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国立新美術館「ミュシャ展」 [美術]

4月17日(月)、東京・六本木の国立新美術館で、
「草間彌生 わが永遠の魂」展を見た後、「ミュシャ展」を見ました。
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アール・ヌーヴォーを代表する芸術家として、
パリで華やかな名声を手にしていた
アルフォンス・ミュシャが、50歳で故郷のチェコに戻り、
晩年の約16年間を捧げた一大プロジェクト
《スラヴ叙事詩》のことは聞いてはいましたが、
その全作品20点が来日するってのに驚きました。
全20作がチェコ国外で展示されるのは初めてだとか!!

NHKテレビで、巨大な絵を展示するところを見て、
うわー、すごい!!って、見に行きたいとは思っていました。
4月のシフトの休みに月曜日があり、
国立新美術館が月曜日やってるってのを知って
今回の上京を決めました。で、山梨の友人とも美術館で会うことが
できたんです! このあたりのことは別記事で書きたいと思っています。

オンラインで購入してプリントアウトしたチケットを提示して入りました。
入口横に音声ガイドの貸し出しコーナーがありましたが、
私は普段音声ガイドって借りないので、そのまま展示室に進みました。

最初に展示されていたのが、チラシのメインビジュアルにも使われている
《スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」》1912年
610×810cm の巨大な絵!!

その巨大さにあらためて驚きました。そして、巨大な絵なのに、
バックの星空が細かな点描で描かれていて、その美しさに感動!!

しばらく見惚れていましたが、画面横の説明パネルで、
空中に両腕を広げて浮かぶのは多神教の祭司で、
(大きな絵なので、見上げることになり、本当に空中に浮かんでいるよう!)

右に平和を象徴する娘、左に若い戦士が描かれていること、
前面に目を見開いてうずくまるのは、略奪者に村を焼かれて
逃げ延びてきたスラブ人だということを知り、
これは何が描かれているのか知って絵を見た方がいいし、
説明パネルを読むより音声ガイドの方がいいと、
(人が多いので、説明パネル近くに行くのに時間がかかるし、
読んでいる時間がモッタイナイ)
戻って、520円で音声ガイド借りました。

音声ガイド、正解でした。
スラヴの歴史ほとんど知らないので。
(まぁ説明ガイドで聞いたくらいでは理解できませんが)

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《スラブ叙事詩(3)「スラブ式典礼の導入」》(チラシ中面左下)1912年
では、スラブ語に翻訳された聖書を使っての典礼を許可する
教皇の大勅書をスヴァトプルク王に向かって読み上げる場面が描かれているそう。
前面の若者が手にする輪は、スラヴ人の団結を象徴しているのだと。

多くの文献をスラブ語に翻訳させ、スラブの文化を高めたという
《スラヴ叙事詩(4)「ブルガリア皇帝シメオン1世」》1923年
宮殿の壁画の文様なども細かく描かれていて素敵

《スラヴ叙事詩(6)「東ローマ皇帝として戴冠する
 セルビア皇帝ステファン・ドゥシャン」》(チラシ中面中上)1923年
NHKテレビの番組でも指摘されていましたが、
戴冠式の行列の主人公である皇帝がそれほど目立っていないんですよね。
前面の花を持つ娘たちがミュシャらしく(?)可憐。

《スラヴ叙事詩(13)「フス派の王、ポジェブラディと
 クンシュタートのイジー」》1923年
ポジェブラディとクンシュタートのイジー王が教皇特使と対面する場面。
ローマ教皇庁への従属を迫る教皇特使に対して、
イジー王は憤慨して椅子を蹴倒していると。
ステンドグラスの窓からの光がとても美しい。

そしてスラヴ叙事詩では、戦争の場面も多く描かれています。中でも、
《スラヴ叙事詩(12)「ヴォドニャヌイ近郊のペトル・ヘルチツキー」》1918年
には、思わず涙ぐみかけてしまったというか、胸がえぐられるようでした。
横たえられた犠牲者に取りすがって泣く女性、
赤ん坊を抱く母親の正面を向いた目にはドキッとします。
燃える街を見る、おそらくその街の住人で、ここまで避難してきた人々‥‥
そんな人々の痛切な感情が、この絵の大きさ(405×610cm)なので、
まるで目の前にいるかのように伝わってきました。さらに、音声ガイドで、
画面中央にいるペトル・ヘルチツキーは、暴力に暴力で報いてはいけないと、
復讐を誓う男の拳を受けとめている場面だと知り、感動しました。

