシ内面左ページ)

mucha2013-3.jpg
(チラシ内面右ページ)

mucha2013-4.jpg
(チラシ裏面)

(この展覧会は、2013年3月1日(金) 美術館「えき」KYOTO に始まり、
海の見える杜美術館、福井市美術館、松坂屋美術館、そごう美術館、
岡山シティミュージアム、パラミタミュージアム と巡回しました。)

なので、ミュシャは好きだけど、展覧会や本で知っているし、
こじんまりした清須市はるひ美術館で、どれほどのモノが
展示されてるのかな? なんて、ちょっと見くびっておりました。

清須市はるひ美術館には1度だけ行ったことがあります。
清須市はるひ美術館「曲面絵画ブライアン・ウィリアムズ展」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-12-30

でも、はるひ美術館、開館時間が午前10時~午後7時まで
ってのは、私のように朝が弱い人には助かります。
この日も、パート休みだったので
あいちトリエンナーレも始まってるけど‥‥なんて思ってたんですが、
まぁ、いろんな雑用でズルズルと‥‥
3時頃にやっと、今からでも清須市はるひ美術館なら行けるなって。
我が家から車で1時間くらいで行けます。
(ここは車でないとなかなか不便な場所ですね)

チラシについていた割引券で、一般観覧料800円が50円引きの750円になりました。
(高大生は600円の観覧料が550円になります。中学生以下無料)

奥の展示室2から見てくださいと言われて行くと、
《ジスモンダ》に始まり(ただこれは1895年制作のアメリカ・ツアーのものだそう)
《ジョブ》《モナコ・モンテ=カルロ》など、
タイトルを知らなくても、ミュシャの代表的なポスターが並んでいます。
やはり、画集で見るとは違い、この大きさは迫力。
そして、驚いたのが、展示されている作品、ほとんどが
個人コレクションなんだそう!!

作品リストで数えたら、
箱根ラリック美術館が1点
OGATAコレクションが58点
OZAWAコレクションが19点
KATOコレクションが4点 の82点が展示されていました。

そのせいなのか(?) 額もとても素敵!!

展覧会のイベントとして、
オープニング記念トーク「コレクションの愉しみ」
本展に出品いただいたミュシャ・コレクターの一人、 尾形寿行氏にミュシャの魅力や蒐集のエピソードについてお聞きします。

ってのが初日の6月25日(土)にあったそう。うわー、聞きたかったなぁ!!

《パリ万博 オーストリア館》1899年 のポスター
(この作品だけ箱根ラリック美術館蔵)について
mucha-poster-1.jpg
「双頭の鷲をバックにしたオーストリアを象徴する女性のベールを
パリを象徴する人物が持ち上げている」って
(あくまで私が覚えていることですので正確でないかもしれませんが)
説明には、あ! そういうことだったのね!! って。

《セントルイス万博》1903年 のポスターには、
mucha-poster-2.jpg
女性がアメリカ原住民と手をつないでいて、円の中に小麦や
工業製品を表す歯車、製図用具などがデザインされたものが描かれ、
下の文ではパリからセントルイスまでの行程も説明されていると。
今まで、華やかな女性ばかり見ていて、そういう細かいことに
気がつきませんでした。
(画像は私が持っている1978年のミュシャ展図録より)

《黄道十二宮 ラ・ブリユム誌のカレンダー》1896年
(チラシ裏面左上) は、
ミュシャを代表する女性の横顔が描かれた絵ですが、
カレンダーの絵としても使われていたんですね。
日付の文字が細かすぎて実用的ではないでしょうが、
今でも絵を楽しむカレンダーは多いですものね。

そして装飾パネルのコーナーでは、
《四季》1896年 の4枚組、

《四つの花》1897年 の4枚組などが展示されていました。
mucha-panel.jpg
当時、4枚組40フランで発売されたそうです。
当時の1フランは、今の1000~2000円程度ってことで、
それなら、庶民にも手が届く値段だったのでは?
私でもちょっと気張って買っちゃおうかなって思うお値段!

そして、書籍・雑誌のデザインやメニュー、
お菓子のパッケージなども展示されていました。
mucha-package.jpg
(私が持っている洋書の写真)

ミュシャの絵を使ったポストカードは
展覧会のショップとかでもたくさん売られていて、
今でも人気がありますが、
当時も、リトグラフで制作されたポストカードが作られていたそう。
《ジャンプノア社ポストカード(1月~12月)》1900年
(この絵を使ったのが、今回のチラシ表面)

きっと当時のミーハー少女たちがあらそって買ったのでは?

