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国立新美術館「草間彌生 わが永遠の魂」展 [美術]

4月17日(月)、東京・六本木の国立新美術館へ行き、
「草間彌生 わが永遠の魂」展と「ミュシャ展」を見ました。

国立新美術館に行くまでのことや、ミュシャ展のことは
別記事で書くことにしますが、まず

「草間彌生 わが永遠の魂」展!!
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ホント言うと、国立新美術館でミュシャ展が開催されていなかったら、
ここまで見に行かなかったと思うのですが。

草間彌生の展覧会、2012年11月に松本市美術館まで見に行きました。

松本市美術館「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-11-04

すごく良かった!! 現代美術の展覧会って言うより、
テーマパークみたいに楽しかったし、迫力に圧倒されました。
なので、見ればすごくいいことはわかっていたんですが、
まぁ、前も見たしなぁーなんて思いながら‥‥

国立新美術館に行くのは初めてだし、六本木? 乃木坂??
東京の地下鉄とか複雑で、どーやって行ったらいいの‥‥??
(これでも大学4年間‥もう40年程前のことになる?‥は
東京近郊に住んでいたんですけど)

結局東京メトロ日比谷線「六本木駅」で降り、案内表示に従って‥‥
国立新美術館に着きました。
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え?! この行列はチケットを買う人?!!
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月曜の10時半でこの行列!! チケット売り場はここと、乃木坂駅からの
入口にもあり、そちらもずらりと並んでいました。
良かったー!! オンラインでチケット買っておいて!!
(割引にならないので、ちょっと迷ったんですよね。でも買っておいて正解!!
自宅でプリントアウトするのと、スマートフォン画面表示する方法が
ありましたが、自宅のプリンターでプリントアウトする方を選びました。)

庭の木々に水玉模様の布が巻き付けられています《木に登った水玉 2017》
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1階ロビー
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窓の外のステンレス製ボールは《ナルシスの庭》って作品だそう。
横浜トリエンナーレ2001では、横浜港の海上にステンレス製ボールが
浮かべられていたそうですね。
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山梨の友人と待ち合わせたんですが、電車少し遅れるってメールがあり、
先に1階ロビーにあった《オブリタレーションルーム》に入ってみました。
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草間彌生展のチケット提示で入れます。
入口で水玉ステッカーをもらい、部屋の好きなところに貼ることができます。
ステッカーは持ち帰ることはできません。台紙は出口で回収されます。
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部屋中がカラフルな水玉ステッカーで埋め尽くされつつあります。
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友人と合流して、1階の草間彌生展示室へ。

「40分待ち」ってプラカードを持ったスタッフがいて、えぇ~?!って
驚いたら、それはショップの会計待ちの行列で(それはそれで驚きだけど)
展示室には待たずに入れました。(ホッ)

最初に《生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時》2014年
片岡球子の富士山をさらにポップにパワーアップしたような絵があり、

続いて、巨大な大展示空間の部屋へ。
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壁いっぱいに大型の絵画シリーズ《わが永遠の魂》が約130点!!!
松本市美術館での展覧会では、約64点でしたから、その倍の点数、
しかも、その頃より一枚の大きさも大きくなっているようですし、
これらの130点は「日本初公開」ってことで、
どんだけ描いているの?!! このパワーすごい!!
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この展示室は撮影可でした。
それぞれの絵に
《限りない人類愛は全世界を包んでほしい》
《朝、太陽は地平線にのぼってきた》
《愛が花咲いたときの慶び》とかって、
なかなか素敵なタイトルがつけられているんです。
(どれがどれだか全く覚えていませんが)
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あ、この下の絵のタイトル写真に写ってました
《天国へ上る入口》
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上《野にいでてよろこぶ》
下《銀色の宇宙》
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側面の壁面には194×194cm(S120号)の絵が2段に展示され、
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奥の壁面には少し小さな‥っても162×162cm(S100号)の絵が3段に展示されています。
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下《わが死の祭壇はかくのごとく》
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この絵、黒い画面にピンクのドットを描いたのではなく、
ピンクの画面を黒い色で塗っていったみたいです!!
《あなたにあげた愛のすべて》
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メタリックな絵具を用いて描かれた作品もあります。
私このあたりの絵好きだなぁ!!
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展示室の中央には、ド派手で強烈な立体作品が。
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これ、第一回目のあいちトリエンナーレ2010
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2010-10-10
メインビジュアルになっていたものかな。
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この巨大な展示室の周囲をぐるりと回るように展示室が配置され、
初期作品から現代までの、草間彌生の創作活動が紹介されています。

松本市美術館でも見た、10歳の時に描いた、母親に水玉の幻覚を見た絵、
《残夢》1949年 は、枯れたひまわりが人の骨のようにも見えてドキッとしました。
《太陽》1953年 東京国立近代美術館蔵 そんなに大きくない(38.4×33.7cm)絵
なのに、なんかすごい迫力!! (どちらも展覧会HPの「みどころ」に画像あります)
http://kusama2017.jp/point/

ニューヨーク時代(1957-1973)では、
昨年のクリスマスの日に駆け込んだ豊田市美術館「蜘蛛の糸」展の、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-01-15
「作品をゆっくり読みとくギャラリートーク」で、
テーマになっていた豊田市美術館蔵の《No.AB.》1959年 をはじめとする
ネットペインティングの作品や、
Airmailのラベルをコラージュした作品、
ソフト・スカルプチャーに覆われた梯子や椅子、
ニューヨークの画廊で行った
ソフト・スカルプチャーに覆われたボートと、
その写真を壁いっぱいに貼り付けたという展示が再現されたコーナー、
着物の草間彌生がニューヨークを歩くスライドや、
パフォーマンスの映像(猫に葉っぱを乗せていくところが♡)
草間彌生が書いた小説などの本も並んでいました。

ガラス窓からの光が入る展示室は、21世紀の草間彌生(2)
モザイクタイルの《南瓜》2016年 や、
水玉のマネキンが並び、
続いて、鏡張りの部屋に光がまたたく《生命の輝きに満ちて》2011年
うわー! 無限の空間に迷い込んだみたい。落ちそうでコワイ。

展示は時代が戻って、帰国後の作品(1970-2000)
絵にホンモノの網がかぶせてあるのが面白い
《とらわれのダニー・ラ・ルー》1970年 広島市現代美術館蔵

床と天井の鏡の間に梯子があって、無限に登っていく、
降りていくような不思議な感覚になる《我ひとり逝く》1994年 とか

草間彌生といえばってカンジの《かぼちゃ》とか、
多彩な作品を楽しんだ後、また巨大展示室へ戻り、ショップへ。

分厚くて重そうな図録、ポストカードやマステ、
手ぬぐいやバッグ、スマートフォンケースなど、カラフルでポップな
草間彌生グッズが並んでいて、私は、やよいちゃんのマスコット人形(?)が
欲しかったけど、ショップの会計待ち40分って行列を見てあきらめました。
やよいちゃんマスコット、たしか1,000円で、購入は1人10個までって
書いてありました。えー?! どんだけ人気なの?!!

屋外に《南瓜》の展示があるってことで行きました。
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この南瓜、穴が開いています。穴から顔が見えるように撮ってもらいました。。
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(もちろん南瓜の前でも撮ってもらいましたよー)

草間彌生の展覧会はどうしてこんなに楽しいんでしょうね!!