そして、スラヴ叙事詩の最後の展示室はなんと撮影可能!!
月曜日ですが、この鑑賞者の多さ!! 皆スマホ等で写真を撮っていますね。
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《スラヴ叙事詩(15)「イヴァンチツェの兄弟団学校」》1914年
チェコ語に翻訳された聖書が印刷され、それを読む人々。
この大きさ(610×810cm)なので、iPhoneの画面に入りきりません!!
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左下で盲目の老人に聖書を読んで聞かせる青年の顔は、
若き日のミュシャをモデルにしているのだとか。
この二人だけ、下の枠(?)から出ているように描かれているのが
面白いというか。図録にはこの枠から中のみが載っています。
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全体を写そうとすると鑑賞の人が入ってしまいます。

《スラヴ叙事詩(19)「ロシアの農奴制廃止」》1914年
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モスクワの赤の広場ですね!
ロシアもスラヴなんだ(スミマセン、それくらいの認識しかありません)
1861年の農奴解放令が出されたモスクワを描いたものだそうで、
自由の身になって喜ぶというより、呆然としている民衆がかえってリアルというか。
この大きさの絵、まるで自分も雪の赤の広場にいるようです。
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ミュシャはこの絵を描くために、1913年ロシアへ行き、
多くの写真も撮影したそうです。

《スラヴ叙事詩(17)「聖アトス山」》1926年
巡礼者たちに降り注ぐ光が荘厳な雰囲気
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《スラヴ叙事詩(18)「スラヴ菩提樹の下でおこなわれる
 オムラジナ会の誓い》1926年(未完成)
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この絵は未完成で、ミュシャの生前には一度も公開されなかったそう。
でも、左下のミュシャの娘をモデルにした少女は、
スラヴ叙事詩の展覧会ポスターに使われていますよね。
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この展覧会でもそのポスター展示されていました。
《「スラヴ叙事詩」展》1928年

でも、この時の展覧会ではこの作品のみ展示されなかったとのこと。

右下の少年はミュシャの息子イジーをモデルにしているそう。
二人が腰かけている壁(?)が舞台のようにも見えて、
どこからが絵なのか、面白い構成だなと。

友人は、この絵の光溢れる雰囲気がとても好きだと言いました。
(私はやっぱり最初の作品が一番好きかな)

そして、スラヴ叙事詩シリーズの最後の絵として描かれたのが、
《スラヴ叙事詩(20)「スラヴ民族の賛歌」》1926年
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自由と調和を象徴する花輪を持つ青年がスラヴ民族への賛歌を
高らかに歌い上げる、幸福感と高揚感が伝わってくる絵です。
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でも、これらの絵のために、ミュシャは危険な愛国者として
1939年、ドイツ軍がチェコに侵攻すると、ゲシュタポに拘束され、
数日間の尋問の後に釈放されるが、それによって
前年から患っていた肺炎が悪化して死去とのこと。

《スラブ叙事詩》全20点に続いて、ミュシャと言えば‥‥って、
《ジスモンダ》をはじめとするサラ・ベルナールの舞台ポスター等、
華やかなアール・ヌーヴォー時代の作品が展示されています。
【Ⅰ ミュシャとアール・ヌーヴォー】

これら、今回のミュシャ展の
アール・ヌーヴォー時代のポスターの所蔵は全て「堺市」です。

大阪・堺に「アルフォンス・ミュシャ館」ってのがあるってのは、
美術展のチラシを見て知り、一度見に行きたいと思ってましたが、
なぜ堺市に??って疑問でした。

今回の図録で知ったんですが、
カメラのドイ創業者である土井君雄氏のコレクションだったんですね!!

