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ヤマザキマザック美術館「はしもとみおの世界」展 [美術]

2018年、さぁ今年もたくさん美術展を見たい!!
でもパート先の人手不足で、1月は定休日の日曜以外の休みがないんですよねー。

ということで、1月の第一日曜日、意気込んで
(にしては家を出るのが昼過ぎになってしまったんですけど)
出かけた最初の展覧会は、

ヤマザキマザック美術館
「はしもとみおの世界
 木彫りどうぶつ美術館」
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はしもとみおさんの作品は、
「はしもとみお展」一宮市三岸節子記念美術館
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-02-17

で見て、すっかりファンになっていたんです。
ウェブサイトやブログ、ツイッターも見つけてフォローしてます。

私の大好きなヤマザキマザック美術館でどんな展示になっているのか、
楽しみに出かけました。
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ヤマザキマザック美術館は、地下鉄東山線「新栄町」のすぐ上にあります。
入館料一般1,000円が、大垣共立銀行のスマイル倶楽部カードで
100円引きの900円になりました。
他、ドニチエコきっぷやJAF会員証等でも割引きになります(併用不可)

まず4階から、ってことでエレベータを降りると、
ドームのシャンデリアの下、柴犬の《ドン》ちゃんがお出迎え。2018-1-7-(81).jpg

撮影可、そして「さわってみて!」と。
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今回の展示、さわれる作品もいくつかあって、日曜だったこともあり、
多くの子どもが来ていて、作品をさわったり、抱きついたりして、
それを親が写真に撮っていたりと、いつもの美術展とはちょっと違う
光景があちこちで展開されていたのでした。

ポール・アレクサンドロ・デュマのナナカマドのモチーフがちりばめられた
食堂用家具の部屋には、

ラブラドールレトリーバーの《リンゴ》ちゃん
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ボーダーコリーの《カブ》くん
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椅子やテーブルの上にも作品が
ミニサイズの彫刻もたくさん展示されていますし、
壁にはドローイングもかかっています。
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次の部屋は、はしもとみおさんがアラブ首長国連邦滞在時に
出合ったラクダや野生の動物、家畜などが
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羊の《ソーヴァ》と山羊の《チョコ》
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ラクダに猫が乗ってます(^▽^)
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ポール・アレクサンドル・デュマの婦人用机の
いつも閉まっている棚の扉が開いて、小さな作品が展示されています。
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ルイ・マジョレルの書斎机
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椅子の上には猫の《チビ》ちゃん。
後ろの小ぶりな頭部の彫刻はロダン《苦悩の頭部》
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黒柴の《シバ》くん
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ジャック・グリュベールの飾り棚には
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たくさんの小さな彫刻と飾り棚の絵とで大自然のジオラマのよう!
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ルイ・マジョレルの居間用家具の中央に置かれたオルゴール
2時から演奏がありました。
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ラブラドールレトリーバーの《りん》ちゃん
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ルイ・マジョレルの食堂用家具の部屋では、
猿たちがテーブルを囲んでいます。
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バカラのシャンデリアの下、マイセンの食器で豪華な食卓
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テーブルの正面がオランウータンの《キュー》さん
手前がチンパンジーの《マックス親子》
テーブルに載っているのが《テングザル》
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シロマユテナガザルの《ビジー》さん
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マンドリルの《マンジュウロウ》
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ドローイング(左がマックス親子、右がマンジュウロウ)
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《ミーアキャットの音楽隊》
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動物たちの《最後の晩餐》
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カメレオン
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亀たち 左がヘルマンリクガメの《亀吉》
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ドローイングも展示されています。
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右にいるのはツチノコ?
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カエル
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野良猫カード すごい!! 相島(あいのしま)の猫たちの
スケッチと、それぞれの特徴が書かれています!!
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藤の花をデザインしたルイ・マジョレルの寝室用家具の部屋は
猫たちが集まっています。猫好きにはたまりません!!
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貫禄のある《シナモン》くん さわれます!!
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ルイ・マジョレルの家具には猫の飾りがついているのですが、
その隣で威嚇のポーズをとるのは、
はしもとさんの実家で飼っていた《トム》くん
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相島のボス猫、黒猫の《ニンニ》くん。さわってもいいよ! と。
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ベッドの上でくつろぐ猫たち!!
大きなお腹を見せているのは相島の《チグリス》くん。
白黒の猫は《ぶっち》くん。
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本物の猫たちがベッドの上にいるような自然な光景に見えます!!

ジョルジュ・ド・フールの化粧台
引き出しの中にも小さな彫刻が
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天井から下がっていた《動物モビール》
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企画展の最後は、はしもとさんの愛犬・黒柴の月くんの彫刻が並ぶ部屋
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10歳の頃の《月》くん
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一歳頃の《月》くん
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エミール・ガレの蜻蛉のテーブルの上にも《月》くんが
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木材の象嵌で描かれた小鳥たちの装飾が施された
エミール・ガレの箪笥には
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はしもとみおさんの雀の彫刻《チヨ》が置かれています!!

14歳の頃の《月》くん
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月くんのデッサンをするはしもとみおさんの映像が流れていました。
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そして所蔵品のアール・ヌーヴォーのガラスの展示
ヤマザキマザック美術館は写真撮影可なんですよー!(一部例外あり)

エミール・ガレ《藤文花器》
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エミール・ガレ《アイリス文花器》
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エミール・ガレ《蘭文花器》
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エミール・ガレ《松文花器》
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エミール・ガレ《蜻蛉文脚付杯》
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5階へ。エレベーターを出ると、
ヤマザキマザック美術館の創立者である
故・山崎照幸氏の最初のコレクションだという
ピエール・ボナール《薔薇色のローブを着た女》
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豪華なシャンデリアと赤い壁布が素敵な展示室。
正面に見える絵は、ロココを代表する“雅宴画”の画家
ジャン・アントワーヌ ヴァトー《夏の木陰》
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絵の前には、工作機械メーカーらしい、ボタンを押すと、
拡大鏡が出てくる装置もあります。

この次の展示室には、ヤマザキマザック美術館を代表する絵、
フランソワ・ブーシェの大作《アウロラとケファロス》をはじめ、
ナティエや、ラルジエール、ルブランの絵が展示されていて、
私の大好きな場所なんですが、鑑賞者もいたので
今回は写真撮りませんでした。

1階のミュージアムショップで、
「はしもとみおの木のどうぶつ図鑑」1,512円を買いましたが、
入れてくれた袋のイラスト、ヤマザキマザック美術館だって
すぐわかりますね!!
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この本は、2017年4月22日(土)~6月25日(日)
おかざき世界子ども美術博物館でやった展覧会の時に作ったものかな?
この展覧会も行きたかったんだけどー
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過去記事
ヤマザキマザック美術館: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-01-24
「ロココの雅」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-08-28
「エマイユの煌き」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-08-09
「フランスの美しい風景」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-05-29
「森の夢」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-07-28
「動く絵」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-02-06
「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-09-10
「名古屋ひつじ物語」: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-01-15
「世界に挑んだ明治の美: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-06-16
「聖なる風景」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-01-30
「アイズピリ」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-08

この後、「よそおいの200年」展に行っているんだけど、
ブログに感想が書けておりません。いい展覧会だったんだけどなー。
今年はブログの記事もちゃんと書きたい! って、この記事からして
やっと書けたんですけどねー(^^;)>





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2018年あけましておめでとうございます [年賀状]

ブログもずいぶんご無沙汰している間に、
新しい年になってしまいました。

このブログ恒例の、私の年賀状を加工して遊んでみたものです。
ハハハ、なんかパチンコ屋さんのネオンサインみたいになった。
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今年(って言うか?)は、年賀状もなかなかできなくて、
私の全ての年賀状を投函したのは元旦になってからという‥‥

大掃除も全くできてないですしねー。

年末がそんなに忙しかったか?って、うーーん‥‥
確かに、ダンナの仕事が最近好調というか忙しくて、
ちょこちょこ雑用を頼まれたり、
私のパート先も売上が前年より上がっているそうで、
世間は好景気なのか?って感じることもありますが、

なんか、年賀状やらなくちゃとか、大掃除やらなくちゃ!みたいな
気力が無くなってきたみたいで、踏ん張りがきかないっていうか、
ずっとダルイような気分なのは、やはりトシなんでしょうかねぇ‥‥