国立新美術館: http://www.nact.jp/
「草間彌生 わが永遠の魂」展覧会ホームページ: http://kusama2017.jp/
オンラインチケットの購入もここからできます。
観覧券:一般1,600円/大学生1,200円/高校生800円
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ギャラリー水無月「飯沼由貴 作品展」 [美術]

4月14日(金)、岐阜の画廊「アートギャラリー水無月」へ行きました。

飯沼由貴 作品展「たくさんのひとり」が開催されています。
2017年4月7日(金)~16日(日)
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岐阜の画廊が企画展を同時開催する
「ぎふの画廊めぐり」というイベントを行っているということは、
ぎふメディアコスモス「色即是芸」展の、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-02-03
画廊主らの座談会で知って、面白そうと思ったのですが、
今年で23回目となるこの企画、私今まで行ったことはありませんでした。

今年、たまたまツイッターで開催を知りましたが、
一週間だけかぁ、今回も行けないなぁって思ったんです。
でも、岐阜新聞Webの紹介記事の写真がとても良かったので。
https://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170410/201704100751_29401.shtml

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「空から日本を見てみよう」のくもみが喜びそうなトンガリ建物!!
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飯沼由貴さんの描く動物たち、とてもいいですね!!
リアルな描写力もすごいけど、動物たち、可愛いだけでなく、
こちらをじっと見つめているのが、何かを訴えているようでもあります。
たくさんの動物がこちらを見ている作品もいいなぁ!!

輪切りにした木に描いた作品もよかったし、
お祝いのお花も、メルヘンな雰囲気を出しててよかったです。

案内状に使われていた猫もよかったけど、
たくさんの白い猫の真ん中に黒猫が一匹いる作品、
猫好きとしてはたまりませんでした。
(さすが、売約済みの印が! 他も結構売れてました)

で、つい‥‥その絵が使われていたこのポーチ、
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買ってしまいました。3,000円
実は一旦画廊を出たんですが、やっぱり欲しい気持ちが
抑えられなくなって。で、ついでに写真撮らせてもらいました。
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(ホントはもっと撮りたかったんですけど‥‥)

飯沼由貴さんは、1991年岐阜市生まれの若い作家さん。
最新号(2017年春)の
「岐阜まちなか再発見フリーマガジンa un」でも紹介されています。
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Webページはこちら:
岐阜まちなか再発見Webマガジン a un(あ うん)web
http://aun-web.com/

a un 画家 飯沼 由貴さん紹介ページ
http://aun-web.com/art/17580.html

あまり時間がなかったけど、少し歩いて柳ヶ瀬画廊へ
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熊谷守一の絵や書が展示されていました。

しかし、柳ヶ瀬の寂れぶりは‥‥
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でもさすが、素敵なお店もありますし、
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ショーウィンドウに飾られた絵が素敵だったりします。
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そして、古いビルを改装した貸しスペースに、
個性あふれるお店やアトリエが集まっているという「やながせ倉庫」
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街の活性化に、頑張ってほしいですね。
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やながせ倉庫
http://yanagasesouko.com/

アートギャラリー水無月: http://gallery-minazuki.com/

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MOA美術館リニューアル記念名品展(その2) [美術]

3月12日(日)、熱海のMOA美術館へ行ったことの続き
前記事 MOA美術館リニューアル記念名品展(その1):
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-03-16

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メインロビーから、リニューアル記念名品展の展示室へ
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通路の床には奈良の鬼師による瓦が敷かれています。
(MOA美術館のウェブサイトに説明がありました)
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展示室内は撮影禁止、ではなく!!
「個人の利用に限り写真撮影ができます。」!!!!!!
(もちろん三脚や自撮り棒、フラッシュの使用は禁止)
す、すごい‥‥これら撮影してもいいの?!!!!

最初に、ガラスなしで展示されていたのが
《柳橋図屏風》桃山時代 17世紀
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これ、長谷川等伯の《柳橋水車図屏風》と同じ図柄ですよね。
以前、NHK日曜美術館「夢の等伯 傑作10選!」で
取り上げられた時、当時の一大ヒット商品で、
類似作が現存するだけでも20点以上確認されているって聞きました。
過去記事:長谷川等伯
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2010-03-14

ガラスなしで展示されていて、金で盛り上げられた水車や橋の
工芸品のような豪華な雰囲気がとてもきれいに見えてよかったです。

それから、2月26日放送の日曜美術館アートシーンでも
MOA美術館館長 内田篤呉さんが「見えないガラスケース」と
自慢していらした低反射・高透過のガラスと、
ガラスへの映り込みを防ぐ展示室に立てられた黒漆喰の壁!!
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展示品がほんとうに美しく見えます。
でもあまりにガラスが見えないせいか、額をぶつけた跡?らしい
汚れがところどころついていたりしたんですけどね(笑)
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展示品もほとんど「重要文化財」「重要美術品」って
表示されている名品揃い!!

MOA美術館は現在、国宝3点、重要文化財66点、重要美術品46点を含む約3500点を所蔵しています。」とのこと(リーフレットより)

重要文化財《平兼盛像(佐竹本三十六歌仙切)》
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重要文化財《布袋図》黙庵霊淵 了庵清欲 賛
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重要文化財《白衣観音図》吉山明兆
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重要文化財《山水人物蒔絵手箱》
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重要文化財《染付草花文瓶 伊万里》
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重要文化財《色絵桃花文皿 鍋島》
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次の展示室2には、MOA美術館が所蔵する国宝3点が!!!

展示室の中に黒漆喰で塗り込められた特別展示室が作られていて、
闇の中に月光に浮かび上がるように展示されているのが
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国宝《色絵藤花文茶壺》野々村仁清
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そして、MOA美術館を代表する 国宝《紅白梅図屏風》尾形光琳
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この名画が撮影できちゃうんです!!!!

もちろん人気の絵なので、人だかりができていることも多く、
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なかなかこんな写真は撮れないです。
(これらの写真、2回入って撮っています。
 日曜だったせいか、さすがに午後1時頃は混んでましたね。)
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低反射・高透過のガラス越しですが、いえ、だからこそ、
ほんとうに近い距離―ガラスがなければ息がかかるほどの―で
細部まで見ることができて、もう大満足!!です。

左隻の白梅
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右隻の紅梅
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国宝《手鑑「翰墨城」》
書は私、よくわからないのですが‥‥
奈良時代から南北朝・室町時代の古筆が収められているもののようですね。

白氏文集切 伝菅原道真
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優美な仮名文字は伝紀貫之の《高野切》右 《名家家集切》左
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俵屋宗達が金銀泥で描いた鹿の絵に
本阿弥光悦が『新古今和歌集』の和歌を書いた
《鹿下絵新古今集和歌巻断簡》
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次の展示室3には、江戸時代の肉筆浮世絵などが展示されていました。

重要文化財《湯女図》
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重要文化財《雪月花図》勝川春章
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《桟橋二美人図》喜多川歌麿
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重要文化財《二美人図》葛飾北斎
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そして中国美術の展示
《青磁大壺》郊壇官窯
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焼き物も私、よくわかりませんが、なんかこれいいなぁと。
「鑑定団に出したら‥‥」なんて会話が聞こえてきました。

《叭々鳥図》伝 牧谿
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ちょっと驚いたのがこの屏風
重要文化財《洋人奏楽図屏風》
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桃山時代、キリスト教の伝来で、宣教師たちによって運営されたセミナリオなどで
洋画教育を受けた日本人が描いたものであろうと。
油絵のような立体感ある描写は、それまでの日本の絵と全く違いますね。

羊がとても小さくて、2人の男が巨人のように見えちゃうけど。
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建物の透視図法的(ちょっとおかしいけど)な描き方とか、
日本人が描いたとは思えない絵ですね。
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そしてこの、素敵な階段を下りて1階の展示室へ
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重要文化財《阿弥陀如来及両脇侍坐像》平安時代 12世紀
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うわー! 私は仏像もそんなに詳しくないですけど、
なんかすごく心落ち着くいい雰囲気。
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この優しい阿弥陀如来のお顔、平等院の阿弥陀如来座像を思い出しました。
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重要文化財《星曼陀羅残欠》平安時代 天永4年(1113)
900年前に書写された密教の宇宙観
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重要文化財《観音菩薩立像》中国 隋時代 6世紀
小さな像ですが、スマートな体つきをしていらっしゃいますね。
法隆寺の救世観音あたりにも似ているような。
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《菩薩半跏像》中国 唐時代 8世紀
優美な仏様で素敵だなぁと。私この仏様気に入りました。(なんて言ったら失礼かな?)
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次の展示室5では、
重要文化財《釈迦八相図》鎌倉時代 13世紀
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釈迦の生涯の八つのできごとを描いているそうですが、
建物や牛車など、日本的じゃないですかー。
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重要美術品《春日鹿曼荼羅図》鎌倉時代 13世紀
金が華やか。こんな図柄の絵、見たことあるなぁ‥‥
愛知県美術館の木村定三コレクションあたりにもなかったかな?とか思ったら、
春日の神鹿を中心に描く「鹿曼荼羅」と呼ばれる形式の絵画なんだそうですね。
そうだ、細見美術館には《金銅春日鹿御正体》って工芸の鹿があったっけ。
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鑑賞者に「かわいい」って人気だったのがこちら
重要美術品《聖徳太子立像》鎌倉時代 元応2年(1320年)
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太子二歳のときの姿を表したそう。ふっくらしたお顔や腕のあたり愛らしい。