以下、ミュシャ展図録「父とドイ・コレクション」より
日本で初めてミュシャ展を行うにあたり、父と文化事業部スタッフは、 まず作家の名前を覚えて好きになってもらうことが重要だと考えました。 ‥‥(中略)‥‥美しく華やかなパリ時代に焦点をあてることにしたのです。 「アール・ヌーヴォーの華」というキャッチコピーとともに、名称を チェコ語の「ムハ」ではなく、フランス語読みの「アルフォンス・ミュシャ」を 採用したのもこのためです。

そうだったのかー!! ちなみに、この日本で初めてのミュシャ展、
1978年(昭和53年) 新宿の伊勢丹で開催されたんですが、
大学3年生だった私が一緒に見に行ったのが、今回も一緒に見た友人です。

 幾度も巡回展を開催し、日本中にミュシャの魅力を伝える夢は叶ったものの、 美術館開館の夢半ばで父は急逝しました。‥‥(中略)‥‥私たち遺族は 散逸を避けるため、恒久的な美術館開館の夢を託し作品の大部分を 「ドイ・コレクション」として堺市に寄贈しました。

ポスターだけでなく、ミュシャがデザインして
宝石商ジョルジュ・フーケが制作した《蛇のブレスレットと指輪》や、
暖炉のマントルピースに飾るために制作された鏡を囲む
《ウラロフ・ミラー》1903-1904年
《クオ・ヴァディス》1904年、《ハーモニー》1908年 といった
華やかで装飾的なミュシャらしい油彩画もあって、
充実したコレクションだったんだ!! って。

【Ⅱ 世紀末の祝祭】では、
1900年パリ万博の「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ館」壁画の下絵 1899-1900年
墨で描かれた線がまるで少女漫画のようにロマンティックで上手いなって、
友人と感心して見ました。
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そしてプラハ市民会館の「市長の間」の装飾を委ねられたミュシャが描いた
果樹園で働く人々の上を飛ぶワシを描いた天井画《スラヴの連帯》1910-1911年
ペンデンティヴ(天井を支える壁の隅にある三角形の部分)に描かれた
公徳をチェコの歴史的人物に託して擬人化した8点の絵画が
展示されていて、文字も含めたデザインセンスすごいなって感心しました。

【Ⅲ 独立のための闘い】
ミュシャが故郷チェコに戻ってからのポスターや、
チラシ裏面にも使われている《ヒヤシンス姫》のポスター 1911年
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2013年に名古屋・松坂屋美術館で見た「知られざるミュシャ展」でも
チラシのメインビジュアルで使われていました。(感想が書けておりませんが)
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こちらはリトグラフの冊子挿絵とのことで、微妙にイメージが違いますね。
「父とドイ・コレクション」で書かれていましたが、
リトグラフは同じ作品が複数存在し、色調や退色の状態で雰囲気が異なります。 ドイ・コレクションに統一感があるのは、このような父のセンスとスタッフの尽力によるものだと思います。
今回、ドイ・コレクションのポスターを見て、あらためてこれらのポスターの
状態が良くて美しいことに気が付きました。
岐阜県現代陶芸美術館「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」展 で、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-04-28
《ジスモンダ》のポスターが参考作品として展示されていたんですが、
こんなに落ち着いた色調のポスターだったかな?って思ったんです。
京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵のものでした。

「知られざるミュシャ展」は、ミュシャの祖国チェコの
個人コレクション(チマル・コレクション)を中心とした展示で、
ミュシャが有名になる前の素描や天井画のデザイン、挿絵、
そしてチェコへ戻ってからの《スラヴ叙事詩》の習作なども展示されて
興味深かったです。(この展覧会、全国各地を巡回しました)

プラハで開催された《第8回全国ソコル祭》のポスター 1925年
そのソコル祭のパフォーマンスとして計画された
《同朋のスラヴ》の構想スケッチ 1925-1926年
この壮麗な野外劇は、初日の開演直後の嵐と洪水で中止になり、
実現しなかったそう。

そして、ミュシャ(ムハ)が新生国家チェコスロバキアのために
無償でデザインした切手や紙幣も展示されていました。

あ、これ「OGATAコレクション」って、
清須市はるひ美術館「アルフォンス・ミュシャ デザインの仕事」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-08-28
で展示されていた尾形寿行氏のものですね!!