このトシになると、あぁもうお正月が回ってきたかーみたいな、
お正月に対する感動も薄れちゃってることもありますよね。

このブログで、去年のお正月の記事を見たら、ホントに
同じようなことしてるなぁーって。

2017年あけましておめでとうございます
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-01-08

今年のおせちには、奮発(私にしては)して数の子を入れました!!
我が家も少しは好景気の恩恵を受けているのか??
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我が家の雑煮は正月菜(小松菜)と餅だけのシンプルなもの。
餅は切り餅で焼かずに、すまし汁です。
鰹節をたっぷりかけていただきます。
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年賀状を投函した帰りに、近くの神社へ初詣。
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今年は南天に実がいっぱいついていますね。
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お正月くらいは、母がいろいろ持たせてくれた着物を着ようかと。
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そして地域の金幣社へ初詣。毎年恒例の干支の作り物が飾られています。
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今年はおみくじが「大吉」でした!!
わーー、近年ずっと良くなかったので、嬉しい!
「危険なことを避け信念をもってお祈りしつつ生活しなさい」
だそうです。

破魔矢と紅白の干支守りをいただいてきました。
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左の土鈴は、年賀状の予約でもらったものです。

それからダンナの実家へ。
昨年百歳を迎えられた義母は、祝いの膳にはつかれましたが、
それ以外はベッドで横になっておられ、やはり弱ってこられたなぁと。

でも二人の姪たちのそれぞれ二人の子どもたちが、
ちょうどいい遊び相手ができて子犬たちのようにコロコロと遊んでいて、
にぎやかでよかったです。

2日は、ダンナの仕事関係の年賀状を(やっと!!)制作。
(こんなに遅れたのは私のせいではありませんよー)

投函してから、ちょっと離れた金幣社へ。
ここは境内に出店が出ているのが嬉しいところ!
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3日は、私の母と海津温泉「ふくしの湯」へ。

昨年はお正月と、ゴールデンウィークに行きました。
ゴールデンウィークに行った時は、途中の羽島で食事して、
竹鼻別院の藤を見ました。
れんこんカツ丼と竹鼻別院の藤
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-05-13

今年のお正月も、デイケアが休みになってお風呂の間隔が空いてしまうので、
(母のデイケアは火・金で、年末12月29日が最終で、新年は5日)
2日に行くつもりだったんですが、予約の電話をかけるのが遅くなって、
2日はもういっぱいで、3日も3時からしか空いていないってことで(+o+;)

お昼も一緒に食べたかったので、12時頃に出かけて、
海津温泉より少し先にある「木曽三川公園センター」へ。
ここの「ままずカフェ」にて
「あんかけままず定食」950円
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ナマズのフライは、白身魚のフライのようで、
ちょっと脂っこかったけど、とても柔らかくて
甘辛いたれが美味しかったです。

せっかくなので、展望タワーにも上りました。大人620円
東側 長良川大橋 長良川の向こうを流れるのが木曽川です。
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南側 治水神社と千本松原
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江戸時代に幕府の命令で薩摩藩が三川分流工事に当たり(宝暦治水)
難工事の責任をとって切腹した薩摩藩士・平田靱負を祀ったのが
治水神社で、分流堤には千本の松が植えられています。
左が長良川で右が揖斐川
こうやって見ても、長良川の方が水位が高いのがわかります。
当時の技術で、大変な難工事だったでしょうね。

西側 揖斐川の油島大橋 進むと多度大社へ至ります。
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北西側 揖斐川のむこうに、養老山脈が見えます。
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北側 木曽三川公園センターの広場と
左側のまっすぐな道を進むと海津温泉へ着きます。
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それから海津温泉「ふくしの湯」へ。
鉄分と塩分を含んだ黄金色の温泉にゆったりつかってきました。

国営木曽三川公園: http://kisosansenkoen.jp/
木曽三川公園センター: http://kisosansenkoen.jp/~center/



関連ランキング:レストラン(その他) | 多度駅美濃松山駅下野代駅



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岐阜県美術館「ディアスポラ・ナウ!」展 [美術]

12月14日(木)、岐阜県美術館へ行ってきました。

ディアスポラ・ナウ!
~故郷(ワタン)をめぐる現代美術
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という企画展をやっています。

 古代ギリシャ語に由来する「ディアスポラ」という言葉は、種などが「まき散らされたもの」を意味し、離れた地で芽吹きをもたらすことを含んでいましたが、第二次世界大戦で、ユダヤ人の「民族離散」の歴史を表現するようになりました。(チラシより)

‥‥うーーん、現代美術ってだけでも難しいイメージなのに、
中東情勢だの、難民だの‥‥政治的なコトには全く疎いので、
岐阜県美術館の後援会員で、全ての企画展を1回ずつ無料で見られる
ってことでなければ、行かなかったかもしれません。
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でも12月3日放送のNHK日曜美術館アートシーンで
取り上げられていたのを見て、ちょっと見直したというか、
地方の公共美術館にしてはなかなかトガった企画展ではないかと。

で、この展覧会の期間中、美術館のレストラン「Cafe Ruru―流々―」で、
「海を渡った故郷の味」って展覧会特別メニューがあるとのことで、
是非食べてみたいと思ったんですが、
ランチタイム11:00-13:30に間に合うように行こうと思うと、
朝の弱い私にはなかなかハードルが高かったです(^^)>
頑張って(?)私にしては早い時間に行きましたが、
1時過ぎていたので、まずはレストランから!

シガラボレイ(白チーズの春巻き)800円と
タピオカとサツマイモのデザート650円
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シガラボレイは、ヨーグルトをつけていただくそう。
濃厚なヨーグルトが美味しかった。
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タピオカとサツマイモのデザートは、
温かいココナッツミルクにタピオカと賽の目に切った
サツマイモが入っていて、優しい甘さでした。

どちらも珍しいし、美味しかったし、これだけでお腹も膨れたけど、
これなら、ランチタイム限定にしなくてもいいような気がしたけど。

展覧会場の入口で後援会会員証を提示して入ります。
撮影OKとのこと!(動画、フラッシュ撮影、自撮り棒等はNG)

まずは、パネルに文字(Eye、Nose、Mouth、Chin、Heart‥‥)のみが
プリントされて並んでいます。

いきなりのこの展示で、これをどう鑑賞していいか戸惑うんですが‥‥

もちろん、入口で作品紹介のリーフレットが貰えますし、
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それぞれの作家ごとに、詳しい作品の解説が、シートになっていて、
読めるように置かれていましたが。


アクラム・アル=ハラビ
Akram Al Halabi


《チーク(頬)》2015年
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シリアの現状をとらえた写真に、写っている一つひとつ
‥‥目、鼻、口、喉、心臓‥‥を文字にして重ねています。

掲載画像の縁には「私たちは決してあなたたちシリアの子どもたちのことを忘れない
2012年1月30日」と記されているそう。
スミマセン、私、シリアでどんなことが起こったのか、よくわかってないんですけど、
この子どもたちは‥‥死んだの??
写真に文字を重ねるのは、死んだ子どもの母親が子どもの顔や体を
撫でているような行為なんだろうか‥‥?


ランダ・マッダ
Randa Maddah


入口から突き当りに見える映像が《ライト・ホライズン》2012年
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壁に無数の銃弾の跡がある半ば破壊された家を掃除する女性。
1967年のイスラエルの侵攻によって破壊された、ゴラン高原の
シリア占領地域にあるアイン村
友人を招き入れるために掃除し部屋をしつらえるという当たり前の行為が、 この世界では、まるで儀式のような非現実的な行いになる。

壁にかかっていたモニタに映されていた映像は《グレイ》2017年
細かく砕かれた鏡に映る画像が万華鏡のようでもあり、
破壊された世界のようでもあり‥‥
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ブロンズや焼成粘土で作られた素朴なレリーフや彫刻が、
よく見たら拷問される人だったりするんだけど‥‥


ラリッサ・サンスール
Larissa Sansour


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宇宙飛行士の人形がたくさん置いてあって、可愛いって見たけど、
よく見たら、胸につけているのはパレスチナの国旗なんですね。
これは、隣で映写されていた映像の関連作品なんだそう。
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《スペース・エクソダス》2009年
月面着陸をパロって、月にパレスチナの国旗を立ててたり、
2001年宇宙の旅のパロディーのようでもあり‥‥
宇宙空間をさまようパレスチナ人?