と、ミュシャらしい華やかな作品が並ぶ展覧会を、
ほぼ独り占め状態でゆったり見られたのは良かったというか、
ちょっと申し訳ないような気も。
この「アルフォンス・ミュシャ デザインの仕事」展は、
2016年6月25日(土)~9月25日(日)まで。

清須市はるひ美術館: http://www.museum-kiyosu.jp/

こじんまりした美術館ですが、今回の展覧会では、
ショップもなかなか充実していました。
もちろん今回の展覧会の図録はありませんが、
ミュシャの本や関連本が並んでいました。
私は、ミュシャの本はいくつか持っているからなーって見てたんですが、

海野弘「ヨーロッパの装飾と文様」って本がすごく気に入って
買ってしまいました。2,300円+消費税で2,483円
european-ornaments.jpg
装飾文様の歴史―エジプトからギリシア、ケルト、ビザンチン‥‥
アール・ヌーヴォー、アール・デコまで―や、
装飾文様の形―幾何学文様、植物文様、動物文様など―の例が
ぎっしりと収録された、ヨーロッパの装飾文様の事典のような一冊。
目くるめくように美しい装飾文様がとても素敵!!
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

ヨーロッパの装飾と文様 [ 海野弘 ]
価格:2484円(税込、送料無料) (2016/8/28時点)




楽天ブックスにあったミュシャの本



商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

もっと知りたいミュシャ [ 千足伸行 ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2016/8/28時点)




商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

ミュシャ作品集 [ アルフォンス・マリア・ミュシャ ]
価格:3024円(税込、送料無料) (2016/8/28時点)




ミュシャの絵を使ったクリアファイルやポストカード、
バッグなどもありました。

楽天市場にもいろいろありますね。



ゴンチャロフのチョコレートも買ってしまいました。
もちろん缶が目当てです。
税込1,200円
mucha-choco.jpg

2階には、記念撮影コーナーもありました。
2016-8-18-(4).jpg

--オマケ--
清須市はるひ美術館の周辺にはポケモンGOの
ポケストップ4つとジムがありましたよ!
2016-8-18-(6).jpg

ポケストップ
・はるひ夢の森公園(ポケストップの名称は違っているかも)
・清須市立図書館
・清須市はるひ美術館もポケストップになっています
2016-8-18pokemon(2).jpg
 もうすこしカッコイイ写真を使ってほしいですねぇ。
 広場の観覧席と一体となった建物です。
2016-8-18-(2).jpg

・はるひ夢の森公園時計塔
2016-8-18-(1).jpg
 「愛知の伝統野菜35品目」にも選ばれた宮重大根をモチーフにした時計塔
2016-8-18-(5).jpg

展覧会を見る前と見た後で、しっかりアイテムゲットできました!!

そしてジムが
・宮重大根のモニュメント
2016-8-18-(8).jpg

ただ、ちょっとウロウロしたけど、ポケモンはゲットできなかったなぁ‥‥
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

ポケモンGO! 岐阜公園 [ゲーム]

7月31日(日)、たまたま加藤栄三・東一記念美術館の招待券を
もらって、岐阜公園へ行ったんですが、

加藤栄三・東一記念美術館「鵜飼を描く」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-08-15

岐阜公園がいつになく賑わっていて、アレ? 今日何か
イベントやっていたかな??って。
2016-7-31-(20).jpg

7月22日(金)に日本国内配信開始となり、大人気で、
様々な社会問題も引き起こしている「ポケモンGO
実は私もダウンロードしていたんです。

ポケモンGO: http://www.pokemongo.jp/

ポケモンGOに関するいろんなニュースが報じられたり、
ツイッターで情報が流れてきたりする中、
ポケモンにあまり興味のない私は
(ポケモンのキャラクターで知っているのはピカチュウくらい)
ふーーん‥‥ってカンジだったんですけど、
ポケモンGOのダウンロードが無料でできるってことを知って、
(えー!? じゃ会社は何で儲けてるの??)
どれどれ?ってダウンロードしてインストールしたのが7月29日(金)

‥‥しかし、こうやって書いてると、いかに私が
「無料」って言葉に弱いかわかって、なんだか恥ずかしいですが。

最初はポケストップでアイテムを手に入れる方法さえ知りませんでした。
わりと近くにポケストップはあったんですが、
「ポケストップへ近づいてください」ってあるので、
行ってみても、中央の写真を回すことを知らずに、
「えー?! 何が起こるの??」ってウロウロしているうちに、
スマホが振動するので、ポケモンを見つけてボールを投げて‥‥
(ボールをポケモンに当てるの、なかなか難しいですね)
やっとポケモンをゲットして満足して帰ってきてしまったり。