最後のコーナーが【Ⅳ 習作と出版物】
ポストカードや書籍の表紙などが展示されていました。

そしてショップ!! 当時からミュシャのポストカード等は
人気だったそうですが、このショップも大変な混雑でした。
展示室は絵が大きいこともあって、まだ見られたんですが、
ショップは人が群がっていて、ろくに商品が見られないんです。
レジ待ちの人の行列も長い(でも草間彌生展よりはちょっと短かったかな?)ので、
グッズはあきらめたんですが、図録だけは欲しいなー、ネットで買えないかな
って思ったら、地下のミュージアムショップでも図録は販売しているって
案内があったので、国立新美術館B1のミュージアムショップで購入しました。
(こちらは4、5人待ちで買えました) 2,400円(税込)でした。
Mucha-(1).jpg

公式図録、全国の書店でも買えるし、
通販サービス「朝日新聞SHOP」でも購入できるそう。
https://shop.asahi.com/products/detail.php?product_id=1013

《スラヴ叙事詩》全20作のカラー画像はもちろん、詳しい解説のページもあり、
アール・ヌーヴォー時代の華やかなポスター等も収録された
これぞミュシャ! って充実の図録です。
2,400円はミュシャの本としてもお値打ちなのでは?!

楽天ブックスでも買えます
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ミュシャ展 [ 国立新美術館 ]
価格:2399円(税込、送料無料) (2017/4/28時点)




本当に、東京まで見に行けてよかったーーって展覧会でした。

国立新美術館: http://www.nact.jp/
「ミュシャ展」展覧会ホームページ: http://www.mucha2017.jp/

--オマケ--
堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館): http://mucha.sakai-bunshin.com/
ミュシャ展の期間中を含む2017年2月6日(月)~6月30日(金)は、
空調設備更新や収蔵庫改修などの工事のため臨時休館しているそうです。

過去の企画展のチラシ
「ミュシャとコスチューム」平成28年3月12日(土)~6月12日(日)
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あれ、国立新美術館には《椿姫》のポスター(1896年)来てなかったですね。

「ミュシャのデザイン集 装飾資料集」2013年3月16日(土)~7月7日(日)
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『装飾資料集』1902年 も、国立新美術館では展示されていませんでした。
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チラシ裏面の《蛇のブレスレットと指輪》1899年 は展示されていましたが、
その下の、ミュシャ様式の代表作のひとつと言っていい《夢想》1898年は
展示されていなかったですよね?!

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国立新美術館「草間彌生 わが永遠の魂」展 [美術]

4月17日(月)、東京・六本木の国立新美術館へ行き、
「草間彌生 わが永遠の魂」展と「ミュシャ展」を見ました。

国立新美術館に行くまでのことや、ミュシャ展のことは
別記事で書くことにしますが、まず

「草間彌生 わが永遠の魂」展!!
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ホント言うと、国立新美術館でミュシャ展が開催されていなかったら、
ここまで見に行かなかったと思うのですが。

草間彌生の展覧会、2012年11月に松本市美術館まで見に行きました。

松本市美術館「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-11-04

すごく良かった!! 現代美術の展覧会って言うより、
テーマパークみたいに楽しかったし、迫力に圧倒されました。
なので、見ればすごくいいことはわかっていたんですが、
まぁ、前も見たしなぁーなんて思いながら‥‥

国立新美術館に行くのは初めてだし、六本木? 乃木坂??
東京の地下鉄とか複雑で、どーやって行ったらいいの‥‥??
(これでも大学4年間‥もう40年程前のことになる?‥は
東京近郊に住んでいたんですけど)

結局東京メトロ日比谷線「六本木駅」で降り、案内表示に従って‥‥
国立新美術館に着きました。
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え?! この行列はチケットを買う人?!!
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月曜の10時半でこの行列!! チケット売り場はここと、乃木坂駅からの
入口にもあり、そちらもずらりと並んでいました。
良かったー!! オンラインでチケット買っておいて!!
(割引にならないので、ちょっと迷ったんですよね。でも買っておいて正解!!
自宅でプリントアウトするのと、スマートフォン画面表示する方法が
ありましたが、自宅のプリンターでプリントアウトする方を選びました。)