重要文化財《阿弥陀如来立像》鎌倉時代 13世紀
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重要文化財《聖観音立像》奈良時代 8世紀
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MOA美術館の仏教美術の名品を堪能した後の展示室にブースがあり、そこに
杉本博司《加速する仏》という映像インスタレーション作品がありました。
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三十三間堂の観音像の映像が3面にループで映し出されています。
観音像は(三十三間堂の観音像がそれぞれ違うので)少しずつ違い、
無限の観音像に取り囲まれた空間に立つことができます。

展示室6は、杉本博司《海景-ATAMI》
熱海の海を撮影したという写真が展示されていました。
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熱海の海とのことですが、ぼんやりとしたこれらの写真からは、
何か普遍的な‥‥時や場所を超えるような、偉大なものが
感じられるような気がしました。

杉本博司氏は、今回のMOA美術館リニューアルを手がけられたお一人だそう。

展示室の出口には、杉本博司《月下紅白梅図》が展示されていました。
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2015年に開催した「尾形光琳300年忌記念特別展 光琳アート 光琳と現代美術」のために、
杉本博司氏が国宝「紅白梅図屏風」を撮影し、新たに制作した作品だそう。
展示でオリジナルを堪能した後、出口でのこの展示、とても洒落ていますね。
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「リニューアル記念名品展」ってタイトル通りの、
ホント、国宝だの重要文化財、重要美術品って指定がない方が珍しい
素晴らしい作品の展示で、しかもそれが撮影可!!!!! 大満足の展覧会でした。
チラシ中面(クリックで拡大します)
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この「リニューアル記念名品展」は、3月14日(火)で終了しました。
次は「奇想の絵師 岩佐又兵衛 山中常盤物語絵巻」展が、
2017年3月17日(金)~4月25日(火)まで開催されます。
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MOA美術館: http://www.moaart.or.jp/

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MOA美術館リニューアル記念名品展(その1) [美術]

3月12日(日)、なんと熱海まで行ってきちゃいました!!
MOA美術館が2017年2月5日リニューアルオープンして、
そのリニューアルオープンの展示がすごいって、
日曜美術館のアートシーンでも取り上げられていました(2月26日放送)し、
目覚ましがわりに聞いていたNHKラジオ第一
「橋本麻里の美術館で会いましょう」とか、ツイッターでも
評判は入ってきていたのですが、熱海だしーって。
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でも、年明けから我が家の修理とかでいろいろ忙しかったのも
一段落しまして、この日曜日、ポッカリ空いたんですよね。

乗換案内で昼頃に熱海に着くには‥‥って調べたら、
最寄り駅8:46の電車で、豊橋から新幹線こだまで熱海11:58着って
出たんです。名古屋で乗換ても同じこだまで11:58着だったので、
これは1,350円も安い豊橋乗換でしょ!!って。
でも、豊橋での乗換時間9分はちょっとキツかったなー。
名古屋で名鉄からの新幹線に乗換えに比べればずっとラクだけど、
新幹線の切符を買うのに手間取っちゃって‥‥
「駆け込み乗車は危険です」って注意されちゃった。
豊橋駅のホームに転落防止柵があったら乗り遅れてました(^^;)

新幹線こだまの自由席、指定席より空いてました。
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JR熱海駅
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MOA美術館は熱海駅のバスターミナル8番乗り場よりMOA美術館行き約7分って
ことで、バス乗り場に行くと、12:00のバスが出たところでしたが、
この時間15分間隔で運行されていたので、ふんふん、割と便利ねと、
当然待つつもりでいたんですが、バス時刻表の下に
「MOA美術館お得なバスパック」って広告があって、
バスターミナル前の歩道橋を下りた伊豆東海バスの事務所で買えるってことだったので、
10分あれば行って来れるなって行くと、
MOA美術館の一般観覧料1,600円のところ、
バスの往復乗車券(片道170円×2)がついて1,640円!!
さらに、MOA美術館のお抹茶100円割引券付!! ラッキー!!

バスは熱海駅の山側の急な坂道を登ってすぐに終点のMOA美術館へ着きました。
MOA美術館バスターミナル
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(帰りに撮影 以下、帰りに撮影した画像と混じっています)

MOA美術館入口
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入口を入ると、長いエスカレーターがあります。
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エスカレーターはさらに続きます。
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さらにエスカレーターは続き‥‥
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「円形ホール」へ
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刻々と変わる万華鏡を投影しているのだとか。
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円形ホールからさらにエスカレーターに乗って
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本館へは、正面の出口を出て屋外から行くことも、
右手の通路からエスカレーターで行くこともできます。
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屋外へ出ると、相模灘を望む「ムア スクエア」
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ヘンリー・ムアの「王と王妃」が設置されています。

「ムア スクエア」から本館を望む
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相模灘の景色が素晴らしい! 初島が見えます。
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熱海城も見えます。
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さらに階段を上ると
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ブールデルのレリーフがあります。
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中央が《アポロンと瞑想》、左右が《走りよる詩神たち》
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正面玄関
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メインロビー
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1階、2階が吹き抜けになった大きなガラス窓からは、
相模灘を見下ろすことができます。
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黄金の茶室
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秀吉が作ったという黄金の茶室を復元制作したもの。

ワビサビの茶室に黄金なんて、成金趣味で下品かと思ってたけど、
当時の暗い御所内では幽玄な美しさではなかったろうかと。
障子には赤い紗の布が張られているそう。

床の間の書は、秀頼 8歳の時のものだとか。
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さて、いよいよリニューアル記念名品展の展示室へ入りますが、
長くなりましたので、そのことは次の記事で。


MOA美術館: http://www.moaart.or.jp/

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岐阜県美術館一般展示室「それぞれの空間表現展」 [美術]

2月24日(金)に岐阜県美術館の一般展示室で開催されていた
「それぞれの空間表現展」を見に行ったことを。
(展示は2017年2月21日(火)~2月26日(日)なので終了しています)
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去年1月に見に行った
ぎふメディアコスモス「色即是芸」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-02-03
足立絵美さんの絵やパンタン(操り人形)がとてもいいなって見て、
その後、足立絵美さんのツイッターを見つけて
フォローさせていただきました
https://twitter.com/emi8282

そのツイッターで、この展示のことを知り、
日曜日はミニ同窓会の予定だったので、金曜日に行きました。

岐阜県美術館の一般展示室は、たいてい県内の美術団体などが、
県民の絵画や写真などを壁面にずら~っと並べて展示していることが多いのですが、
今回、その空間が贅沢に使われています。

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大野昌之さんの展示
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藤澤真実さんの展示
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大きな繭のよう。
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窓をバックにした透ける感じもいいですね。

戸部善晴さんの作品
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とても鮮やかなパネルが並んでいます。
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足立絵美さんのコーナー
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パンタン(操り人形)の作品や、レトロな人形や絵本など、
足立絵美さんの世界ですね。(クリックで少し拡大します)
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足立さんの部屋を覗いているような感じ。
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足立絵美《MILKY HOUSE》
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足立絵美《utopia no yoru》
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遠藤泉女さんのコーナー
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メビウスの帯状になった布(?)に、書が書かれています。
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オシミタダシさんのコーナー
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え? これは描いたの? 写真にペイントをしているのだとか。
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松井優幸さんのコーナー
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いろんな写真がロープに吊り下げられています。