ぐるりと回った反対側のスクリーンで上映されていたのが
《未来では、彼らは最高級磁器で食事していたことになる》2016年
ゾーレン・リンドとの共作
28分37秒って長~い映像。正直途中でウトウトしましたが、
不思議な形の飛行船が飛び立つシーンや、空から皿が無数に
降ってくるシーン、そして主人公の女性や、死んだ妹のイメージ、
ほとんどモノトーンの映像が美しくて印象的だった。
主人公は歴史を書き換えようと、「将来の考古学的発見によって、 民族の歴史が主張されるように、地中に皿を埋め」ているんだそう。

隣で展示されていた《歴史修正主義の皿》2015年
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《欠乏の考古学》2016年
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ムニール・ファトゥミ
mounir fatmi


国旗が並んでいます。3本だけ、ブラシ(箒)の棒が竿になっています。
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《失われた春》2011年
国旗はシリアを含むアラブ連盟の22の国旗だそう。旗竿がブラシに
なっている3つは、チュニジアとエジプトとリビアの旗だそう。
アラブ諸国に見られる長期独裁政権を失墜に導いた民衆蜂起を示している
箒はコミュニティを構成する家庭の象徴であり、独裁者の一掃を示唆している。
竿のない旗は、『箒=家事をする人』のいないことを意味」しているそう。

この作品が立てかけられている壁(?)の反対側には、
《アーケオロジー》2016年
(Archaeology 考古学)
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黒い旗が箒に掲げられていて、箒には人骨が掃き寄せられています。
もちろん骨は複製だそうですが、やっぱりドキッとします。
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そして《風はどこから吹いてくる?》2002-
海や船、港の映像の前に、青い床材にタイヤ、そして服が置かれています。
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‥‥海を渡る難民のこととか考えてしまいました。
タイトルが日本語でも出るんですね。


ミルナ・バーミア
Mirna Bamieh


日曜美術館アートシーンでも紹介されていた
《どの旗も風になびかない》2015年
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銀の紙でできた旗が壁に並び、2台の首を振る扇風機の風で
カサカサと音を立てて一斉にはためいています。
ざわめいてはまた静かになる旗の動きが繰り返されるのを
見ていると、こちらの心もなんかざわざわします。

《中断された伝記》2014年
今はもう会えなくなってしまった外国に住む親戚の映像と、
個人的な家族の写真や手紙‥‥ありふれた家族の写真だけど、
こんなささやかな幸せがもう戻ってはこない。
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《チュートリアル:どのように消えて、イメージとなるか》2015年
ネットで見られるようなメーキャップのハウツー映像のようで、
自分の顔に背景と同じ緑色の絵具を塗っていって、背景に
溶け込んでいく様子を映像にしています。
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キュンチョメ
KYUN-CHOME


ナブチ(1984年水戸生)とホンマエリ(1987年横浜生)の男女二人組の
アーティストユニット。2011年活動開始。

《ウソをつくった話》2015年
原発事故で道を封鎖しているバリケードの写真を、
フォトショップの画像処理(コピースタンプツール)を使い、
パソコンなど触ったこともないような住民(そこに住んでいた被災者)に
教えて消していきます。
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‥‥他の作品は、どこかで、遠い国のことみたいに思って見てたところが
あるけど、なんかこの作品はグッときてしまった。
画像処理のように簡単にバリケードなど消してしまえたらどんなにいいだろう。
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操作している住民たちが面白がって、「家も消して更地にしてしまえ」
みたいに軽い調子で言うのが‥‥重く響いてきた
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《星達は夜明けを目指す》2016年
口にライトを加えた人物が歩いてくるのが星座のようにも見えます。
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《ここで作る新しい顔》2016年
日本にある難民支援施設の協力で、自分たちの個展会場で、
難民と日本人来場者が一緒に福笑いを作っていく様子を撮影しています。
日本人来場者は毎回変わるのに、難民は何度もやるうちに
次第に上達して、来場者が作る歪んだ顔を修正していくようになっていったと。
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それぞれなかなか重いテーマの現代アートで、
解説を読んだり、映像も多いので(正直私はあまり映像作品は好きではない)
思ったより見るのに時間かかりました。
写真撮っていいのは嬉しかったけど、気軽にツイッターでつぶやくには
心の整理がつかないカンジで、ブログにしました。

アートに何ができるのか??
鑑賞後の疲労感のようなモヤモヤ‥‥でも私はこういう印象
嫌いではありません。なかなかトガった展覧会で刺激になりました。

平日だし、鑑賞者いるかなー? って心配(?)だったけど、
若い人とか、監視係の人よりは鑑賞者の方が多くて安心しました(笑)

この後、県民ギャラリーの「源流展」とか見て、
所蔵品展は前回来た時(感想が書けてないけど)とほぼ同じだったけど
こちらも楽しんで帰りました。(何回見てもいいものはいいし、実は
あれこれ前回も見たっけ? って忘れているのも多い)

この展覧会、2018年1月8日(月・祝)まで。
月曜と年末年始の12月25日(月)~1月2日(火)まで休みで、
新年は1月3日(水)から開館するとのこと。
お正月に見るには少々重い展覧会じゃないかとも思いますが、
1月3日(水)は午後2時より新春コンサートもあるそうなので、
(入場無料・事前申込不要) 地方ではなかなか見ることができない、
アラブの現代アートを鑑賞してはいかがでしょう。
観覧料:一般900円 大学生700円 高校生以下無料

ショップでは
岐阜県美術館の監視係の方が描いた4コマ漫画が本になった
「ミュージアムの女」だけでなく、

ミュージアムの女

ミュージアムの女

  • 作者: 宇佐江 みつこ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/09/27
  • メディア: 単行本


アメや、今回新しくミュージアムの女チョコレートも売ってましたよー。

「ミュージアムの女」電子書籍版もあるんですね。


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戌年に届いた年賀状 [年賀状]

師走に入り、なにかと慌ただしいですね。

去年までなら、もう年賀状のアイデアとか出ている時期なんですけど、
今年はまだ何もできていないのは、

ずっと年賀状を作ってきた叔父が、今年夏に亡くなられまして。
なんか気が抜けちゃったカンジも‥‥
まだ父母の年賀状は頼まれてますし、
もちろん自分の年賀状もあるワケですけど‥‥

やっぱり年賀状はもう「オワコン」なんですかねぇ。
若い人はもうメール(すら古い?)や、LINEとかで新年の挨拶を済ませちゃうのかな。
私も年賀状を出すのは古いつきあいの方だけですね。
職場の方とかはそもそも住所も知りませんし。

では、このブログの毎年恒例の記事、
戌年に我が家に届いた年賀状を紹介します。

前回の戌年は2006年(平成18年)

このブログも2005年から続いているので、
2006年元旦の記事がありました!!
謹賀新年: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2006-01-01

まだ各務原のイオンができる前で、パート先の大型スーパーも
忙しく、暮も正月もなかったなぁー。
この5年後に、ここが無くなるなんて思いもしませんでした。

マンガ家の友人から、ほほえましいイラストの年賀状
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クラシックカーと犬のスタイリッシュなイラストの年賀状。
よく見ると、石畳が2006になっていたり、
クラシックカーのナンバーが[20-06]だったりと、
なかなか凝っています。
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2006と犬を組み合わせた年賀状。犬が飛び出してくるような
躍動感がいいですね。
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一般の方でも、パソコンでオリジナルな年賀状ができるようになりましたね。
戌年ということで、飼っている犬の写真を使った年賀状も多かったです。
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インクジェットプリントではなく、光沢のある写真なので
画質がきれいです。
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犬の写真(彼女は犬を飼っていませんが)と鏡餅や鯛を組み合わせてます。
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パソコンで使える素材集から選んだ年賀状だと思います。
素敵なデザインの中から選べるようになりましたよね。
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パソコンで作った年賀状の中、手書きの年賀状は迫力です!
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その前の戌年は1994年(平成6年)

年賀はがきは41円。この年の1月24日から、はがき50円に値上げになったそう。
郵便番号はまだ5桁です。(7桁になったのは平成10年2月2日からだそう)