庭の木々に水玉模様の布が巻き付けられています《木に登った水玉 2017》
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1階ロビー
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窓の外のステンレス製ボールは《ナルシスの庭》って作品だそう。
横浜トリエンナーレ2001では、横浜港の海上にステンレス製ボールが
浮かべられていたそうですね。
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山梨の友人と待ち合わせたんですが、電車少し遅れるってメールがあり、
先に1階ロビーにあった《オブリタレーションルーム》に入ってみました。
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草間彌生展のチケット提示で入れます。
入口で水玉ステッカーをもらい、部屋の好きなところに貼ることができます。
ステッカーは持ち帰ることはできません。台紙は出口で回収されます。
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部屋中がカラフルな水玉ステッカーで埋め尽くされつつあります。
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友人と合流して、1階の草間彌生展示室へ。

「40分待ち」ってプラカードを持ったスタッフがいて、えぇ~?!って
驚いたら、それはショップの会計待ちの行列で(それはそれで驚きだけど)
展示室には待たずに入れました。(ホッ)

最初に《生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時》2014年
片岡球子の富士山をさらにポップにパワーアップしたような絵があり、

続いて、巨大な大展示空間の部屋へ。
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壁いっぱいに大型の絵画シリーズ《わが永遠の魂》が約130点!!!
松本市美術館での展覧会では、約64点でしたから、その倍の点数、
しかも、その頃より一枚の大きさも大きくなっているようですし、
これらの130点は「日本初公開」ってことで、
どんだけ描いているの?!! このパワーすごい!!
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この展示室は撮影可でした。
それぞれの絵に
《限りない人類愛は全世界を包んでほしい》
《朝、太陽は地平線にのぼってきた》
《愛が花咲いたときの慶び》とかって、
なかなか素敵なタイトルがつけられているんです。
(どれがどれだか全く覚えていませんが)
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あ、この下の絵のタイトル写真に写ってました
《天国へ上る入口》
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上《野にいでてよろこぶ》
下《銀色の宇宙》
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側面の壁面には194×194cm(S120号)の絵が2段に展示され、
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奥の壁面には少し小さな‥っても162×162cm(S100号)の絵が3段に展示されています。
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下《わが死の祭壇はかくのごとく》
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この絵、黒い画面にピンクのドットを描いたのではなく、
ピンクの画面を黒い色で塗っていったみたいです!!
《あなたにあげた愛のすべて》
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メタリックな絵具を用いて描かれた作品もあります。
私このあたりの絵好きだなぁ!!
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展示室の中央には、ド派手で強烈な立体作品が。
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これ、第一回目のあいちトリエンナーレ2010
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2010-10-10
メインビジュアルになっていたものかな。
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この巨大な展示室の周囲をぐるりと回るように展示室が配置され、
初期作品から現代までの、草間彌生の創作活動が紹介されています。

松本市美術館でも見た、10歳の時に描いた、母親に水玉の幻覚を見た絵、
《残夢》1949年 は、枯れたひまわりが人の骨のようにも見えてドキッとしました。
《太陽》1953年 東京国立近代美術館蔵 そんなに大きくない(38.4×33.7cm)絵
なのに、なんかすごい迫力!! (どちらも展覧会HPの「みどころ」に画像あります)
http://kusama2017.jp/point/

ニューヨーク時代(1957-1973)では、
昨年のクリスマスの日に駆け込んだ豊田市美術館「蜘蛛の糸」展の、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-01-15
「作品をゆっくり読みとくギャラリートーク」で、
テーマになっていた豊田市美術館蔵の《No.AB.》1959年 をはじめとする
ネットペインティングの作品や、
Airmailのラベルをコラージュした作品、
ソフト・スカルプチャーに覆われた梯子や椅子、
ニューヨークの画廊で行った
ソフト・スカルプチャーに覆われたボートと、
その写真を壁いっぱいに貼り付けたという展示が再現されたコーナー、
着物の草間彌生がニューヨークを歩くスライドや、
パフォーマンスの映像(猫に葉っぱを乗せていくところが♡)
草間彌生が書いた小説などの本も並んでいました。

ガラス窓からの光が入る展示室は、21世紀の草間彌生(2)
モザイクタイルの《南瓜》2016年 や、
水玉のマネキンが並び、
続いて、鏡張りの部屋に光がまたたく《生命の輝きに満ちて》2011年
うわー! 無限の空間に迷い込んだみたい。落ちそうでコワイ。