佐藤仁美さんのコーナー
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松永賢さんのコーナー
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去年秋のギャラリー小さい家「あなたの中のわたし」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-10-30
で、なんとも雰囲気のある、引き込まれてしまいそうな
魅力のある絵だなって見た方ですね。
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男性も女性も中性っぽいミステリアスな雰囲気。
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長縄功太郎さんのコーナー
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絵画はもちろん、書、立体、写真とバラエティがある
10名のアーティストの方が、それぞれの広いスペースを使って
自分の世界を表現していて、面白く拝見させていただきました。

岐阜県美術館の企画展「岐阜の版画」はもう見ていたので、
(感想が書けておりませんが)
岐南町中央公民館でやっていた
「長縄士郎 日本画展」を見て帰りました。
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岐南町中央公民館 こんなきれいな建物ができていたんですね。
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日展参与の日本画家 長縄士郎氏は、1923年(大正12年)
岐南町(旧八剣村)で生誕。岐南町の名誉町民とのこと。
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足立絵美さんのブログ: http://blog.goo.ne.jp/kamikirimushiadachi
(この展示について、足立さんの展示はもちろん、
 他の方々の展示も、美しい写真がたくさんアップされています)

オシミタダシさんのブログ「金魚日和」: http://blog.goo.ne.jp/gooldfish

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じゅうろくてつめいギャラリー「手でみるアート展8」 [美術]

ちょっとバタバタしていて、なかなかブログも書けませんでした。
2月5日(日)に、じゅうろくてつめいギャラリーで開催されていた
「手でみるアート展8」 会期:2017年2月3日(金)~7日(火)
へ行ってきたことを。
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ギャラリー小さい家の小澤さんから案内をもらいまして。
NPO法人アートの駅でやっている展覧会だそう。

じゅうろくてつめいギャラリーに行くのは初めてです。
十六銀行が創立130周年を記念して、平成19年に旧徹明支店を改装し、
地域の文化活動発表の場として無料で貸し出しているそう。
じゅうろくてつめいギャラリーとは:
http://www.juroku.co.jp/aboutus/tetsumei_gallery/about_tetsumei_gallery.html

岐阜市の中心街にあり、専用駐車場はないので、
近くの市営の金公園地下駐車場に停めて行きました。
(30分毎150円、3時間まで600円)

北側の入口
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内部のレトロで重厚な雰囲気が素敵!!
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床にあるのは、二村元子さんと子どもたちの展示
「天使とおばけ」展にあったものですね!
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-12-05
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手前の作品は、2016年の
ぎふメディアコスモス「みんなのアート」展で、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-08-06
チラシ表面に使われていた廣田由里乃さんの作品ですね!
《愛犬の背中》
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その時も、この作品には触ることができました。

手前が地元で活躍されている彫刻家・菅原光則さんの作品《真理》
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柳原義達の彫刻《鳩》も触れちゃいます!
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岐阜盲学校の生徒さんの作品《みかん》
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木の板で作られた《いも虫》
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足が不揃いなので、触るとカタカタ動くのも愛らしい。
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《かぼちゃ》
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こちらは「ギャラリー小さい家」の小澤さんが最近注目している
チェコのガラス造形作家 イワナ・シュラムコヴァーの作品《天狗犬》
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素朴なガラスの質感とシンプルな形がとても魅力的です。
触らせてもらいましたが、すごく重かった!!
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作品集も見せてもらいましたが、大きな作品の存在感すごい!!

丹羽修《サンキュー》
陶の穴の中にプラスチックの球が3つ‥‥もしかして
三(さん)球(きゅう)? (笑)
触るとプラスチックの軽い玉がカタカタ音をたてます。
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丹羽修《すっぽり》 「付録」と書かれた紙に、
「Googleで「すっぽり」と呼びかけ、画像をタッチしてみてください」と。
‥‥私のiPhoneでやったら、猫の「すっぽり」画像が出てきて可愛かった。
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ギャラリー小さい家でも展示されたことがある
田代裕基さんがヨーロッパで集めたアンティークですね。
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手紙などの軽いものを量るための秤なので、少しの力で
複雑に動くのが面白いです。

小澤喜代美さんの作品《長いもの》(手前)と、
《長いものに巻かれる》
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手触りの違う白い布で作られています。
「体に巻き付けてみてもいいですよ」と。

《ハリセンボン》
作品名・作者名は点字でも書かれています。
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私には触ってみても、感触の違いが判らず、
とても読むことはできそうにありません。
点字を打つための道具などもありましたが、凸にするには、
裏側から打たねばならず、読むのと書く(打つ)のが反対に
なるわけで‥‥覚えるのも複雑で大変そうですね。

岐阜盲学校の生徒さんの作品。少しは見える子の作品だそう。
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視覚に頼りがちな現代社会の中で、忘れていた感覚を呼びさましましょう。
(案内はがきより)ってことでしたが、面白い展覧会でした。
レトロな会場もとても良かったです。

銀行時代の金庫が残っています。
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高い天井と中二階の木製手すりの回廊がいい雰囲気です。
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昭和12年に岐阜貯蓄銀行本店として建造された建物だそう。
建物東側より
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徹明通の向かいより見た建物北側の全景。アーケードがジャマですが。
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2月5日(日)の中日新聞の記事
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NPO法人アートの駅: http://www.art-station.org/
ギャラリー小さい家: http://gifulittlehouse.com/

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豊田市美術館「蜘蛛の糸」展 [美術]

今頃になってですが、昨年12月25日(日)、
豊田市美術館「蜘蛛の糸」展に行ってきたことを。
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「クモがつむぐ美の系譜―江戸から現代へ」
という副題がついています。

豊田市美術館の展覧会はいつもとてもいいことを知っていますし、
ツイッターで塩田千春のインスタレーション画像が
流れてきたりしていたので、いいなぁ、行きたいなーとは
思っていたのですが、ついついズルズルと‥‥で、
もうあきらめようかなぁとも思ったのですが、
最終日、翌週は元旦でやることもいっぱいある
(まだ年賀状も終わってなかった)っていうのに、
出かけちゃいました! 日曜だし、電車にした方がいいかなとも
思ったけど、Google Mapsで調べたら、我が家から豊田市美術館まで、
電車で2時間5分、車で1時間15分。これはやっぱり車かな。
ま、私の場合、高速道路の途中で休憩したりするので、
もう少しかかるんですが‥‥。

豊田市美術館は、いかにも車の街らしく、広い駐車場があります。
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6月23日(木)に「デトロイト美術館展」を見に来た時よりは空いているかな。
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-06-27

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観覧券を買おうと、美術館のチケット売り場で財布を出したら、
まずクジをひいてくださいって言われて、ひいたら、
なんと観覧券が当たっちゃいました!!
観覧料一般1,000円だったんですが、ラッキー!!

2階から見てくださいって言われて行くと、
塩田千春のインスタレーション《夢のあと》
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ツイッターで画像も流れてきていましたが、
やはりこの大きさは迫力です!!!
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黒い糸が蜘蛛の巣のように張り巡らされた中に、
白いドレスが10着、吊り下げられています。
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インスタレーションを見ながら階段を上がり3階へ行くと、
まず、新宮晋の絵本《くも》の絵が並んでいます。

蜘蛛の生態や、あらためて蜘蛛の巣の形の美しさに気づかされます。
蜘蛛を嫌う人は多いですね。私は、そんなに嫌いでもないですが、
もちろん好きでもないです。
でも、蜘蛛や蜘蛛の巣をこんなに美しく描いたり、
工芸のデザインにした作品たちを見て、その魅力に驚かされました。
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熊谷守一《地蜘蛛》1963年 メナード美術館蔵
最初見た時、これってアリじゃないの?って思ったんですよ、
蜘蛛の巣も描いてないですし。でも、同じ部屋に展示してあった
猪瀬光の写真(チラシ裏面の熊谷守一の下の画像)を見て、
なるほど、これは蟻じゃなくて蜘蛛だわって。

江戸時代の《鍋島色絵蜘蛛之巣梅花散らし文八角》のモダンなデザイン!!