毎年、木版多色刷りの年賀状を送ってくださる先生から
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版画の力強い年賀状。手書きの文字も力強く味があります。
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救助犬が首に下げているお酒で、干支の動物たちが「もりあがってます」
オリジナルイラストを写真で年賀状にしています。
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自分たちの人形(オリジナル)を撮影して写真「年賀状」ではなくて、
「寒中見舞い」にしています。(喪中ではなく、単に遅れただけのよう)
50円切手が貼ってあります。もう2日早かったら41円でよかったのにねー。
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私も息子が小学生でしたが、子育て中の友人も多く、
子どもが描いたイラストをを使った年賀状も多かったですね。
プリントゴッコにマーカーで彩色されています。
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デザイナーの方の、オリジナルデザインを印刷した年賀状ですが、
余白に描かれた子どもさんのイラストにほんわかします。
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年賀状印刷のサンプルから選んだ年賀状だと思いますが、
シンプルな犬の顔がいいですね。
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小学校の担任の先生から息子へ届いた年賀状。
プリントゴッコの1版多色刷り。メタリックカラーが使えるのも
プリントゴッコのいいところでしたね。
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息子が卒園した幼稚園からの年賀状。園児の版画を
プリントゴッコで印刷しています。
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息子の友達からの年賀状。住所が書いてないので、
自分で届けてくれたようです。
いっしょうけんめい書いた文字がほほえましい。
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「パブロフの犬」の意味ってわかってたかな?
さすが売ってるだけあってナイスなアイデア&イラストです。


その前(36年前)の戌年は1982年(昭和57年)

社会人となって2年目。皆仕事が忙しかったハスですが、
それぞれ凝った年賀状を作って送ってくれました。
‥‥オリジナルな創作に飢えていたってこともあるのかな?

桃太郎が強面の犬にビビッてます。アイデアもすごいけど、
これ、シルクスクリーンなんですよ!! 何版刷っているんだろ?!!
すごい手間かかってますねー
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こちらもシルクスクリーンの年賀状。5版刷りかな?
年賀状らしからぬグロい絵ではありますが、彼らしいなと。
蛍光ピンクのインクもインパクトあります。
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こちらはシルクスクリーン1版刷り。
この年は私もシルクスクリーンで年賀状を作ってました。
ハガキサイズのシルクスクリーンキットがあったんですよね。
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エアブラシ(かブラシを手作業でこすってる?)のイラスト。
メタリックなインクを使っているのか、シンプルな絵の風合いが
とても素敵です。
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プリントゴッコに手彩色の年賀状。社会人になったら、
毎日があっという間に過ぎていくね、って話してたんですけど、
トシをとればとるほど加速していくんですねー。
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あぁ、あっという間の36年間‥‥!!

木版多色刷りの年賀状
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木版に手彩色。版画らしい素朴な雰囲気がいいですね。
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手描きイラストの年賀状
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その前(48年前)の戌年は1970年(昭和45年)

私は小学校6年生でした。この年に中学入学。大阪万博の年ですね。

小学校の同級生で、今もコミックカフェに一緒に行く友人からの
48年前の年賀状。
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こちらも同級生。手描き文字にスタンプで犬を押しています。
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しかし、12歳と24歳のなんと違うこと!!

そして、日本も1970年と1982年では大きく違ってるんですよね。
1970年はハガキが7円なんですが、1982年は40円!!
なんと5倍以上!!

昔の年賀状を見ていたら、懐かしい思い出は湧いてきましたが、
年賀状のアイデアは全く湧いてきませんねぇー。

でも、面倒だとか言いつつも、あれこれ考えるのも楽しい時間かもしれません。
やっぱり私は、お正月に届く年賀状、楽しみなんですよね。


過去記事
酉年に届いた年賀状: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-11-18
申年に届いた年賀状: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-12-12
未年に届いた年賀状:http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-11-28
午年に届いた年賀状:http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-12-10
巳年に届いた年賀状:http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-12-11
辰年に届いた年賀状:http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-12-19
卯年に届いた年賀状:http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2010-11-11
寅年の年賀状を紹介した記事
年賀状の(私的)歴史:http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2009-11-24
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岐阜アートフォーラム「命ざわざわ」展 [美術]

なかなかブログが書けないので、ずいぶん前のことになりますが‥‥
上宮寺で10月28日(土)~11月5日(日)まで開催されていた
「第11回 岐阜アートフォーラム
 ~時空の住処(すみか)~
 命ざわざわ」
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最終日の11月5日(日)に行ってきたことを。

上宮寺で開催される岐阜アートフォーラムのイベントには、今まで

二村元子「Re∞Birth」展:
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-04-06

インドネシアのバティックとワヤンクリ(影絵芝居)
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-10-10

「絵本 林隆一展」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-10-31

に行ったことがあります。今回は多くの作家さんが出品されているんですね。
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上宮寺
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門をくぐると
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大イチョウの下に立っている彫刻のインパクトがすごい!!
河西栄二さんの作品
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本堂の階段を上がったところには、
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堀祥子さんの彫刻作品
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森智之さんの作品
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アップで
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庫裡に上がると、
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佐藤昌宏さんの天井画
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大森美瑠さんのペイントと、
小林政志さんの植物(コケだとか?)による空間ディスプレイ《連理の枝》
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次の間には
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カラフルな招き猫は、カミヤ マサコさんの作品
左から、昨年秋の展覧会でも展示されていた林隆一さんのボールペン画
屏風の富士山は松原智子さん
その右の変形の画面が印象的なのが松井眞善さん
右のパネルは‥‥吉田侑記子さんかな?
(ごめんなさい、ちゃんとキャプション見てないのでちょっと自信ないです)

そして、写真ボケボケでスミマセン
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真ん中の羊の絵が奥村晃史さんの油絵。キンキラな布の額縁が面白かった。
近くに置いてあるキンキラな布の豪華なクッションは、
林紕さ子さんの作品かな?

床の間の白い布の造形が印象的でした。渡邊智子さんの作品。

渡邊智子さんは、願成寺古墳群美術展2017 に出品されていた方ですね。
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-05-09
この吊り下げられていた布も渡邊智子さんの作品ですよね。
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佐部利典彦さんの立体作品
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縁側に展示されていた衣笠文彦さんの作品
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渡り廊下の先の
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茶室に展示されていたのが二村元子さんの作品《イレモノ》
ドングリで作られたうさぎ
うさぎのえさと糞で草の上にうさぎの形が作られています。
(人間が草を加工して作った)えさと糞のあいだ‥‥命について考えさせられますね。

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床の間には
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リボンをつけたうさぎの顔?が描かれた洋服がハンガーにかかっていますが、
動物の毛皮が巻かれていたり、ちょっと不気味な雰囲気です。
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隣の部屋は、障子にたくさんの絵が飾られています。
ずかんくん の作品。ずかんくんは、
「海の生き物を中心とした手作り図鑑『ぼくんちのおさかなずかん』を
SNSで毎日発信」されているそう。
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奥の障子は市松模様になっているのかと思ったら‥‥

反対側から見たら、全て魚のイラスト!!
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それぞれの魚について、マニアックな解説もついてます。
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こんなところにも魚のイラストが!!
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部屋の中には大きな絵本が置かれ、なんともユルい音楽が流れています。
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この大きな絵本は、「ラララさめのくに」の拡大版
ずかんくんがイラストを描き、
企画・構成を、あっちゃん こと藤田敦子さんが担当され、
奥深いサメの世界のことを、さめ先生 こと仲谷一宏さんの協力で
できた絵本。

藤田敦子さんは、岐阜のデザイン会社リトルクリエイティブセンターが運営する
出版社「さかだちブックス」から出版される不定期刊行物「百科」編集長。
この展示にもかかわっておられます。

床の間にはサメ(シロワニ)の頭蓋骨や絵本の原画が展示されていました。
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「ラララさめのくに」
この会場でも販売されていたので買ってしまいました。1,000円
(+消費税のハズですが、あ、消費税払ってない(^^;)
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著者のずかんくんがサインしてくれました!
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子供向けの本かって思ったら、サメについてのマニアックな知識が
わかりやすく紹介されています。
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シュモクザメの「シュモク」って、鐘たたきの木づちのことなんですってね。
(英語の hammerhead ハンマーヘッドの方がわかりやすいですよね)
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で、せっかくお寺なのでと、本物の撞木も展示されていました。

「ラララさめのくに」はamazonでも買えます。

ラララさめのくに

ラララさめのくに

  • 作者: 藤田敦子
  • 出版社/メーカー: さかだちブックス
  • 発売日: 2017
  • メディア: 大型本



流れているクセになるようなゆるい音楽は、
「さめ先生のサメの歌」
さめ研究50年の「さめ先生」が作詞し、ニューヨークで音楽を専攻した プロミュージシャンの「ネネッチ」が作曲して、歌っています。
さめ先生とネネッチはホントの父娘です。