さすがに岐阜公園に行った時には、写真を回すことを覚えてましたよ。
ポケストップで、たまたま画面を触っていたら、
真ん中の写真がぐるぐる回ってボールとか出てきたので、
あっ、ポケストップってこういうことだったのか!って。
でもまだレベル5になってなかったので、ジムには入れなかったんです。

岐阜公園総合案内所の門と「若き日の織田信長像」
2016-7-31-(19).jpg

ポケモンGOの画面だと、ジムがありまーす!
pokemongo-1.jpg

(私が最初にダウンロードしたポケモンGOの画面って、
地図の道がちゃんと表示されなかったりして、ちょっとおかしかったんですよね。
何も知らなかったものだから、ゲームだし、こんなモンかって思って
プレイしてたけど、バージョンアップしたら、きちんと表示されるようになって、
あらちゃんと現実の地図なんだって。

ついでに書いておくと、そのアップデートもトラブルがあって‥‥
8月4日(木)いつものようにポケモンGOをやろうと起動したら、
「最新バージョンに更新しますか?」って出て、
選択肢が更新するしか選べないのでOKしたら、
「Test Flight」ってアプリのインストール画面に行くんだけど??
なんでこんなアップデートしなきゃいけないの?と腹立って、
もうこのゲーム削除しようかなって思ったけど、ネットで調べたら、
App Storeからアップデートすればいいってことでした。)
公式サイトのお知らせ: http://www.pokemongo.jp/topics/9/

岐阜公園にはポケストップもいくつかありました。

「瞑想の小径」
pokemongo-2.jpg

金華山への登山道の入口に立つ看板
いくつかある金華山への登山道では比較的ゆるやかで長い道で、
昔一度登ったことがありますが、瞑想をする程の余裕はなかったですね。
特に最後の岐阜城へ上る坂がキツかった。
2016-7-31-(23).jpg

なんどか岐阜公園に来てるんですが、こんな像があるなんて知りませんでした!!
「母は尊し」
pokemongo-3.jpg

うーーん、どんないわれがあるんでしょうか??
2016-7-31-(22).jpg

ロープウェー乗り場の前にある「岐阜公園句箱」
pokemon-4.jpg

アイテムをゲットしていたら、ポケモンがあらわれました!
私はポケモンの名前とかレアかどうかとか全く分からないので、
ポケモンがあらわれるだけで喜んでいたんです。
pokemongo-4.jpg

で、岐阜公園すごく出る~!!って気づいて周囲を見たら、
ポケモンGOやってる人がたくさんいるじゃないですか!!
今日こんなに岐阜公園が賑わっているのは、
ポケモンGOのせいなんだって、やっと気がついて、
あらためて世間でのポケモンGOの人気を確認したワケです。
pokemongo-6.jpg

だって、私の周囲ではやってる人そんなにいなかったものですからww
(付き合う人の年代が違うww)

面白いアプリですよね。私の息子はポケモンより少し早い世代で、
ドラクエやファイナルファンタジーに夢中になっていました。
(あの頃のゲームソフトって高かったですよね。クリスマスなどに
ねだられるんですが、1万円近くて‥‥ゲーム機本体はもっと高いし、
家計が大変だったです)
私も息子がいない間に少しプレイしましたが、
画面の中で自分が主人公になって物語が進む感覚、面白いなぁと。
「ポケモンGO」では、それが現実世界になったわけですものね。
わざわざ「ポケモンランド」なんて作らなくても、
世界中がポケモンランドになっちゃったと。

ポケモンの知識がない私でも、AR画面に現れるポケモンたち、
可愛いなぁって。
pokemongo-7.jpg
pokemongo-8.jpg

それに、ポケストップには、地元に住んでいても、へー、
こんな場所あったんだって再認識するような場所もあって、
我が家の周囲では、神社とかがポケストップになっているのが多くて、
私はポケモンにひかれて、お正月以来の神社の参拝をしましたよ。
うん、このアプリ、意外と高齢者にいいかもしれない。
もう少し気候が良くなったら、ポケモン探しのウォーキングしようかなって。
pokemongo-9.jpg

ま、人でごった返す都会でこのゲームをやられると迷惑だってのも
わかります。歩きスマホも危険だし、突然立ち止まられるのも迷惑。
自転車、まして車の運転をしながらなんて論外です。
私も「いいトシをしてみっともない」なんて言われないように、
せいぜい気を付けて遊ぼうと思ってます。

ポケモンGO 公式サイト: http://www.pokemongo.jp/
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム
前の10件 | -