江戸時代の《槇に蜘蛛巣蒔絵螺鈿手箱》もスゴイ!!
気味が悪いと思われがちな蜘蛛の体が螺鈿で、
金で描かれた蜘蛛の巣のなんと豪華で美しいこと!!

チラシ裏面に載っている
明治時代の旭玉山《葛に蜘蛛の巣図文庫》清水三年坂美術館蔵
ホンモノが貼り付いているかのようなリアルな蜘蛛の巣は、
象牙(鯨ひげという説もあるそう)でできていると、
2015年11月に岐阜県現代陶芸美術館で見た
「超絶技巧! 明治工芸の粋」の図録で知りました。
(図録まで買ったのに、ブログに感想が書けておりません(^^;)

旭玉山(1843-1923)は、象牙の髑髏で知られた方ですね。
名古屋ボストン美術館「ダブル・インパクト」展で見た
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-08-30
ガイコツ《人体骨格》は鹿の角でできていましたが。

やはり岐阜県現代陶芸美術館「超絶技巧! 明治工芸の粋」展で見た
正阿弥勝義《古瓦鳩香炉》清水三年坂美術館蔵
瓦のように見えるけど鉄でできているんですね。

外の景色が見られるゆるやかなスロープを通って次の展示室へ行くと、

《ヤツデに蜘蛛の巣模様羽織》昭和初期 池田重子コレクション蔵
おぉー、このリアルな蜘蛛の巣を羽織のデザインにするのがスゴイ!

上村松園の嫉妬に狂う女を描いた《焔》の下絵が展示されていました。
残念ながら本画は図版でしたが、着物の蜘蛛の巣模様が
下絵では着物の裾に少しだけしか描かれていなくて、
本画で加えられたものだとわかります。そのため
女性の狂気がさらに増して凄絶な雰囲気になっているなと。
蜘蛛の巣のスケッチも展示されていました。
《焔》のためのスケッチかは不明だそうですが。

橘小夢《刺青》1923年 谷崎潤一郎の小説を題材にした木版画
おぉ、お耽美!! こういうアブナイ世界、私結構好きですけど、

森村泰昌《セルフポートレイト(女優)/ワカオアヤコとしての私》1996年
になると‥‥1966年の映画「刺青」の主演女優、若尾文子に扮した
セルフポートレイトってことですが‥‥ちょっと生々しすぎて。

月岡芳年《奥州安達がはらひとつ家の図》は怖くてアブナイ絵だけど、
どこか美しくてドキドキしちゃうところがあるけど、

荒木経惟の《緊縛シリーズ》の写真は、うーん‥‥
エロス? なんか生々しくてギャグのようにも見えちゃうんだけど。

岐阜県美術館が所蔵する山本芳翠《裸婦》1880年頃 が
展示されていたのにはちょっと驚きました。
日本人による油彩裸体画として最初期の、
重要文化財に指定されたこの作品、
岐阜県美術館の所蔵作品展でよく見ていますが、
豊田市美術館の明るい展示室で見るとまた違った印象!
今まで白い布と裸婦しか見てませんでしたが、バックの森や、
女性が見ている蜘蛛の巣や蜘蛛に気づくことができました!

愛知県美術館からは、
木村定三コレクションの英一蝶《王子喬図》や、
拾得が箒で蜘蛛の巣を掃っているというユニークな
曽我蕭白《寒山拾得図》が来てました。

工藤哲巳《無限の糸の中のマルセル・デュシャン。
プログラムされた未来と記録された記憶の間での瞑想》1977年
も、愛知県美術館のコレクション展「線の美学」で見て
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-12-17
なんかガラクタみたいって印象深かったヤツだ!

山口薫《孤独者のすまい》1955年 群馬県立近代美術館蔵
(チラシ裏面左中段)真ん中に描かれた蜘蛛がなんとも
愛嬌があるというか、カワイイというか‥‥

一見、街灯の写真かと思ってしまった小柳裕の作品が
2点並んでいました。カンヴァスに油彩で描かれているそう。
光っていると見えるところは、カンヴァス地が何も塗らずに
そのまま残してある部分だとわかると、
何も塗っていないカンヴァスが光っているように見える
絵の虚構?みたいなことに気づかされます。
《A Method/Source of Light 16-5》2016年の
街灯に照らされる蜘蛛の巣と蜘蛛がとてもリアル。

部屋で鑑賞していたら、隣の部屋のカラクリが始まりますよ
と教えてもらったので見に行くと、
ムットーニ《蜘蛛の糸》 本展覧会のために制作されたという作品
機械仕掛けのからくり時計の中で、蜘蛛の糸をよじ登るのは、
スーツ姿の男。なんか懐かしい見世物って雰囲気。
からくりをやっていない時の時計から漏れる光の演出も良かった。

展示室を出て、階段を降りると、そこに展示してあったのは
戸谷成雄の巨大な彫刻《雷神―09》 撮影可でした。
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1階の「蜘蛛の糸」展示室へ行く前に、
2階の常設展の展示室5を見ました。
2017年が酉年のためか、速水御舟の《鶏》1925年 や、
コンスタンティン・ブランクーシのブロンズ彫刻
《雄鶏》1924年(1972年鋳造)が展示されていました。
奥には豊田市美術館が誇る
クリムト《オイゲニア・プリマフェージの肖像》1913/14年や、
エゴン・シーレ《カール・グリュンヴァルトの肖像》1917年も、
展示されていました。

1階の展示室の前にあった
青木野枝《Untitled(NA84-1)》豊田市美術館蔵 撮影可でした。
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1階の「蜘蛛の糸」展示室ではまず
芥川龍之介の小説『蜘蛛の糸』が発表された
児童向け文芸雑誌『赤い鳥』の創刊号(1918年/大正7年)が
展示されていました。(但しこれは1986年の復刻版だそう)

壁では大藤信郎の白黒影絵アニメーション《蜘蛛の絲》が上映されており、

部屋の一角が藪内佐斗司《蜘蛛のいと》の展示になっていました。
カンダタや地獄の罪人たちが赤ん坊の姿で表現されていて、
この世へ生まれてくる場面のようにも見えました。

次の部屋には鴨居玲の《蜘蛛の糸》と題された絵が3点ありました。
どれもおどろおどろしい。カンダタはまだ地獄の血の池に浸かっていて、
蜘蛛の糸につかまった瞬間で、もう他の罪人たちも集まってきています。

でもこの部屋でものすごいインパクトだったのが
青木千絵の立体《BODY 08-2 ―昇華―》
足はリアルなのに、胴体が大木のようになって天井へ伸びています。
よく見ると、足は床スレスレに浮いているんです!!
漆でできているそう。

その隣の部屋は小泉明郎の映像
《悲劇の誕生(インスタレーション・ヴァージョン)》
男性が、ニーチェの『反キリスト者』を朗読していると、
たくさんの「腕」が彼にいたずらをしてきます。
顔をいじくったり、本をくしゃくしゃにしたり、
いたずらはだんだんエスカレートしていきます。

次の部屋へ進むと、草間彌生《No.AB.》1959年 豊田市美術館蔵
の巨大な絵(210.3×414.4cm)の前に椅子が並べられていて、
チケットを受け取った時にも案内されたのですが、
月一回行われているという
「作品をゆっくり読みとくギャラリートーク」が始まるところ
だったので、せっかくだからと参加しました。
ガイドボランティアの方に言われて、この絵をよく見て、
どんな印象を持ったか発表し合うのですが、
「木の幹の表面のよう」とか「海のうねりのよう」とかって意見が出て、
そうかー、皆さんイメージが豊かだなぁ~と。うーん私は、
これはドットを描いていったんじゃなくて、白い網目を描いていったのね
みたいな即物的(?)なことしか浮かんできませんでした(^^;)>
この絵、最初に黒で塗りつぶして、それから薄い白を塗り、そして、
無数の白い網目を描いていったのだそう。
でも、そう言われても、私には黒には見えなくて、モスグリーン色に
見えるんですけどー。