(「ラララさめのくに」あとがきより)

YouTubeで聞くことができます!!
「2.ホホジロサメ」


YouTubeの「さめ先生のサメの歌」には、
まだまだたくさんのサメを紹介した曲がありますよ!
https://www.youtube.com/channel/UCYXj8THXe5cG5FR5incWiKg

本堂へ行くと、上宮寺のご住職で1984年の安井賞を受賞された画家
小笠原宣さんの絵で仏間が飾られています。

ここで、11月4日(土)に前岐阜県美術館館長の古川秀昭さんの
講演「宗教と美術・その歴史と課題」が行われたんですが、
私は残念ながら行くことができませんでした。

古川秀昭さんの作品は、OKBギャラリー「古川秀昭展」でも展示されていた
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-06-09
カラスウリの絵が庫裡に展示されていましたが、
写真撮りそこねちゃいました。

仏間の裏の小部屋が映像コーナーになっていて、

寺島真希さんと柴田晃宏さんの映像作品が上映されていました。

寺島さんが撮影した、この上宮寺を舞台にしたダンス作品。
4日(土)には、寺島真希さん撮影で、ダンサー・あみこさんが
本堂の仏前で踊られたイベントもあったそうです。
(岐阜アートフォーラムのHPに写真があります)
https://gifuartforum.wordpress.com/

映像制作会社「東海制作」代表の柴田晃宏さんの、
岐阜県美術館を舞台にした「月見る夢」
そして、ものすごくカッコイイ‥‥ちょっと退廃美を感じさせるところが
私のツボであります‥‥男性が岐阜県美術館を舞台に踊っている作品。
この男性、岐阜県美術館のアーティスト・イン・ミュージアム AiM 2017で、
渡辺 泰幸さんの土の楽器の演奏とパフォーマンスで踊られた
正村暢崇さんですよね。
私はこのパフォーマンス見てないのですが、YouTubeに映像がありました。

(この映像を撮影されたのが柴田晃宏さんかどうかは私にはわかりませんが)

そして、岐阜県美術館の公式ツイッター等で発表されて話題になり、
今年9月27日にKADOKAWAから出版された「ミュージアムの女」
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岐阜県美術館のショップで買いました1,200円+税96円
その4コマを実写化した映像もありましたー

ミュージアムの女

ミュージアムの女

  • 作者: 宇佐江 みつこ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/09/27
  • メディア: 単行本



多くの作家さんの作品を見ることができて楽しかったです。

岐阜アートフォーラム: https://gifuartforum.wordpress.com/

さかだちブックス: http://sakadachibooks.com/
さかだちブックス内の上宮寺のアートフォーラムの記事:
http://sakadachibooks.com/?p=20146





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京都の町家に泊まる同窓会旅行(4)竹カゴ作りとフレンチレストラン「エピス」 [旅行]

大学の同級生たちと、京都の町家に泊まって、

10月30日(月)は、皆で竹カゴ作りにチャレンジ!
横浜の友人たちの今回の京都旅行、目的の一つがこの竹籠作りだったんです。

興味なかったら、その間別行動でもいいよって
旅行の計画を立てるLINEで言われたんですが、
なかなかない体験ですものね、是非一緒にって申し込みました。

体験は、京都御所の少し西にある「有限会社 横山竹材店」にて
有限会社 横山竹材店: http://www.yokotake.co.jp/
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お店の前に置かれていた竹で編んだベンチ。
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体験教室は、隣のショールームで

事前にHPを見て、
竹カゴ製作体験教室: http://www.yokotake.co.jp/pages/kyoushitsu080515.htm

「四海波花カゴ」3,500円
「よろずカゴ」4,200円
「えびカゴ」4,200円

の、どれを作るかを選んで申し込みします。

私は「えびカゴ」を選びました。
あと2人が「えびカゴ」を、もう1人が「四海波花カゴ」を選びました。

えびカゴは時間がかかるので、ここまで作ってもらってました。
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何段か竹を編んだところ。
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それぞれ完成したカゴを持って!!
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やっぱり、自分の手で作ってみるっていいですね。面白かったです。

さて、この後、奈良に住む同級生と会うことになってたんです。
京都御所の乾御門で待ち合わせなので、ぶらぶらと歩いて向かいました。

町家を活かした美容室のよう
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マンションにも和風のテイストが
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普通のお家に見えるけど、「ゲストハウス御所西」ってありますね。
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町家の残るちょっとレトロな通りは歩いていても楽しいです。
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由緒ありそうな門構え。「弘道館」
皆川淇園が設立した学問所だそう。
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京都御所「乾御門」
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奈良の友人とはずっと(20年以上??)会ってなかったので
すっごく嬉しい!!

ランチを一緒にってことで、

広い御所を突っ切って‥‥
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連れてってもらったのがこちら

町家を改装したフレンチレストラン「エピス」
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「epice(エピス)」とはフランス語でスパイスの意味だそうですが
恵比寿さんの絵がついた赤い暖簾や看板がオシャレです。

ランチコースを予約してくれていました。

オードブル盛り合わせ
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野菜のピクルスとか、テリーヌとか、甘くないシュー(チーズ?入り)とか。
説明されたけど、よく覚えてなくてスミマセン。

滋賀県産の椎茸のスープ
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椎茸の味と香りがしっかりして美味しかったです。
見た目より量ありました。
器がユニークですね!「香蘭社」って入ってます。
岐阜県現代陶芸美術館「明治有田超絶の美」展に出ていた
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-09-07
多くの作品が香蘭社製だったなー。今も続いて、
こんなモダンな器も作っているんですね。

養老豚のソテーとかって説明されたような。
食材の産地までこだわっているんですね。
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パンはおかわり毎に、違ったのが出てきました。
どれも美味しかった。

デザートのケーキとアイスクリーム
季節らしい銀杏の形の器も豪華な雰囲気。
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中庭の向こうにある離れは、グループで利用できる座敷に
なっているようです。
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ランチコースに、飲み物(私は葡萄ジュースをいただきました)つけて、
1人3,500円
久しぶりの再会で、とっても楽しい時間を過ごしました。
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関連ランキング:フレンチ | 出町柳駅今出川駅



「エピス」を出て、
京都のお土産に菊一文字の爪切りを買いたいってことで、
ぶらぶらと鴨川沿いの道を下りました。

昨日までの雨でかなり増水しています。
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鴨川の鴨
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京の町へ。京都らしい細い路地
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さすが京都、あちこちに史跡が。
「池田屋騒動之址」
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「菊一文字」は三条通りにありました。
せっかくなので、私も我が家用に爪切りを1つ買いました。1,620円
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(ウチにある爪切りは粗品でもらったものばかりですが、
 最近爪切りどこだ??ってことも多くて)

観光客も多い商店街
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さすが京都、扇のお店!
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モダンな洋風建築も多いですね。
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イノダコーヒ三条店でコーヒータイム。
「アラビアの真珠」コーヒーと、私だけケーキもいただきました。
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奥ではカウンターの中で、まるで割烹料理人が調理するように
コーヒーを淹れていました。

あたりが暗くなるまで話し込んじゃいました。
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地下鉄で京都駅まで行き、別れました。素敵な旅をどうもありがとう!


菊一文字: http://www.kikuichimonji.co.jp/

イノダコーヒー: http://www.inoda-coffee.co.jp/

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京都の町家に泊まる同窓会旅行(3)錦市場と別邸・佛光寺東 [旅行]

10月29日(日)、大学の同級生たちと、京都・東福寺と光明院を回った後、

大山崎の聴竹居とアサヒビール大山崎山荘美術館へ行き、

いよいよ今回の旅行記(?)のタイトルにもした町家の宿のことを!!

今回の宿は食事はついていないので、錦市場にも近いことだし、
市場でいろいろ買いこんで夕食にしようって計画だったんです。

でもJRで京都駅に向かう途中で、錦市場って6時までみたいよ!!って。
この時点で5時半近く( ゚Д゚)ひぇ~~!!

