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場所かさじゅう「天使とおばけ」展と交流会 [美術]

11月15日(日)、岐阜県揖斐郡池田町宮地の
土川商店「場所かさじゅう」へ行きました。

造形作家の二村元子さんから、案内をいただいた

第24回 草の根交流文化サロン in SEINO
×印企画vol.1「天使とおばけ」作品展と、
作家トーク・交流会
「×印の読み方教えます」に参加してきました。
FutamuraMotoko.jpg

「場所かさじゅう」は、二村元子さんも出品された
野外展覧会「願成寺古墳群美術展」の帰りに寄ったことがありますが、

交流会が18:00~なので、17時頃に着けばいいかって出かけたら、
秋の早い日暮れの中、ちょっと迷いそうになりました。

「場所かさじゅう」の最初の部屋には、砂場ができています!!
2015-11-15s-(18).jpg

正面の作品は、フライヤー裏面で子どもたちが制作していたものですね。
この写真の真ん中の子どもに影がないのは、
アクションペインティングで「アチョー!!!」とジャンプしたところだから。
その子どもの影の部分はフライヤーの下の方に使われています。
FutamuraMotoko2.jpg

今回の展覧会は、二村元子×風とにじの仲間たち
二村さんが活動されている美術教室
風の芸術村(マザーハウスing主催)
にじの寺子屋(特定非営利活動法人シェイクハンズ主催)
の、障がいや外国籍など、生活のし難さを抱える人たちとの
コラボ作品展とのこと。

隣の座敷は、古い箪笥や床の間の雰囲気を生かした展示。
箪笥から、何かがぞろぞろ出てきたよう。
箪笥の上の古いオルゴールの音色も雰囲気ありました。
2015-11-15s-(14).jpg

これは蝶なのか蜘蛛なのか?(タイトル忘れてしまいましたスミマセン)
パワーにあふれています。
2015-11-15s-(13).jpg

床の間の作品
2015-11-15s-(15).jpg

趣のある掛け軸の前の絵皿は子どもが絵付けしたもの。
2015-11-15s-(16).jpg

子どもたちの作品
一番右は、二村元子さんの造形に子どもが色を塗ったものだそう。
2015-11-15s-(17).jpg

その奥の部屋は鑑賞者がいらして写真撮れませんでした。

作家トーク・交流会は土川商店の2階で

二村元子さんは今年、群馬県で開催された中之条ビエンナーレ
出品されたんですが、その報告もありました。
nakanojo2015.jpg

「遠いので報告まで」と案内を送っていただいて、
温泉に泊まって山村風景とアートを楽しむって私のツボだわwwって、
行きたかったんですが、やはり群馬県は遠すぎて‥‥

二村元子さんの展示場所は六合(くに)エリアの
長英の隠れ家「湯本家」の築300年の土蔵とのこと。

作品タイトルは《不完全なる》

土蔵の中に壁をつくり、そこに村の人からもらった古い椅子などを
埋め込み、壁には隙間があって、向こう側を覗くこともできると。

岐阜市の上宮寺で行われた二村元子さんの個展
「Re∞Birth」展でも、建物内に壁を作られていましたね。

土蔵の中にはため込まれたガラクタがぎっしりとあって、
それを掃除するところからやらなくてはならず、とても大変だったという話。

この「湯本家」、なんでも、幕末の蘭学者・高野長英をかくまったとされる
家だそうで、座敷から秘密の抜け道などもあるとか
(でも高野長英の資料としては何も残されていない)で、
その湯本家の家屋の入口天井は、わざと土を塗っていない箇所があって、
それは、通常、棚の裏などを削らずに残すのだが、
湯本家ではきれいに磨かれており、その代わりとして、
玄関の上を塗り残したのではないかとのこと。

完璧であるより不完全さをよしとする文化があると。

 梅原猛氏が芸術新潮(2009年10月号)において、荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡(島根県)の銅鐸・銅剣に つけられていた×印の意味を推論している。簡単に言えば、「あの世で完全なものは、この世で 不完全である」という信仰の元、壊すことがてきない銅鐸などにわざと×印をつけ、 不完全であることを示したという説である。(「天使とおばけ」展覧会リーフより)

そして、今回の展示の、障がいのある人との作品づくりについての話なども。

その後の懇親会では、栗ご飯とキノコ汁、手作りの漬物、石窯で焼いたピザなどの
ご馳走が並び、さらに、差し入れだという鹿汁が!!!
えっ!? 鹿の肉なんて初めて!! と食べてみたら、とても柔らかい肉で美味しかった!
2015-11-15s-(20).jpg
(軽食付きで1,200円の会費ということで想像していたのとは段違いの豪華さに
びっくりしました。だいぶ食べた後なので、写真がしょぼくてスミマセン)

参加者の自己紹介もありましたが、二村さんのアートの仲間や、古くからの友人、
障がい者の支援をしている方、この文化サロン常連のご近所の方など、
いろんな方がいらして興味深かったです。

草の根交流文化サロン in SEINO : http://kusanone.jugem.jp/

ここで販売されていたTシャツがとても素敵だったので買ってしまいました。
大人用、子供用のサイズ・色は何種類かありましたが、オレンジを選択。
3,000円でした。
Joe'sT-shirts-(4).jpg
広汎性発達障がいがある9歳のJoeくんの絵を使ったTシャツ。
Joe'sT-shirts-(6).jpg
背面にもJoeくんの絵がプリントされていて、とても素敵です!

ついでに‥‥
11月19日(木)各務原市立中央図書館3階で開催されていた
「第5回 障がい者アート展 アートのちから展」を見てきました。
art-no-chikara.jpg

第2回の展覧会の記事はこちら
各務原市民公園の黄葉と「アートはちから」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-11-24

こちらにも二村元子さんの作品が招待作家として展示してあります。
今年も見に行くつもりだったけど、なかなか行けてなかったら、
懇親会で「見てきた」「よかったよ」って方の話を聞いて、
あっしまった近くなのに、ってアセりました。

入口近くに展示してあった長~い絵がすごい!!
大きな画面にたくさんの人物や動物が細かく描かれていて、
見ていて楽しくなってきます。
特別枠の、現在、岐阜市立特別支援学校高等部3年生の関谷正和さんの作品。
フライヤー表面に使われている絵は、今回の展示にはなかったですが、
この方の絵ですよね。

やっぱり特別枠の方の作品はすごいですね。
太田圭亮さんのアクリル画の黒くて太い線の力強さ。

伊藤淳司さんのパソコンを使ったイラストも面白いし。

そして、人の形(自分の体から型を取った?)の段ボールに着色したり
絵を描いて壁一面にディスプレイしてあるのがすごく迫力があって面白かった。
アートのちから002.jpg

こういう作品を見ていると、
「才能に障がいはない」(アートのちから展フライヤーより)っていうより、
「アートにおいては、障がいはむしろ優位に働くことがある。」
(天使とおばけ展フライヤー裏面の文章より)
だなぁと、ちょっとうらやましくも思ったりします。
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