この部屋には田中敦子《'94B》1994年 豊田市美術館蔵
巨大な(300.0×510.0)絵もあって、強烈な色彩が
草間彌生のモノクロの絵と対照的で、インパクトありました。

このあたりから、少し見るのが疲れてきたかな。

秋山陽の大きな陶の作品《Heterophony 4》と
壁に並んだ《交信》という作品は、
クモの巣を鉄粉で紙に定着させたというもので、
蜘蛛の糸の造形の美しさに驚きます。
《交信》というタイトルも、自然との交信、
陶の作品との共鳴みたいなものを感じていいなぁと。

浅野弥衛の作品、線が詩的な雰囲気でいいなぁってくらいで
見て行ってしまったんですが、後で図録で
これらは油彩だって知って驚いているところです。

雪原の轍(わだち)のようだなぁって見た狗巻賢二の作品たちは、
白い油絵具を何度も塗る行為によって描(?)かれているそう。

さかぎしよしおうの造形も、磁土をスポイトから1滴ずつ垂らして
積み上げていくという作業を繰り返して作られているそう。

額田宣彦の一見コンピュータで作ったパターンかと思うような
平面作品、全てフリーハンドで描かれているとのこと。うーん‥‥

小川信治の、一見写真を対象にしてプリントしたのかと思う作品は、
実は紙に鉛筆で描かれているのだと!!
かなり近寄って見ないと描かれているとわかりません。
写真のキズなども描いていて精緻な描写力すごいけど‥‥

このあたりの展示「第5章 蜘蛛の巣のように立ち現れるものたち」
というテーマで「蜘蛛の巧妙で精巧な網づくりを彷彿とさせる
アーティストたちの多様な表現」が紹介されているそう。
‥‥ご苦労様です‥‥みたいな印象を持ってしまった(^^;)>

そして最終章の「第6章 見えない糸、希望の糸」の展示では、
人工合成クモ糸繊維QMONOS(TM)を用いたジャケットのプロトタイプ
「MOON PARKA(TM)」とか、

加藤翼の、大勢の人がロープで建造物を引き起こしたりする
プロジェクトのヴィデオが展示されていましたが、
私あまり映像作品は好きでないので、
このあたりかなり素通りしてしまいましたm(__)m
盛りだくさんの展覧会でとても満足です。

1階の常設展の展示室では、小堀四郎、宮脇晴の油彩と、
宮脇綾子のアップリケが展示されていました。
小堀四郎という画家、私知りませんでしたが、
確かな描写力もすごいけど、どこか深くて静謐さを感じさせる絵で、
いいなぁと思いました。

常設展の展示室の横のコーナーには
小泉明郎《インド人よ来たれ/これは茶番だ》2012年 がありました。
パル判事が書いた『パル判決書』を読む男性を
ジャマするたくさんの腕。モニタの周囲に散らかった紙が、
まるで画面から放り投げられたようでもあります。
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本展にあった、本を読む男性をジャマするたくさんの腕の映像
《悲劇の誕生》の方ですね。

いつ来ても、豊田市美術館の建物、素敵だなぁと。
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高橋節郎館も行ってみました。「蜘蛛の糸」展の期間中は、
「琴線」というテーマで、高橋節郎の漆の作品の線に注目して、
併せて豊田市美術館蔵の線をイメージさせる現代美術が
展示してありました。
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16:30より、塩田千春のインスタレーションの特別ライトアップが
あるとのことで、もう一度撮影してきました。
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この展覧会良かったです。観覧料が無料になったこともあって、
図録買ってしまいました!  2,700円
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豊田市美術館のHP: http://www.museum.toyota.aichi.jp/

--オマケ--
赤い帽子をかぶったピカチュウ発見!!
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残念ながら逃げられてしまいましたー

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愛知県美術館 新野洋「日月の江(じつげつのかわ)」他 [美術]

12月15日(木)、愛知県美術館へ行き、
コレクション企画展「日本で洋画、どこまで洋画?」展
見たことは前記事

一度出てすぐ隣の入口から入ります。
前室には加藤昭男の彫刻《何処へ》

展示室4は、大沢鉦一郎と宮脇晴の展示。
大沢と宮脇は大正半ばに名古屋で「愛美社」を結成し、東京の岸田劉生らと同期した細密描写を行いましたが、 その後は形や色を簡略化しながら人物の生命感や物の本質をとらえる表現を追求しました。 このたび大沢の後半生の作品4点をご寄託いたたきましたことを機に、 二人の画業全体をご紹介します。」(出品リストの説明より)
それぞれの自画像から始まる展示。二人とも描写力すごいです!!
大沢鉦一郎《大曾根風景》や、山田睦三郎《樹間風景》1919年 の
力強くてリアルな風景画!
そして大沢鉦一郎《ジンベを着たる少女》1920年 の描写力!!
宮脇晴のペンによるスケッチ《母の像》《鉢巻の自画像》1925年
写実的な画力すごいなぁ!! って見て行きましたが、
大沢鉦一郎の晩年の《しべ》1966年 《つり》1972年頃 の
ゆるくてカワイイ絵がもう最高!!
宮脇晴の晩年の絵も、なんとも味がありますね。

続く展示室5は「19世紀末から20世紀末に至るまでの西洋美術のなかから、
具象的傾向のある作品を選び、ご紹介します。」ってことで、
久しぶりに、
エドワード・ジョン・ポインター《世界の若かりし頃》1891年
が展示されていました。最初に見た時ほどはいい絵だとは
思わなくなったかなぁ‥‥でも、水に浮かぶ花びらや金魚、
大理石の柱、薄衣をまとった少女たち‥‥美しい絵です。

愛知県美術館が誇るクリムト《人生は戦いなり(黄金の騎士)》1903年
ピカソの青い時代の名品《青い肩かけの女》1902年
デュフィ、キルヒナー、ボナール、エミール・ノルデ‥‥
常連(?)の西洋の絵画が並んでいました。

展示室5から見える薄暗い廊下(前室2)に
この作品が吊り下げられていて、気になっていたんです。
APMoA Project, ARCH(プロジェクト・アーチ)vol.19

新野洋(しんの ひろし)《形質の遺伝》2016年
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ほの暗い場所で、ぼうっと白く光っていて、とても美しいです。
材質は、FRP・白珪石・LED だそう。

「プロジェクト・アーチ」とは、愛知県美術館の学芸員と作家との
協同によって作られる展覧会。今回もう第19回になります。
若い作家さんの作品は、正直、ふーーん‥‥ってことも多いのですが、
今回の新野洋さんの作品はとても美しくて、すごくいいなって思いました。
企画された学芸員は、中野悠さんだそう。(愛知県美術館ウェブサイトより)
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/

新野洋さんの作品は、
ヤマザキマザック美術館「森の夢」展 で見て、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-07-28
繊細な架空の虫たちの世界、素敵って見ましたが、
今回はさらに私の好みです!!

展示室6がプロジェクト・アーチのメイン展示室
新野洋《日月の江(じつげつのかわ)》2015年
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素敵です!!

廊下の突き当りにあったのが《生命の房(2016.9.23)》
窓の外の風景とも相まって、いい雰囲気です。
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展示室7は、「うえからながめる」というテーマで、
部屋の床に大きな《尾張国絵図(複製)》があり、絵図の上に
乗って見られるようになっていました。
原本は1701(元禄14)年 愛知県図書館蔵だそう。

外国の劇場かな? 上(客席)から眺めている舞台を描いた
川島理一郎《技場の図》1925年

須田剋太《甲子園高校野球》1988年 細かい色紙(?)が
貼り付けてあったりして楽しい。木村定三コレクション

香月泰男《サッカー》1970年 も、木村定三コレクション
小品だけどいいなぁ。さすが木村定三さん!