京都駅のすぐ前にあるチェックインカウンターへ行き、
今朝預けた荷物を受け取って、タクシーで錦市場まで飛ばしたら、
5時40分くらいに着くことができました!
まだ観光客等でごった返していたので一安心。
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6時を過ぎると、閉店する店も出てきました。
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錦市場、シャッターや垂れ幕に、伊藤若冲の絵を使用しているんですね。
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買いこんだお惣菜などを持って、今日の宿「別邸 佛光寺東」へ。
錦市場から徒歩7分程でしたが、荷物もあったので結構長く感じました。

こんな、生活感あふれる通りに面しているんです。(翌朝撮った写真)
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看板も何もないので、知らないと、ここが宿泊施設とは気が付かないですよね。
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玄関
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今朝、京都駅前のチェックインカウンター
京都駅前徒歩1分、ONビル2階 i-Satellite
http://kyoto-stay.net/bukkouji/checkinout.html
で、チェックインを済ませ(9時~21時・宿の滞在は15時から)、
宿の暗証番号を教えてもらっていたので、ボタンを押して鍵を開けます。
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町家のくぐり戸って小さいんですよねー。
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レトロな町家なので、バリアフリーなんてのとは無縁!
玄関の土間から上がるのに、段差がかなりあります!!
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1階は2部屋(っても、3畳と4畳半くらい?)に、
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レトロなタイル貼りの流しと、
オーブントースターにもなる電子レンジと、湯沸かしポット、
冷蔵庫もありました。
湯呑やグラス、パックのお茶やコーヒーもありました。
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トイレはちゃんと改装されてシャワートイレです。
タオルや歯ブラシも用意されていました。(浴衣はありません)
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ユニットバスでないのが嬉しいお風呂!
信楽焼きの深い浴槽にゆったり浸かることができました。
ボタンひとつでお風呂がわきます。
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2階へ上がると(昔の階段なのでかなり急)
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布団が敷かれていた和室(翌朝、布団を畳んだところ)
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天井をあえてとって、梁などが見えるようにしてあるのも、
風情があっていいですね。裸電球風の照明もいい雰囲気。
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通り側の部屋にはベッドが。
(私たちは4人なので、ベッドになっていましたが、
3人以下の時は、ソファになるようです。)
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奥の抽象画風になった壁がいいカンジって見たけど、
押し入れの壁をそのまま生かして、透明な板を貼ってあるみたい!
ちょっと感心しちゃいました。
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すぐ下が通り。通りを歩く人の声などもよく聞こえました。
通行量はそんなに多くないですが。
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避難経路の案内
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二階から階段を見下ろします。あ、Wi-Fiルーターがある!
Wi-Fiつながります!!
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この、こじんまりした京都の町家の1棟貸しなので、
気兼ねなくくつろげるのがいいですね。
学生時代、誰かの下宿先に集まったみたいなカンジ。
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錦市場で買ったお惣菜やお酒で乾杯です!!
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ここ「別邸 佛光寺東」4人泊まって、1人5,500円
錦市場で買ったお惣菜など、4人で割って1人1,450円と、
結構お値打ちに泊まることができました。

まるで京都人になったみたいな、レトロな町家の宿、いいですね!!
空き家の有効利用としてもいいんじゃないでしょうか?
素敵な宿を予約してくれてありがとう!!

翌朝は買ってきたパンとコーヒーで朝食にしました。
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チェックアウトは鍵を閉めて出るだけです。


別邸 佛光寺東: http://kyoto-stay.net/bukkouji/top.html



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京都の町家に泊まる同窓会旅行(2)聴竹居と大山崎山荘美術館 [旅行]

10月29日(日)、大学の同級生たちと、京都・東福寺と光明院を回った後、

京都駅へ戻って、JRで山崎駅へ。220円
昼時なので、山崎駅に近い「三笑亭」へ。
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天丼をいただきました。
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関連ランキング:天ぷら | 山崎駅大山崎駅



JR山崎駅前にある「離宮八幡宮」
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油の神様だそうですね。「油祖像」
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今回の旅行、アサヒビール大山崎山荘美術館と、
その近くにある「聴竹居(ちょうちくきょ)」を提案してもらったんです。

私、「聴竹居」って知らなかったんですが、
建築家・藤井厚二(1888-1938)が、1928(昭和3)年に建てた、5つめの自邸。

この時代に、環境共生を考えた住宅なんだそうです。
今年7月に、昭和の住宅としては初の重要文化財に指定されたのだそう。

見学には予約が必要とのことで、ぜひこの機会にとお願いしました。

見学予約時間が2時からだったので、雨だったこともあり、駅前の
喫茶店で時間調整して、坂を上りました。

聴竹居の入口
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少し早く着いて、まだ前回の見学の方がいらしたのですが、
家に入れていただきました。
見学料1,000円を払い、リーフレットをいただきました。
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2時からの回は私たち4人と、建築を学んでいるらしい女性の5人。
ボランティアの方が丁寧な説明をしながら案内してくださいました。
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床下から地下へと伸びた土管(?)から、空気を取り込んでいるとか、
網代貼りの天井は通気性が良くて、室内に風の流れを作っているとか、

そして、大きなガラス窓がとても開放的でモダンな縁側。
ガラス戸の細かなところにまでこだわりがあることを説明してもらいました。

居室と食事室の間のアーチや、照明のデザインに至るまで、
とても素敵でした!!!

写真は申請書を提出して撮れましたが、
ネットには上げないようにとのことでした。

聴竹居のウェブサイト: http://chochikukyo.com/
(見学申込みもこちらのウェブサイトから)

藤井厚二が設計した住宅
八木邸: http://www.yagiteiclub.com/

私たちの回がこの日の見学の最終だったので、
一通りの見学が終わった後に、ゆっくりボランティアさんのお話を
聞くこともできました。
近所に住む方々が聴竹居を守ろうと会を作ってきたこと、
そんな「聴竹居の守り人」のことが、地域の無料情報誌
「おとくにSanpo 2007 Autumn Vo.6」号に載っています。
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おとくにSanpo: http://www.otokuninet.com/

「重要文化財・聴竹居の守り人」のページ:
http://www.otokuninet.com/magazine/otokuni-sanpo-vol6/magazines-879-880/

聴竹居いる間が一番台風の影響による雨が激しかったです。
さて、時間もなくなってきたので、急いで
アサヒビール大山崎山荘美術館へ

聴竹居からは一度坂を下りて、もう一度上らないといけません。
私にはキツかったww 他の同級生がドンドン先に行ってしまうので、
つくづく自分の日頃の運動不足を反省しましたー。

途中のトンネル
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美術館本館
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入館料一般900円ですが、聴竹居で教えてもらったので、
JAFの会員証を出したら、100円割引の800円で入れました(4人全員OKでした!!)

9月16日(土)~12月10日(日)「有元利夫展」をやっています。
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有元利夫さん(1946-1985) 38歳で亡くなられたんですね。
私、生前に出た画集(昭和56(1981)年発行)を買ってしまったほど、
この方の絵、好きだったので、今回の展覧会とても楽しみにしてきました。
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そして、アサヒビール大山崎山荘美術館も、一度行ってみたいと思いつつも
まだ来たことがなかったので、重厚な建築やステンドグラスなど、
とてもよかったです。
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安藤忠雄設計による新棟、山手館「夢の箱」には、
有元利夫の安井賞選考委員会賞を受賞した《花降る日》(チラシ裏面上)や、
《室内楽》(裏面2番目)《7つの音》(チラシ表面)など、
代表作ともいえる作品が並んでいて見ごたえありましたし、
山手館へのガラス張りの廊下も素敵でした。

安藤忠雄設計の地中館「地中の宝石箱」は、
展示されているモネやモディリアーニなどの絵の豪華さと大きさに驚きました。

なんとか喫茶室の時間にも間に合いまして、
有元利夫展の期間中の限定ケーキ!!
「7つの音」と「花降る日」
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どちらも有元利夫の絵のタイトルですね。
ティラミス風の「7つの音」と、
リコッタチーズのケーキにレーズンが入った「花降る日」
私は「花降る日」を選びました。コーヒーとセットで950円でした。
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テラスからは雄大な景色を眺めることができました。
なんとか雨も上がったようです。
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このあたりは京都より少し紅葉が進んでいるようですね。
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私がトイレに立った間に虹が出ていたそうですー。
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美術館庭園入口(トンネル)前から、JR山崎駅、阪急大山崎駅へ行く
無料送迎バスがあるので、17:00のバスでJR山崎駅まで戻りました。