展示は時代が戻って、帰国後の作品(1970-2000)
絵にホンモノの網がかぶせてあるのが面白い
《とらわれのダニー・ラ・ルー》1970年 広島市現代美術館蔵

床と天井の鏡の間に梯子があって、無限に登っていく、
降りていくような不思議な感覚になる《我ひとり逝く》1994年 とか

草間彌生といえばってカンジの《かぼちゃ》とか、
多彩な作品を楽しんだ後、また巨大展示室へ戻り、ショップへ。

分厚くて重そうな図録、ポストカードやマステ、
手ぬぐいやバッグ、スマートフォンケースなど、カラフルでポップな
草間彌生グッズが並んでいて、私は、やよいちゃんのマスコット人形(?)が
欲しかったけど、ショップの会計待ち40分って行列を見てあきらめました。
やよいちゃんマスコット、たしか1,000円で、購入は1人10個までって
書いてありました。えー?! どんだけ人気なの?!!

屋外に《南瓜》の展示があるってことで行きました。
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この南瓜、穴が開いています。穴から顔が見えるように撮ってもらいました。。
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(もちろん南瓜の前でも撮ってもらいましたよー)

草間彌生の展覧会はどうしてこんなに楽しいんでしょうね!!

国立新美術館: http://www.nact.jp/
「草間彌生 わが永遠の魂」展覧会ホームページ: http://kusama2017.jp/
オンラインチケットの購入もここからできます。
観覧券:一般1,600円/大学生1,200円/高校生800円
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ギャラリー水無月「飯沼由貴 作品展」 [美術]

4月14日(金)、岐阜の画廊「アートギャラリー水無月」へ行きました。

飯沼由貴 作品展「たくさんのひとり」が開催されています。
2017年4月7日(金)~16日(日)
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岐阜の画廊が企画展を同時開催する
「ぎふの画廊めぐり」というイベントを行っているということは、
ぎふメディアコスモス「色即是芸」展の、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-02-03
画廊主らの座談会で知って、面白そうと思ったのですが、
今年で23回目となるこの企画、私今まで行ったことはありませんでした。

今年、たまたまツイッターで開催を知りましたが、
一週間だけかぁ、今回も行けないなぁって思ったんです。
でも、岐阜新聞Webの紹介記事の写真がとても良かったので。
https://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170410/201704100751_29401.shtml

アートギャラリー水無月
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「空から日本を見てみよう」のくもみが喜びそうなトンガリ建物!!
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飯沼由貴さんの描く動物たち、とてもいいですね!!
リアルな描写力もすごいけど、動物たち、可愛いだけでなく、
こちらをじっと見つめているのが、何かを訴えているようでもあります。
たくさんの動物がこちらを見ている作品もいいなぁ!!

輪切りにした木に描いた作品もよかったし、
お祝いのお花も、メルヘンな雰囲気を出しててよかったです。

案内状に使われていた猫もよかったけど、
たくさんの白い猫の真ん中に黒猫が一匹いる作品、
猫好きとしてはたまりませんでした。
(さすが、売約済みの印が! 他も結構売れてました)

で、つい‥‥その絵が使われていたこのポーチ、
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買ってしまいました。3,000円
実は一旦画廊を出たんですが、やっぱり欲しい気持ちが
抑えられなくなって。で、ついでに写真撮らせてもらいました。
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(ホントはもっと撮りたかったんですけど‥‥)

飯沼由貴さんは、1991年岐阜市生まれの若い作家さん。
最新号(2017年春)の
「岐阜まちなか再発見フリーマガジンa un」でも紹介されています。
IinumaYuki-(3).jpg
Webページはこちら:
岐阜まちなか再発見Webマガジン a un(あ うん)web
http://aun-web.com/

a un 画家 飯沼 由貴さん紹介ページ
http://aun-web.com/art/17580.html

あまり時間がなかったけど、少し歩いて柳ヶ瀬画廊へ
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熊谷守一の絵や書が展示されていました。