山水画や名所絵など、有人飛行以前からひとは上空から地上を見下ろす 視線をシミュレートし、眼下の遠大な景色を想像しながら 絵に描き起こしてきました。古今の俯瞰的な描写を比較しながら、その魅力をご紹介します。
とのことで、
青木蒲堂《養老山真景図》江戸時代後期 は、
あー養老の滝だとかって見たんですが、
田原氏博物館から重要文化財の渡辺崋山《千山万水図》が来てたんですね。
‥‥スミマセン、そんな重要なものとは気づかずに、
ジミな絵が続くなーってくらいで見てっちゃいました。
(この展示室あたりになるとだいぶ疲れが出てきちゃうんですよね)

展示室8は木村定三コレクションの熊谷守一の展示
今までもここや岐阜県美術館でも見てるし、閉館時間も迫ってきてたので、
一通り見て出ました。
岐阜県美術館「熊谷守一」展 の図録の表紙にもなっている
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-10-27
《雨滴》1961年 やっぱいいですね!!
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守一のいる場所 熊谷守一

守一のいる場所 熊谷守一

  • 作者: 熊谷 守一
  • 出版社/メーカー: 求龍堂
  • 発売日: 2014/09
  • メディア: 大型本



愛知県美術館のウエブサイト: http://www-art.aac.pref.aichi.jp/

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愛知県美術館「日本で洋画、どこまで洋画?」展 [美術]

12月15日(木)、愛知県美術館へ行きました。

「日本で洋画、どこまで洋画?
――高橋由一から現代画家まで――」という展覧会をやっています。
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11月18日(金)~12月18日(日)までの1か月間
という短めの期間で、最近は雑用も多く、なかなか行けなくて、
パートが休みだったこの日こそ行かなくてはって思ってたんですが、
午前中、用事もできて‥‥2時頃にやっと出かけることができました。
愛知県美術館に着いたのが3時過ぎ。愛知県美術館は午後6時まで
開いててくれるので助かるんですが、展示も多いので、
見るのに結構時間かかるんですよね。(私の場合、2時間では足りません)

会場入口で友の会の会員証を見せて入ります。
今回はコレクション企画なので、会員証にスタンプは押されません。
一般観覧料も500円という安さ!

でも愛知県美術館のコレクションはすごいので、
展示は充実しているんです。
コレクション展となると、愛知県美術館の学芸員さん頑張りますしね!
この展覧会の担当は、平瀬礼太 主任学芸員。
今年4月から愛知県美術館へいらした新しい学芸員さんで、
以前は姫路市立美術館に勤務されていたそうです。
(友の会会報「空中回廊」43号より)

こちらから「空中回廊」バックナンバーが読めます。
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/japanese/friend/member/kaiho.html

最初や、所々に掲げられていた説明もとても興味深かったです。
「洋画」という言葉、もちろん知ってます。
でもあらためて言われると確かに不思議ですよね。

映画で洋画というと、外国の(それも西洋の)映画なのに、
美術で洋画というと日本人が描いた絵ですよね。

「日本画」が、「明治時代以降、近代国家としての体制を
確立していく過程で形成された一つの絵画制度」で、
江戸時代までの絵は「日本画」とは言わないってことを、
岐阜県美術館「ゆるり日本画 絵の中の旅」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-07-31
の講座で聞きました。
「洋画」は、その「日本画」と対になるようにして生まれたわけですね。

明治時代、西洋の文明が入ってきて、西洋絵画のリアルさに
まるで実物がそこにあるようだ! と、
日本人が驚いたことは想像がつきます。
まだ写真もそんなに普及していなかった時代ですしね。

西洋人は西洋人で、日本の美術の素晴らしさに驚いていたんですけど。

そんな双方の驚き(インパクト)をテーマにした展覧会が
名古屋ボストン美術館「ダブル・インパクト」展 でしたね。
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-08-30

「日本で洋画‥‥」展では、まず最初に、
山本芳翠がシャルル・シャプランの絵を模した
《月下の裸婦》1882-86年頃 が展示されていました。

高橋由一《厨房具》1878-79年 や、野崎華年《武具》1895年 とかは、
うーん‥‥当時の人はリアルで驚いたのかなぁと。

もう少し後の解説で(あくまで私が覚えていることなので違っていたかも)
植民地絵画とか、優れた美術がある日本人が、なぜこんな低レベルの
模倣をするのかと、海外の人からも批判されたこともあるようです。
でも、頑なに自分たちの文化を守って、外国の文化を排斥するより
いいのではないかと。そういう柔軟な姿勢が、後の様々な表現に
つながっていったのではないかと。

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高橋由一《不忍池》1880年頃(チラシ裏面上左)
この絵はコレクション展で何回も見たことがありますが、
今回なんかすごくキレイに見えました。照明がいいのかな?
今年春、ボッティチェリ展で上京した時に、
不忍池の周囲を散歩したこととかも思い出したりして。
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-03-13
うんうん、やっぱり浮世絵の風景画とは全く違うなぁと。

久米桂一郎《秋景》1892年 の、いかにも印象派!って
明るい積みわらの風景、いいなぁって。
そうか、影に紫色が使われているんですね。

海老原喜之助《ゲレンデ》1930年 白と水色のストライプのような
スキー場の風景、いいなぁ好きだなって思いました。

今までも見てますが、古賀春江《夏山》1927年
童画のようにも見えるけど、なんか笑っちゃうほどいい!!

ヴラマンクに師事して、フォーヴィスムの絵を描いた
里見勝蔵(1895-1981)の《裸婦》1928-29年頃
強烈な赤い色が迫力です。

満谷国四郎(みつたに くにしろう 1874-1936)の
ちょっと日本画のような、平面的で穏やかな《裸婦》1930年 と
対比させるように展示されていたのも面白かったです。

中野安次郎《樹氷》1936年 雪の白がとてもきれいに見えました。

伊藤廉《水牛の喧嘩》1937年 迫力!!

鬼頭鍋三郎《機銃分隊習作》1942年
戦争の時代だったんだなぁ‥‥と。

中沢弘光《春来る》1946年 は、
ショールを脱ぐ婦人に、戦争が終わって新しい時代が来たことを
象徴させているのだとか。

戦後すぐは、西洋の絵の複製を有料で見せる展覧会もあって、
人々がつめかけたって解説もあって、皆文化に飢えていたんだなって
興味深かった。

桂ゆき《人と魚》1954年
今年1月、日本のシュルレアリスムをテーマとしたコレクション展で、
とてもインパクトがあった作品。
こちらに感想を少し書いています
愛知県美術館プロジェクト・アーチ「水戸部七絵」展とコレクション展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-01-19
マンガのような人の顔とリアルな縄の対比も面白い。
アメリカの水爆実験で日本の漁船が被曝した事件を扱っているのだとか。

北川民次《砂の工場》1959年(チラシ裏面左下) あたりには、
社会問題的なテーマの大きな作品が並んでいて、
時代のようなものを感じました。

時代と言えば、昭和、戦後の一世を風靡したってカンジの
東郷青児《月夜》1958年 が展示されていて、
わっ、東郷青児だって。この人の絵、お店や個人の家の壁に飾るような
小さな絵のイメージだったので、展示されていた絵の大きさがちょっと意外。
まぁ通俗的で甘くロマンチックな絵ですが、
ツルンとした陶器のような肌の画面がきれいだなって見ました。

「どこまで洋画?」って展覧会のタイトルだけど、このあたりから、
洋画=油絵って区分けもなんか曖昧になってきているようで‥‥

出品リストの種別欄には「日本画」ってある
星野真吾《喪中の作品(昇天)》1965年 とか、

中村正義《ピエロ》1963年 も展示されていました。

そして、
愛知県美術館「あなたのリアル、わたしのリアル。」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-07-09
メインビジュアルに使われていた上田薫《なま玉子 G》1976年 とか、