アサヒビール大山崎山荘美術館: http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

京都の町家に泊まったことは次の記事で。

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京都の町家に泊まる同窓会旅行(1)東福寺と光明院 [旅行]

10月29日(日)、30日(月)と京都へ行ってきました。

今年2月に名古屋で会った大学の同級生から、
↓その時のことはこちらに↓
名古屋市科学館プラネタリウムと大須散策ミニ同窓会
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-03-07

10月か11月に、週末に加えて1日休みをとって、
大阪方面へ行きたいってLINEが入ったのが、9月の初め。

今回は、横浜からもう1人一緒に来れるってことだったので、
前回とても役に立ったLINEグループに招待して、皆で計画を立てました。
(っても、京都に詳しい友人がいろいろ調べて予約してくれて、
 私は皆の提案にいいね!って言ってたくらいですけど)

28日(土)に、横浜の友人2人が新幹線で新大阪着、
そこで大阪の友人と合流、三宮まで行き、そこでもう一人の同級生が
(この同級生は土曜日だけなので、今回私は会えなかったんですが)
車を出してくれるので、神戸で食事をして六甲、有馬温泉へ行き、
その晩は大阪の友人宅に泊めてもらうことに。
私は土曜日はパートが休めないので、日曜日の朝に合流することに。

29日(日)9時に京都駅の中央口で待ち合わせ。
まず、この日の宿のチェックイン手続きを、京都駅前にある
チェックインカウンターで済ませます。今回の京都旅行、
京都らしい町家に泊まろうってことになって、予約してくれたのが
「別邸 佛光寺東」
とても良かったです!! 宿のことはまた詳しく記事にしますが、
ここで荷物を預かってくれるってことで、身軽になって、
いざ、東福寺へ。4人いるので、タクシーを利用。
東福寺まで1,000円でおつりがきたので、お値打ちですよね。
この日は台風22号が南海上を進んでいて雨でしたし。

紅葉の名所として名高い東福寺。私はバスツアーで通天橋へは行ったことが
あるんですけど、ものすごい混雑だったことくらいしか覚えておりません(^^;)

方丈のお庭がおすすめってことで、庫裡で400円の拝観料を納めて入ります。
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この庭は「八相の庭」と呼ばれ、
四庭に配された『蓬莱』『方丈』『瀛洲(えいじゅう)』『壺梁(こりょう)』 『八海』『五山』『井田市松(せいでんいちまつ)』『北斗七星』の八つを、 『八相成道(釈迦の生涯の八つの重要な出来事)』に因んで命名されたものである。
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作庭家・重森三玲(1896-1975)によって昭和十四年(1939年)に完成されたもので、当時の創建年代にふさわしい鎌倉時代庭園の質実剛健な風格を基調に、現代芸術の抽象的構成を取り入れた近代禅宗庭園の白眉として、広く世界各国に紹介されている。」(リーフレットより)

庫裡から方丈への渡り廊下
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渡り廊下の東側の庭『北斗七星』
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円柱の石で北斗七星を構成しているそう
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円柱の石は、もと東司(重要文化財、旧便所)の柱石の余石を利用したもの。

重森三玲が作庭にあたって唯一の条件として提示されたのが、本坊内にあった材料は、
すべて廃棄することなく、もう一度再利用するということだった。
これは禅の教えである『一切の無駄をしてはならない』から提示されたそうですが、
その制約があったからこそ、こんな斬新な発想が出てきたのではないかと。

渡り廊下から方丈の南庭を望む
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南正面の向唐破風の表門は昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の寄進と伝わる「恩賜門」
明治期唐門の代表作だと。
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『五山』になぞらえた築山の苔と、砂文とを区切る斜線がモダン。
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西庭は「井田市松(せいでんいちまつ)」
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紅葉の名所「通天橋」が見えます。
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北側に「通天台」という舞台が設けられ、眼下に渓谷「洗玉澗」を
望むことができます。まだ紅葉には少し早いですね。
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北庭は市松模様が西庭より小さくなって、それも消えていくような
配置になっています。
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とてもモダン!!
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溝に使われているのは瓦かな? 面白いですね。
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禅堂(重要文化財)
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本堂
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中には入れなかったですが、格子の間から写真撮っちゃいました。
天井の蒼龍図は堂本印象の作だそう。
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本堂から見た三門(国宝)
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この国宝の三門が、秋の特別公開期間(平成29年10月28日(土)~11月5日(日)
で、楼上に上ることができました!!
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拝観料 600円を納めて、階段を上ります。
三門には両側に屋根付きの階段があるものだそうですね(楼上の説明で聞きました)
なので(昔のもの‥‥この三門は1425年に建てられたものだそう)
かなりキツい階段です!!
これ以上足腰が弱ったら登れないねwwなんて話しながら。
楼上からは京都の町を見下ろすことができましたが、楼上での撮影は禁止でした。

中へ入ると、中央に宝冠釈迦如来像があり、左右に釈迦の主要な弟子である
十六羅漢が8体ずつ並んでいます。それぞれ個性豊かで、いろんなポーズを
していて、かなりリラックスしたお姿の羅漢さんもいました。
(むかって)右の角の羅漢さんはお釈迦様の子で、釈迦の方を向いているとか。
釈迦如来は普通、パンチパーマのような螺髪で、
飾り物はつけていらっしゃらないのですが、この像は、
悟りを開いた35歳の時のお姿なので、宝冠をつけているという珍しい像なのだそう。
(このあたり、ボランティア(?)の説明の方のお話を聞いて書いていますので、
 聞き間違い等あるかもしれません。
 とても丁寧に解説してくださってわかりやすかったです。)
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釈迦如来像の手前にある像は、
向かって右が善財童子(ぜんざいどうじ)、左が月蓋長者(がっかいちょうじゃ)

天井には、上半身が女性で下半身が鳥の迦陵頻伽(かりょうびんが)や、
顔が二つある共命鳥(きょうめいちょう? ぐみょうちょう?)が描かれています。
共命鳥の二つの顔は大変仲が悪くて、ある日、一人がもう一人を殺そうと
毒を飲ませるが、身は一つなので自分も死んでしまったと。
天井画は画僧の兆殿司(ちょうでんす)、寒殿司(かんでんす)によって
描かれたそうですが、当時の色がかなり残っていて、美しいです。
梁や柱も極彩色に描かれていたことがわかります。

上った階段とは反対側の階段で降りました。

三門(手前) 白いテントが特別拝観の受付所でした。
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勅使門から見た東福寺境内
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禅堂と、手前に見えるのが東司(とうす)日本最大最古のトイレ
どちらも重要文化財

台風の影響による雨なので、日曜にもかかわらす観光客も少ないよう。

まだ時間に余裕あるからって連れて行ってもらったのが、
勅使門から少し南へ行ったところにある

東福寺の塔頭(たっちゅう)「光明院」
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門をくぐり、玄関へ
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玄関で竹筒に300円程度の志納を入れて上がります。

おぉ!! こちらのお庭も素敵!!
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光明寺のお庭も、東福寺方丈の庭と同じ重森三玲作
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眺める場所を変えるとお庭の表情も変わります。
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苔と白砂、岩が素敵!
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3枚の画像をつなげてみました。
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部屋から眺めると、窓が額縁のように庭の景色を切り取るので、
また違った趣がありますね。
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丸い窓と四角い窓
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外から見ると
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本堂から見た庭
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この後、東福寺へ戻り、ちょうど来たタクシーに乗って京都駅へ。

‥‥はー、こんな調子で書いていったら、いつになったせブログ記事が
書き終わるやら。まだまだ盛りだくさんの旅行だったんですよ!!
ナイス!!な旅行計画、どうもありがとうございました。
続きます~~


東福寺のホームページ: http://www.tofukuji.jp/

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岐阜県現代陶芸美術館「引き継がれるコレクター魂」展 [美術]

10月15日(日)、岐阜県現代陶芸美術館へ行きました。
「浦上父子コレクション展
 引き継がれるコレクター魂」という展覧会をやっていました。
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‥‥まぁ実は展覧会の内容についてイマイチよくわかってなかったんですよ。
チラシには浮世絵や古陶磁、銅鏡とかってあるんですけど。
でも、ま、私は岐阜県美術館の後援会員なので、岐阜県現代陶芸美術館の
企画展も1回ずつ見られるんですね。いつもいい展示やっているので、
そろそろ会期も終わりだし‥‥って出かけたんです。