しかし、柳ヶ瀬の寂れぶりは‥‥
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でもさすが、素敵なお店もありますし、
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ショーウィンドウに飾られた絵が素敵だったりします。
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そして、古いビルを改装した貸しスペースに、
個性あふれるお店やアトリエが集まっているという「やながせ倉庫」
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街の活性化に、頑張ってほしいですね。
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やながせ倉庫
http://yanagasesouko.com/

アートギャラリー水無月: http://gallery-minazuki.com/

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60本の赤いバラ [花]

私の誕生日、ダンナが大きな段ボール箱をかかえて帰宅。
中からは、
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じゃーーん!! 60本の赤いバラの花束!!
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はい、還暦です。
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赤い服を着ているのは、還暦だからではなく、私の普段着(^▽^)
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しかし、花屋で売るバラって、どうしてこんなに茎が長く育てられるんでしょうね?
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花瓶に生けてみました。
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小さい花瓶に生けた3本は、バラして水切りをしていると、
茎の途中が傷んでいたので短く切ったものです。

ダンナが言うのは、バラ60本、かなり値打ちで買ったもので、
傷んだものが入っていてもご容赦くださいと説明されたそう。
花屋で1本、2本を買う時には、たくさんの中から良いものを選びますものね。

玄関に飾りました。
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翌日、花があまりに窮屈そうでせっかくの60本がモッタイナイと、
もう一度水切りをして、花瓶を増やしました。
同じ本数なのに、豪華に見えますよね。
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前日にはなんともなかったのに、茎の途中が傷んでいるものも発見。
短く切って剣山にさしました。

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この後、小さいほうの花瓶のバラは実家へおすそ分けに持っていきました。


ついでに‥‥誕生日のディナーはビーフステーキ!!
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もちろん私のことなので、輸入(アメリカ産)の15%引きになっていた肉ですが
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ケーキももちろん買いましたよ。家族3人だけど4つなのは、
ダンナが今ダイエット中で食べないからです。
(ステーキも半分残してました。ダイエット中のダンナの節制ぶりには感心します)
つまり、私と息子と2つずつ。(さすがに1つは翌日までとっておきましたが)
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しかし、ブログもご無沙汰でしたが、最近は一週間が4日くらいに
なってしまったんじゃないかと思うくらいに、日が経つのが早いです。
(ツムツムのハートを送り合っている友人が聞いたら、
「ツムツムにハマっているからよ」っていうかな?
ま、それもありますが(^^;)>

他にも原因(?)として、最近ダンナの仕事が軌道にのってきたというか、
忙しくて、私も細かな雑用を頼まれるんですよね。
このバラのプレゼントも、そんな、仕事が上手くいっていることと、
私の手伝いへのご褒美ってこともあるのかなと思うけど、
とにかく嬉しかったです。感謝!!
次は、100歳に100本のバラを頂戴ねって頼んでおきました(^▽^)

60歳っていうと、立派(?)なシニアですよねぇ。
なんだかウソみたいですが、年金の案内は来るし‥‥
ま、私は会社には結婚前、3年も勤めていないので、
厚生年金はほとんどないですが。
国民年金がもらえるまではまだ5年ありますけど、
きっと、5年なんてスグきちゃうんだろうなぁー。

私、ダンナとは6歳違うんですが、ダンナの還暦の時に、
「♪村の渡しの船頭さんは、今年60のおじいさん~」って
からかってたんです。それから6年も経ったなんて!!
え~?!! あれ2年くらい前じゃなかった??って。

この歌、ダンナは知らないって言い、私もうろ覚えだったんですが、
ネットで調べたら、
船頭さん』って、1941年(昭和16年)7月に発表された童謡だそう。
人生50年どころか、20歳くらいで戦死、病死する人も多かった時代。
当時の60は「お爺さん」だったんでしょうね。

村の渡しの船頭さんは
今年六十のお爺さん
年を取つてもお船を漕ぐときは
元気いつぱい艪がしなる
それ ぎつちら ぎつちら ぎつちらこ

(Wikipediaより)

今は‥‥ありがたいことに、人生80年は当たり前、
ダンナのお母さんももうすぐ100歳になられます。

60歳は、まだまだこれから!!
100歳に100本のバラをもらうまで頑張りますー。
その時、ダンナは106歳か。ともに頑張りましょう!

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楽天市場で見つけたバラの花束



タグ:バラ 還暦

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