変形パネルにアクリル絵具をエアブラシで吹き付けて描いた
三尾公三《FICTION SPACE (X)》1974年
いろんな表現が出てきて面白いなぁと。

吉本作次《中断された眠りⅡ》1985年 では布も使われていました。
岐阜県美術館「Artのメリーゴーランド」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2010-01-10
吉本作次の作品を見た時は、なんか装飾的で漫画チック‥‥って、
見たんですが、この作品はそのマンガチックな人物と暗い画面、
そして布がマッチしてて、この雰囲気いいなって見ました。
浜田知明《初年兵哀歌》を思い出したりして。

そして、いつ見ても、
斎藤吾朗《描けば描くほど》2002年 は新たな発見があって迫力です。
今回の説明パネルで、真ん中にラスコー洞窟の壁画の絵があって、
上半分が日本の画家で、下半分に外国の画家が描かれているってことが
わかりました。

最後の部屋には、
「アイチのチカラ!」展「あなたのリアル、わたしのリアル。」展でも見た
小林孝亘《Stairs》2008年 (チラシ裏面上右)や、

「アイチのチカラ!」展 のメインビジュアルだった
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-02-03
安藤正子《おへその庭》2010年

女の子の目が月と地球で、何かのキャラクターのようでカワイイ
藤城凡子《Capter5 そして月と地球》2006年

最後に、チラシ表面に使われている
奈良美智《Girl From the North Country》2014年
があり、「洋画」というジャンルにとらわれないような
若手作家たちの作品の展示、楽しかったです。

愛知県美術館の展示はまだ続きますが、とりあえずここでアップします。
出品リスト見てると、この作品も良かった、書いておきたいって、
どんどん長くなってしまうんですよね。(そして時間もかかります)
でも、こうやってブログに書いておくと、後で検索した時に
思い出すことができて便利だって気がついて、忘備録として
書いています。もし読んでくださった方がありましたら、
どうもありがとうございます。お疲れ様でした。

愛知県美術館のウエブサイト: http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
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岐阜県現代陶芸美術館「ふりそそぐ白の世界」展 [美術]

12月4日(日)、多治見のセラミックパークMINOにある
岐阜県現代陶芸美術館へ行き
「人間国宝 石黒宗麿のすべて」展を見たことは前記事に書きました。

岐阜県現代陶芸美術館のギャラリーⅡでは、
「ふりそそぐ白の世界」という展示をやっています。
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岐阜県現代陶芸美術館のチラシやポスターはいつも素敵なんですが、
このチラシも銀色の文字で、とても美しいです!

今回は、岐阜県現代陶芸美術館と岐阜県美術館の
コラボレーションによる展覧会。両館のコレクションから
白い作品が選ばれて展示されています。

最初の部屋(A室)には、チラシ表面上に一部が使われている
大巻伸嗣《ECHO-Crystallization》2005年
修正液とクリスタル・パウダーで大画面の白いアクリル面に
白い植物の絵が描かれています。岐阜県美術館蔵の作品。

岐阜県美術館「Artのメリーゴーランド」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2010-01-10
で、この作品が展示されていて、多目的ホールでは
インスタレーションも行われていて印象深かったです。

ここでも、白いお花のシールを美術館入口のガラス面に貼る
イベントが行われていました。

チラシ表面下のフクロウの作品は
アルベルト・ヨナサン《Watchers》2014年

2015年3月に見た
岐阜県現代陶芸美術館「世界とつながる本当の方法」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-03-20
で展示されていました。蛾を並べた作品もあったなぁ。
アルベルト・ヨナサン
1983年インドネシア バンドン生まれ
2012年より京都精華大学陶芸コース研修生、2014年より大学院在籍
(世界とつながる本当の方法図録より)

「世界とつながる本当の方法」で展示されていた
出和 絵理(1983年 石川県生まれ)の、まるで紙でできているかの
ように薄い磁器の造形《Forest》2011年もありました。

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アルネ・オーセ(1940- ノルウェー)の《白い器》1998年
この薄い器すごいなと。かなり大きいのもすごい。
(チラシ裏面下段右から2番目)
ただ、ちょっと実用はできそうにないですね。

階段を上がったB室では、もう少し実用的な‥‥まぁ、
作家さんのモノとか貴重過ぎて使えないでしょうが‥‥陶磁器が
展示されていました。

荒川豊蔵《志野水指》とか。志野は白い釉薬をかけますね。

白磁・青白磁の技術により重要無形文化財保持者(人間国宝)である
塚本快示《白瓷輪花鉢》の白磁が美しかった。
(私、抹茶茶碗のワビサビより、こういうツルンとした磁器が好きだなぁ)

そして、これは量産品で森正洋はデザイナーなのかな。
森正洋《パーティトレイ“セラベスク”》1994年(チラシ裏面下段中央)
いかにも「モダンデザイン」ってカンジの、シンプルで機能的な
白い皿。いろんな使い方ができそう。
展示では並べ方が変えてあって、白い器が華やかに見えました。

森正洋(1927-2005)、
第1回グッドデザイン賞を受賞した《G型しょうゆさし》や、
無印良品の白い器などもデザインされている方なんですね。

同じ森正洋の《ファンシーカップ》1969年 は、
白くてシンプルな中にも遊び心があっていいなぁ。
こんな器を使ったら、日常がアートになりそう。

チラシ裏面下段右端の
アラビア、デザイン:カティ・トゥオミネン=ニイットゥラ
《“ストーリーバード”ピッチャー》1993年 もシンプルで機能的だけど、
アートっぽくていいなぁと思いました。

「アラビア」って、フィンランドの陶器ブランドなんですね。
同じアラビア社の、デザイン:クリスティーナ・リスカ
《花器“ゾーン”》1997年 も展示されていました。

最後のD室は、またアートっぽく(?) 岐阜県美術館所蔵の
伊藤公象《多軟面体シリーズ―白い群生物―》1986年(チラシ裏面上左)

そして、「世界とつながる本当の方法」展で見た
板橋廣美《白の連想》1987年(チラシ裏面上右)や、

「きになるかたち」展で見た、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-06-27
鉄板が並んだ上に置かれた白い陶磁器が柔らかいモチのように垂れている
板橋廣美《白の連想1990》も展示されていました。

「きになるかたち」展でカワイイ!って見た
斎木俊秀《三つ足(フラワーベース)》1995年 も展示されていて、
白い陶磁器のツルツル感がいいなぁと見ました。

白い陶磁器っていいですねぇ。
♪まっ白な陶磁器を ながめては飽きもせず かといって触れもせず‥‥
(小椋佳「白い一日」)
岐阜県現代陶芸美術館(そして岐阜県美術館も)いい作品を持っているので、
所蔵品展も楽しみです。

周辺の紅葉もまぁそれなりに楽しめました。
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ポケモンもいましたし(笑)
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さて、ちょっとお腹も空いていたし、何か食べたいって思ったんですが、
ここ、閉店したレストランのあとに、カフェもオープンしたのですが、
営業時間が16時までなんですよね。で、もう時間もないし‥‥と、
どこへ行こうかなって考えて、土岐プレミアム・アウトレットを
思いついて調べたら、ここから8分って出たので、飲食店もいくつか
あるだろうし‥‥って、初めて行ってみることにしました。

が、日曜日だったのを忘れてましたww
すごい混雑しているじゃないですかー。
え~?! こんな田舎に、皆、買い物に来てるんですか?!!!
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サンドイッチとコーヒーをいただきました。600円
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捕まえられまかったポケモン‥‥
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ここ、ポケモンGOのモンスターいっぱいいますね!
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これも逃げられたポケモン(笑)
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とても広くてお店もいっぱいあったけど、買うものも
思いつかなかったので、早々に退散しました。

土岐プレミアム・アウトレットのHP: http://www.premiumoutlets.co.jp/toki/

岐阜県現代陶芸美術館: http://www.cpm-gifu.jp/museum/
岐阜県美術館: http://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/
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