岐阜県現代陶芸美術館のあるセラミックパークMINOでは、この期間、
3年に一度開催される「国際陶磁器フェスティバル美濃'17」が開催されていて、
国際的な陶磁器コンペティションの入賞作品が展示される
「第11回 国際陶磁器展美濃」もやっていて、
3年前に見た第10回、良かったので、
国際陶磁器フェスティバル美濃'14
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-10-17
どうせ多治見まで行くのなら、そっちも見たいなんて思ってたんですが、
まぁ、いつもの日曜日でダラダラしているうちに、
叔父の写真グループ展が各務原市の図書館で今日までだってことに
気が付いて、見に行ったりして、2時を回ってしまいました。
うーーん、来週にした方がいいかなぁ??なんて思ったけど、
まぁ、岐阜県現代陶芸美術館は6時までやってるから、
4時頃に着けばなんとか見られるよね、って。
(今回の展覧会では、それは甘かった!! んですけど)
 翌週は台風だったので、まぁ思い切って行っておいて結果的には良かったですけどね)

駐車場も結構混んでました(臨時駐車場の案内もありました)し、
駐車場からのギャラリーウォークには、
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こんなモノができていました!!
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伝統的な登り窯を見て、感じることができる通路だそう。
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外から見るとこんな感じになってます。
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続いて「産業振興コンペティション」の展示
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産業振興コンペティションとは
国内外の飲食店が“セラミックバレー美濃”の商社・窯元とタッグを組み、商社の提案力、窯元の技術力で、飲食店の料理が最高に引き立つ「理想の器」を創り上げました。
国際陶磁器フェスティバル美濃'17 のウェブサイト内の
産業振興コンペティションのページより
http://www.icfmino.com/mpc/
ってことで、創りあげられた「理想の器」23点が展示されていました。

「1964⇒2020年につなぐカップ&ソーサー」ってことで、
五輪をモチーフにした花模様がさりげなく入っているとのこと。
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「ぎやまん陶 墨ブラック てっさ皿」
ふぐの刺身を盛り付けるために作った皿だそう。
この作品が投票で銀賞に選ばれたそうです。
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「そらのkasanari」
シンプルだけど美しい器。重ねられるところもいいなって。
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そして岐阜県現代陶芸美術館のある2階へ行くと、
ショップのギャラリー(?)に、
明治の超絶技巧って雰囲気の美しい壺などが展示されていて、
あら素敵って見たんですが、近くに置いてあったパンフレットによると、
「西浦焼」
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国内向けの日用品が生産の中心だった美濃で、 陶器商を営んでいた西浦家の三代目・圓治は、美濃焼としての名声を高めようと、 当時、美濃焼の名工として知られていた市之倉の加藤五輔らを援助し、 染付などの器を作らせました。これが西浦焼と呼ばれるものとなります。
西浦焼は国内外に紹介され、明治22(1889)年には、パリ万国博覧会に製品を出品し銅賞を、 明治37(1904)年にはアメリカのセントルイス万国博覧会において金賞を受賞するなど、 世界においても認められています。
(西浦焼パンフレットより)

そうかー、道理で、前回の「明治有田超絶の美」展で見た陶磁器などと
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-09-07
似た雰囲気もあるんだなって。
《釉下彩鷺画皿》(パンフ2ページ左上)の釉下彩のトロンとした雰囲気素敵!!

屋外には、モザイクベンチ(制作中で触れません)もあったしー
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なーんて見ていたので(はー、ここまででブログの一記事になりそうですね)
美術館への入館がさらに遅くなっちゃいまして(^^;)>

さて、受付で岐阜県美術館の後援会員証を見せて、まずはギャラリーⅠへ

「浦上父子コレクション展 引き継がれるコレクター魂」は、
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 山口県萩市出身の実業家で美術品コレクターでもある浦上敏朗が、山口県立萩美術館・浦上記念館に寄贈した東洋美術と浮世絵、および長男で東京・日本橋の古美術商「浦上蒼穹堂」の店主である満氏がコレクションする『北斎漫画』や古鏡などの優品を一堂に紹介する展覧会(チラシ裏面より)

ギャラリーⅠは、敏朗氏のコレクション
 敏朗氏は、漢から唐時代の陶俑をはじめ、明の古染付そして高麗青磁や朝鮮陶磁などのやきもの、さらには歴代の代表的浮世絵師の名品を幅広く収集され、本展では体系的な陶磁器コレクションの全容に迫る一方で、浮世絵は師弟関係にあった歌川国芳、月岡芳年に焦点をあてていきます。
とのことで、最初に、新石器時代・大汶口文化(前2900-2600年)の《白陶鬹》
(チラシ裏面写真No.8)
あ、こんな3本足の壺、愛知県陶磁美術館でも見たなぁと。

家の中に人と犬がいる《灰陶家》前漢時代(前3-1世紀)は、
なんか小学生が作ったような素朴さだし、

西晋時代(3世紀)の《青磁神亭壺》、壺に貼り付けけられた蟹、上部の家や人、
鳥がこれでもか!ってカンジで盛ってあって、それぞれなんかカワイイ。

女性のやきもので、頭が小さくてすごくスタイルがいいなって、
現代の彫刻にでもありそうって見たのがありました。
《灰陶加彩婦人俑》隋-唐時代(7世紀)

チラシ裏面の画像No.1に使われている《青花虎文皿(古染付)》明時代(17世紀)
描かれた虎がなんともユーモラスだし、兎形の腕枕とか、動物が可愛いなって
見たけど、これは長男の浦上満氏に引き継がれているのかな?

朝鮮陶磁は、韓国のお土産品に、こんな感じの壺をよく見るけどなー
なんて、私では価値がイマイチわからないのが申し訳ないけど、
充実したコレクションなんでしょうね。

そして浮世絵では、歌川国芳と月岡芳年が、前期・後期で展示替えされて、
ずらりと並んでいましたが、ちょっと時間も押してきたので‥‥

そしてギャラリーⅡへ。こちらは浦上敏朗氏の長男で
東京・日本橋の古美術商「浦上蒼穹堂」の店主である満氏のコレクション。

満氏は葛飾北斎の代表作ともいえる絵手本『北斎漫画』や春画の世界的な収集家として 知られており、今回は『北斎漫画』・『富嶽百景』の全編、さらには古越磁の動物群や 漢代の青銅鏡などの特化したコレクションを紹介します。(チラシ裏面より)

入口に「蒼穹堂」の扁額(立原正秋氏の書だとか)と、
朝鮮時代(17世紀)の《白磁大壺》(チラシ裏面右上)が
でーーん!!と飾られています。

そしてジャスパー・ジョーンズから贈られたって作品が2点!!
浦上満氏夫妻とジャスパー・ジョーンズが並んだ写真もありました!!!

展示室に入ると、壁にびっしりと額が!! 
世界一という『北斎漫画』が出品リストによると140点!!
額に入れられて並んでいます。
そしてガラスケースに入った冊子状態のものも!!

続いて北斎『富嶽百景』全102点が!!!

展示室を区切って壁がいくつも立てられて、上下2段で展示されていますが、
それでも足りずに、なんと3階展示室へ上がる(展示室入口は2階)階段の
踊り場の壁にまで展示されていました。この展示点数、スゴイです!!!

見ているうちに閉館30分前のアナウンス、とても全部は見ていられません。
(時間があっても疲れて無理か??)

3階の展示室へ行くと、もう笑っちゃいます!!

蛙の形の焼き物《青磁蛙水盂・青磁蛙尊》呉(三国)-南朝(3-6世紀)がずらりwww
(「水盂」って、墨をする時の水差しだそうですね)
出品リストによるとこの蛙水盂だけで111点が並んでいます。

そして動物の形をした青磁も、よくもまぁこんなに集めたもんだって
あきれるほどです。どれもユーモラスで可愛い!!

わーー時間がもうない、ってアセって最後の部屋へ行くと、
銅鏡がズラリ88点!!!!!
一つ一つはもう見られないし、見ても私にはわからないけど、
すごく貴重なものなんだろうなぁってのはわかりました。

いやー、コレクションの質と量、スゴかった!!
ショップがもう閉まっていて、図録が買えなかったのが残念。
次に行ったら買ってこよう。


国際陶磁器フェスティバル美濃: http://www.icfmino.com/
セラミックパークMINO: http://www.cpm-gifu.jp/
岐阜県現代陶芸美術館: http://www.cpm-gifu.jp/museum/

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