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豊田市美術館「デトロイト美術館展」 [美術]

パートが休みだった6月23日(木)、豊田市美術館へ行きました。
2016年4月27日(水)~6月26日(日)までの「デトロイト美術館展」
始まった頃は、そんなに行きたいと思ってなかったんです。
「○○美術館展」ってタイトル、あまり魅力を感じないっていうか‥‥
チラシのメインビジュアルも「ふーん、ゴッホか」って
(あ、ゴッホのファンの方ゴメンナサイ)
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チラシ中面には、モネやルノワール、セザンヌ、モディリアーニ、
ピカソにマティスらの「いかにも!」って絵が並んでいます。
日本でも人気の高い、印象派から20世紀前半の巨匠たちの、
それぞれ展覧会の目玉になりそうな作品じゃないですか!
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でも、ワタクシ的に「えっ!? これは行きたい!」って思ったのは、
この展覧会、5月10日(火)以降の平日に限り、展示室内での撮影が可能って
ツイッターで流れてきたからなんです。

え?! これらの名画の写真撮ってもいいの?!!って。
海外では写真撮影可の美術館も多いそうですが、
日本の美術館はほとんどが写真撮影は禁止されていますよね。
でも、豊田市美術館は常設展示の撮影OKで驚いたんです。
(私の知っている美術館では他にヤマザキマザック美術館が撮影可)
デトロイト美術館も撮影可ってことで、この企画展も撮影が許可されたそう。
もちろんフラッシュや三脚、自撮り棒、動画の撮影は禁止で、
一部の作品はSNSなど不特定多数への公開が禁じられています。

なので、できたら平日に行きたいなーって思っていたんですが、
なかなか平日の休みの都合がつかず‥‥

この日も、家を出たのが1時少し前くらい。豊田市美術館へは
電車で行ったことも車で行ったこともありますが、
我が家からは車の方が早いので、今回は車で行きました。
でも、行ってビックリ! 平日なのに、広い駐車場があるのに、
車がいっぱいです。交通整理の方も出ていました。
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豊田市美術館、リニューアル工事のために約1年間休館していたのですが、
外観はどこが変わったのかよくわかりません。
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チケットは持っていなかったので、
一般1,400円を払ってチケットを買いました。
このチケットで、同時開催の「山本富章|斑粒・ドット・拍動」展や
常設展、高橋節郎館へも入ることができます。

会場に入ると、挨拶や、デトロイト美術館についての説明パネルがあり、

チラシ裏面の写真はデトロイト美術館のディエゴ・リベラの壁画
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第1章 印象派 ですが
最初に展示されていたのが、
ギュスターヴ・クールベ《川辺でまどろむ浴女》1845年
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印象派にも影響を与えたというクールベ
私には、海を描いた絵の印象が強いですが
(ヤマザキマザック美術館や、山寺・後藤美術館が所蔵していますね。
美術館「えき」KYOTO「山寺・後藤美術館コレクション展」の記事で
それぞれの図録を並べた画像をアップしてます。

この絵は、当時の女性の衣装が描かれているところが新しいそう。
それまでの絵は、こういうヌードは神話の女神を描いたものだったと。

クロード・モネ《グラジオラス》1876年頃 の前には、
写真撮影の列ができていました。
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ドガやピサロの絵が並び、

ルノワールの絵が3点!!
チラシにも載っていて、いかにもルノワール!!って
《座る浴女》1903-1906年
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その隣の《白い服の道化師》1901-1902年 とても愛らしい絵!
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私が気になった絵が、
アンリ・ジェルヴェクス《パリのカフェにて》1877年
中央で煙草に火をつけている男性が画家本人だとか。
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右端の未完成部分が気になってたんですが、
ここで切るつもりだったみたいですね。
服の質感が素敵とか、それぞれの人物が何を考えているのかとか、
見ていていろいろ想像してしまいました。

第2章 ポスト印象派
チラシに使われているゴッホ《自画像》1887年 は、
意外に小さな絵でした(34.9×26.7cm)

その隣の、ゴッホ《オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて》1890年
最晩年の風景画。ゴッホの荒いタッチ、迫力ありますね。
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そしてセザンヌが4点並んでいて、
風景画、水浴図、静物画、人物画が見られて良かった!
チラシにも使われている《サント=ヴィクトワール山》1904-1906年頃
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《水浴する人々》1880年
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《三つの髑髏》1900年頃
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《画家の夫人》1886年
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モーリス・ドニ《トゥールーズ速報》1892年
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ポスターの原画だと説明にあったように記憶していますが、
平面的で装飾性の高い絵は、
マンガやデザインから美術に入った私には好みでした。

岐阜県美術館にたくさん作品があるオディロン・ルドンの
《心に浮かぶ蝶》1910-1912年頃 幻想的です。
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第3章 20世紀のドイツ絵画
第一次世界大戦前後からドイツやオーストリアで活躍した画家たちによる作品たち

最初に展示されていたオットー・ディクス《自画像》1912年
カーネーションを手にこちらを見据える若い男性の像はとても
印象的で気に入ったんですが、SNS禁止でした。

なんか暗い絵が並ぶなぁ‥‥みたいな印象を受けました。
エミール・ノルデ《ヒマワリ》1932年
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ゴッホの描く明るいヒマワリとは対照的ですね。

第4章 20世紀のフランス絵画
マティスの絵が3点!
《窓》1916年
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《コーヒータイム》1916年
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《ケシの花》1919年頃
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うん、なんか説明できないけど、それぞれ面白い絵だなぁって。

アメデオ・モディリアーニの絵も3点!!
いかにもモディリアーニって絵の《女の肖像》1917-1920年頃
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《男の肖像》1916年
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《帽子を被った若い男性》1919年
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そしてピカソがなんと6点も!!
バラ色の時代の《アルルカンの頭部》1905年
キュビスムの《マヌエル・パリャレスの肖像》1909年
幾何学的な形やドットの《アニス酒の瓶》1915年
古典的なふっくらした女性の像《肘掛け椅子の女性》1923年
チラシ中面にも使われている《読書する女性》1938年
いわゆるピカソらしい分裂したような《座る女性》1960年
と、めまぐるしく変わったピカソの画風が一覧できる展示でした。
(ピカソの絵はSNS禁止)

いやー、良かったです!! 点数こそ52点と少なめですが、
それぞれ画家の特徴がよくわかるような名品で、
さすが、膨大なコレクションの中から選りすぐられただけあると。

ただ、撮影可は、私的には嬉しいけど(すごく勝手なことを言いますが)
やっぱりシャッター音や、撮影のために絵の前が占領されたりと、
静かに鑑賞したい人にはジャマと感じられるかなぁと。
(中日新聞に苦情の意見が載ってたりしましたね)
私も撮影する時には周囲に注意しないといけないなぁと感じました。

この「デトロイト美術館展」
豊田市美術館で2016年4月27日(水)~6月26日(日)まで開催された後、
大阪市立美術館 2016年7月9日(土)~9月25日(日)
上野の森美術館 2016年10月7日(金)~2017年1月21日(土)に
巡回するそうです。

デトロイト美術館展 公式HP: http://www.detroit2016.com/
豊田市美術館: http://www.museum.toyota.aichi.jp/

あ、展覧会グッズも充実していましたよ!
図録やポストカードはもちろん、
定番のクリアファイルやマスキングテープ、付箋、
Tシャツにタオルに、マグカップ、巾着袋
そして、お土産にいい羊羹やキャンディ、クッキー、
海老せんべいまでありました!

友人にゴッホとルノアールの絵のついたキャンディを買いました。
それぞれ500円(税込)でした。
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